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第18回
保険調査員 ベランダ殺人事件
テレビ東京 5/16(水)20:54〜22:48
BSジャパン 5/13(日) 21:00〜22:54
原作
福嶋正人 「生命保険Gメンが見た現実と忠告」より 近代文藝社刊
脚本
倉沢左知代
監督
根本実樹
キャスト
蒲田吟子・・・泉ピン子/千原勝一・・・村田雄浩/篠崎宏・・・岡本信人
沢井孝介・・・石丸謙二郎/瀬川茂雄・・・津村鷹志/金森和義・・・布川敏和
沢井綾子・・・岩城茉里/沢井翠・・・吉谷彩子/門倉直子・・・佐々木麻由子
門倉哲治・・・草薙幸二郎/栗田桃子・・・川奈和美/浅川美代子・・・阿部朋子
奥寺洋子・・・片岡聖子/合田小百合・・・伊藤幸子/大川富子・・・大島蓉子
袴田大介・・・藤岡琢也
あらすじ
 四十半ばを過ぎ、独身生活を続けるリサーチ会社の保険調査員・蒲田吟子は、所長の袴田大介から、新しいパートナーを紹介された。そのパートナーとは、吟子と年齢がほとんど変わらない元刑事、千原勝一だった。
 吟子と勝一が任された最初の調査は、死亡保険金の支払いに関してのもの。誤ってベランダから転落し、即死した主婦・沢井綾子の保険契約が死ぬ3日前のものだったため、生命保険会社から調査依頼が来たのである。
 吟子と勝一は、正当な事故だったのか確認するため、事故現場のマンションを訪れ、沢井綾子の隣人に話を聞いたところ、事故の前、沢井綾子はベランダ上に作られたハトの巣を心配そうに見つめていたと言う。そして、暫く目を外しているうちに、隣のベランダから悲鳴が聞こえ、駆けつけてみると沢井綾子は地面に叩きつけられていた。
 吟子と勝一は、次に沢井綾子の夫・孝介のもとに面談しに行く。そこで当日、綾子の前夫の弟・箱崎宏がマンションを訪ねて来ていたことを知った。孝介は、綾子の連れ子で、一人っきりになった翠を自分が育てると、力強く語るのだった。
 次に吟子と勝一は箱崎宏のもとを訪問。箱崎は事故当日、綾子に再婚の祝いを言うためにマンションを訪れたという。到着したのは沢井綾子がベランダから落ちた直後で、あと五分早ければ、あんなことにはならなかったと、激しく悔やむのだった。
 事故当時、沢井孝介は会社にいたので、完全なアリバイがある。沢井綾子には自殺する理由が見当たらず、吟子は事故と判断し、死亡保険金は妥当なものだと生命保険会社に申告した。しかし、勝一はその結果に疑問を持つのであった。
 吟子は勝一の働きぶりに不満を持っていた。調査員の仕事に対し、やる気がないように見えるからだ。それでも所長の袴田は面倒を見てやってほしいと吟子に懇願する。
 結局、生命保険会社から、沢井孝介のもとに、沢井綾子の死亡保険金二千万円が支払われた。吟子は母親を失った翠に保険金を役立てると言った孝介の言葉が忘れられないでいたのだが、信じられない事実を耳にする。なんと翠が、福祉事務所の方へ長期間預けられているという。吟子は孝介のマンションへ行くが、孝介はどこかへ引っ越してしまった。しかも家財道具を全てリサイクル・ショップに売り払っていたことが判明する。不審に思った吟子は、勝一とともに再び孝介のことを調べ始める……。