【プロの眼マンデー】インフレ期待を決めるのは“経験” 7月1日(月)

日銀のインフレ目標2%の実現には至っていません。日銀の見込み違いはどこにあったのか。東京大学・物価のスペシャリスト渡辺努教授の研究で分かってきたことは「インフレ期待を決めるのは“経験”」、ということです。黒田緩和の初期には,日銀がインフレを起こすと宣言しさえすれば,人々は,将来物価が上がると予想し始め,そうなれば,消費者はある程度の物価上昇を受容し,企業も値上げに踏み切ると考えていた。ところがインフレ期待を決めるものは「言葉」でも「事実」でもなく、「経験」が決めるというもの。これは、インフレの経験のない世代が多くいる状況では金融政策でいくら緩和してもインフレ期待は上がらない、いくら待っても日銀のインフレ目標2%は達成しない、ということ。ではどうしたらいいのか。渡辺教授は移民の増加がインフレ期待の上昇に貢献するのではないかといいます。

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