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第2回 西村京太郎サスペンス
四つの終止符 〜無実?連続自殺事件〜」
テレビ東京 1/17(水)20:54〜22:48
BSジャパン 1/14(日)21:00〜22:54
原作
西村京太郎 「四つの終止符」より 講談社文庫
脚本
齊藤珠緒
監督
齋藤光正
キャスト

松浦時枝・・かたせ梨乃/古賀博幸・・西村和彦/石母田幸子・・高橋かおり
佐々木晋一・・河相我聞/樫村富子・・美保純/樫村雄介・・坂上忍
森脇礼次・・大鶴義丹/坂井キク・・山村紅葉/館野望・・ケーシー高峰
田辺ウメ・・石井富子/佐々木辰子・・北林早苗/宝井清太郎・・織本順吉

あらすじ

 東京の下町、亀戸駅裏の狭い横丁に、うらぶれたスナック「美どり」はあった。そこではママの坂井キクのもと、ベテラン・ホステスの松浦時枝、そして年若い石母田幸子が住み込みで働いていた。
ある日、普段は愛想の悪い幸子が店にやってきた近所の町工場の工員・佐々木晋一と、手話を使って親しく話をしていることに時枝は驚いた。キクと時枝は、揃って幸子に、聴覚障害の晋一に入れあげてもロクなことはないと忠告するが、幸子は聞きいれない。幸子は、体の具合が悪い晋一の母・辰子のためにと、晋一にお金まで渡していた。
晋一は母の誕生日プレゼントにと、パン店「ルカ」で養蜂場直送のハチミツを買った。
ところが、翌日、佐々木家の隣人・田辺ウメが、部屋に倒れたまま死んでいる辰子を発見した。死因はヒ素中毒。そして晋一がプレゼントしたハチミツからヒ素が検出されたのだ。しかし、晋一は事件以来行方をくらませていた。幸子でさえもその行方には見当がつかなかった。
東日新聞の記者・古賀博幸は、ハチミツが売られたパン店「ルカ」を訪ね、店主の樫村富子に話を聞くが、富子は「ハチミツにヒ素が入っていたとは考えられない」と言い張る。
古賀は次に幸子を訪ね、晋一との関係を迫った。99%晋一が犯人だという古賀に対し、幸子は晋一は絶対に無実だと主張する。実は、幸子にはかつて聴覚障害者の弟を亡くしてしまった苦い過去があった。だから、同じ聴覚障害者の晋一の支えになってあげたいと思っていたのだ。
しばらくして、晋一が逮捕された。晋一は取り調べで、自分が母親を殺すはずがないと必死に主張するが、刑事たちに信じてもらえない。
幸子と時枝は晋一を助けようとアリバイ探しに奔走、また、「ルカ」への不信感を募らせる。
ところが、幸子が古賀から紹介してもらった弁護士・宝井は、難しい事件のためハチミツにヒ素を入れたことを認めた上で執行猶予を勝ち取った方が賢明だと述べた。宝井の考え方には割り切れないものを感じる幸子と時枝だったが、裁判に勝つためと、晋一を説得した。
しかし、誰も自分のことを信じてくれないと思った晋一は、書き置きを残し、独居房でシーツで首をつって自殺してしまったのだ。