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世界的ブームで注目 レコード針メーカー【輝く!ニッポンのキラ星】 7月13日(火)

兵庫県新温泉町にあるレコード針を製造するJICO。手掛けるレコード針はおよそ2,200種類で、月に6,000本を手作業で製造。レコードの音をきれいに再現するために重要なのは針先の0.6ミリのダイヤモンドチップと振動を伝えるカンチレバー。ダイヤモンドチップは形が少しでも変わると音質に影響するため本物のダイヤモンドが使われている。顧客からの要望に1本1本手作業で丁寧に対応した結果、今では100ヵ国から注文が来る。JICOは元々は着物を縫うための針を製造していたが縫製業が衰退し、1960年代のレコードの広まりに合わせ、レコード針の製造を開始。80年代にCDが台頭し、レコード針の需要が激減し経営難に陥り社員も減少。経営維持のため針加工の技術を転用し歯科用のダイヤモンド製工具なども製造。再度レコードブームが到来し、また需要が高まっている今、新たに高級ブランド「MORITA」を立ち上げた。カンチレバーに金属ではなく黒柿の木を使用している。手掛けたのは半世紀にわたりレコード針製造をしている森田さん。価格は1本2万円と高価だが月に50本の注文が入る。

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