2010年11月2日放送

1950年代アメリカ。マリリン・モンロー、ラナ・ターナーほかセックス・シンボル的な女優が花盛りだった時代に、ただ一人清楚で知的な美しさで観客を虜にした女優がいた。
グレース・ケリー。クール・ビューテイと呼ばれた彼女はヒッチコック監督作品をはじめ様々な映画で喝采を浴びた。
だが、彼女には裏の顔が…出演する映画で濃厚なラブシーンを演じるグレースは、本当に相手役の俳優と次々に恋に落ちてしまうのだ。
ゲーリー・クーパー、ウィリアム・ホールデン、そして大俳優クラーク・ゲーブルとも…次々と浮名を流すグレースの相手に共通する点、それは年の差だった。
20以上も離れた俳優とばかり恋に落ちるグレース。そこには、彼女の幼少期から続くある理由があった。兄弟のなかで一人だけ父に冷たくされていたグレース。
そこには、父へのコンプレックスが潜んでいたのだ。なんとか父に認められたい…グレースのその思いは、思わぬ形で実現する。
仕事で訪れたモナコ公国で、国王レーニエ大公に見そめられたのだ。世紀の結婚。だが、その裏にはグレース、レーニエそれぞれの思惑があった…。