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第20回
いなか刑事伊原泰三の退職捜査日誌
盗撮ビデオ殺人事件
テレビ東京 5/30(水)20:54〜22:48
BSジャパン 5/27(日)21:00〜22:54
原作
新野剛志 小説現代「公僕の鎖」より 講談社
脚本
橋本以蔵
演出
伊藤寿浩
キャスト
伊原泰三…小林稔侍/今井晴子…伊藤かずえ/笠原保…大浦龍宇一
杉田署長…寺田農/佐々木刑事…山崎一/久田靖…田山涼成
久田典子…伊佐山ひろ子/筧清子…山下容莉枝/伊原優…山本隆司
石田…さまぁ〜ず大竹/吉野刑事…元村悠/大川…田中哲司
陶美鈴…伊藤千夏/野村大三郎…大出俊/足立…萩野崇
伊原千鶴…松原智恵子
あらすじ

 長野県警のベテラン刑事・伊原泰三は、三年ぶりに居所が判明した行方不明中の一人息子・優のもとを訪れようと、休暇をとって一人上京する。 実は、優と音信不通になったのは、進路のことで泰三と優が大喧嘩をしたのが原因だった。優は将来、映画制作の道に進むことを希望していた。だが泰三がそれを認めなかったために、優は反発して大学を中退。行方をくらませてしまったのだ。優の勝手な行動を許せずにいた泰三であったが、妻の千鶴に諌められ、今回、東京へと向かうことを決意したのだった。  優の住所を記したメモを片手に大きなマンションを訪れる泰三。だが、優が住んでいると思われた部屋には、今井晴子と名乗る女性と幼い女の子が暮らしており、優は再び姿を消していた。仕方なく泰三は管理人の笠原保に息子のことを訪ねてみる。すると晴子が現在住んでいる部屋に、以前確かに暮らしていたことが判明する。  心配になった泰三はそのマンションを扱っている久田不動産を訪れる。だが、ここでも家賃未払いのまま、優が夜逃げ同然で出ていったことしかつかめなかった。  息子の行方を追う手がかりを失い、途方に暮れていた泰三は、マンションを訪れた際に、優の名前を口にした瞬間、晴子の表情が強張ったことを思い出す。そこで泰三は、晴子の行動をひそかに監視することを決意した。  一方、晴子は自宅マンションの別室から不審な物音を聞きつける。慌てて隣の部屋を覗くと、いたるところが荒らされていた。がく然としているところへ、物陰から突然何者かが飛び出し、部屋を出ていった。 晴子は管理人の保にすぐさま泥棒が入ったことを伝える。不審な人物を追ってマンションから駆け出してきた保は、泰三の姿を見かけるや、晴子の部屋に侵入した者と勘違いし、泰三をつかまえた。自分が警察であることを示し、泰三は保とともに急いで晴子の部屋へと向かう。晴子は通帳も印鑑も無事だが、部屋に不審人物が入り込んだのは、今回で三度目だと告白する。泰三は、自分が優の父親であることを打ち明けると、晴子は妙に慌てふためく。優の面影を残した晴子の娘・菜々美を見て、泰三はすべてを察した。かつて優と晴子はいっしょに暮らしており、奈々美はまぎれもなく優の娘であった。