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第110回
西村京太郎スペシャル
亀井刑事・十津川警部 トラベルサスペンス
日本一周「旅号」殺人事件
テレビ東京 4/23(水)20:54〜23:18
BSジャパン 4/20(日)21:00〜23:24
原作
西村京太郎 「日本一周『旅号』殺人事件」 より
脚本
友澤晃一
監督
南部英夫
キャスト

亀井刑事
十津川警部
赤森陽子
高橋保
三田良介
柳沼郁子
日下刑事
和田由紀









小林稔侍
萩原健一
国生さゆり
若林豪
石立鉄男
宇都宮雅代
坂上忍
大路恵美
 
あらすじ

 ある夜、医大の薬学部教授・浜野宏が遺体で発見された。鑑識の結果、屋上から飛び降り自殺を図ったものと見られた。


 だが、警視庁捜査一課のカメさんこと亀井刑事は、目撃証言や現場で見つかった七五三姿の女の子の写真の切れ端などから他殺の疑いを強める。


 また、死んだ浜野教授のポケットから、鉄道で日本を一周する“旅号”ツアーへの招待状が見つかる。日本中の駅弁とうまいいものを食べながら9泊10日で日本を一周するというもので、旅好きの浜野教授は、妻と参加する予定だったが、数日前その妻が足を骨折したため、急遽参加を取りやめていた。


 変死した男が参加しようとしていた「日本一周“旅号”ツアー」。そのツアーの裏側に、血と涙と怨念に包まれた驚くべき事実が隠されていたことを、誰も創造すら出来なかった。


ツアー1日目
ツアーを企画したナインズトラベルの主任添乗員・赤森陽子と添乗員・福原雅樹とともに45名が“旅号ツアー”に参加した。
乗客は、カップルの柴田大輔と和田由紀、親子で参加した安藤行雄と健太、同行取材する記者・矢沢和也、酒浸りの居酒屋店員・村木秀夫、川崎聡、西岡洋二、藤井正博、そして3年前に妻を亡くした井上哲郎ら。川崎、西岡、藤井、井上の4人はナインズトラベルからの招待状でツアーに参加していた。


ツアー2日目
列車が山口県下関駅付近にさしかかった時、事件は起きた。村木秀夫が白目を剥き変死したのだ。急性アルコール中毒による心不全が原因と見られたが、解剖の結果、乗り物酔いの薬「トランベロン」の主成分である物質が大量に検出された。トランベロンを製造した白山製薬は3年半前に倒産し、トランベロンは発売中止になっていた。ツアーに絡み二人の変死者が出たことから、亀井刑事と日下刑事が急遽ツアーに合流した。 鹿児島からツアーに合流した亀井刑事は、昔の恋人で過激派とつながりのあった赤森陽子と18年振りに再会する。 その夜、川崎聡が海で溺死体となって発見される。川崎は、ある病院の事務長だったことが判明する。


ツアー3日目
3人目の犠牲者が出た旅号ツアーだったが、赤森陽子の判断でツアーは続行された。 その頃、次期総理といわれている国土交通大臣・三田良介のもとに「現金3億円を持って日本一周旅号ツアーに合流して下さい。要求を拒否した場合は、次の犠牲者はあなたの息子です。」という脅迫メールが届く。


ツアー4日目
和田由紀が鳥取砂丘を散歩中、何者かに襲われた。


ツアー5日目
京都に着いた一行は、京都の観光を楽しんでいた。集合時間を過ぎてもバスに戻って来ない西岡を探しに行った亀井刑事らは、木にぶら下がっている西岡の首吊り遺体を発見する。捜査の結果、西岡はトラベロンを製造していた白山製薬の工場長だったことが判明する。


ツアー6日目
列車は京都から新潟へと向かった。新潟港から小樽行きのフェリーに乗り込んだ一行は、約8時間の船旅を楽しんだ。一方、捜査は急展開を見せていた。 村木が3年前まで救急隊員を務めていたことが判明。 3年前に発売された「トランベロン」の臨床試験を行っていた浜野教授。 3年前まで病院の事務長をしていた川崎。 「トランベロン」を生産していた会社の工場長をしていた西岡。 3年前に厚生大臣を辞めていた三田良介・・・ 3年前に事件を解くカギがあると睨んだ捜査本部は、白山製薬の柳沼功一という役員が使途不明金の発覚で3年前に解雇されている事実を掴む。柳沼功一は、三田良介国土交通大臣が愛人に産ませた子供で、偽名を使ってツアーに参加していることが判明する。
そんな中、フェリーの上で日下刑事が何者かに襲われる。


ツアー7日目
一行は小樽港に到着、列車で網走に向かった。 ところが、藤井が一人でフェリーを降りたまま姿を消した。 招待状でツアーに参加した5人のうち、姿を消した藤井を除いて生き残ったのは、鉄鋼会社に勤めていた井上だけとなった。 そしてついに三田が動き出した。羽田から女満別行きの飛行機に乗ったのだ。


ツアー8日目
捜査本部に激震が走った。 藤井も、村木と同じ消防署で救急隊員をしていたという事実を掴んだのだ。 そして矢沢も、3年前にスクープをものにすると言って、トラベロンの取材を続けていたものの、ある時を境に取材をやめていたことが判明。
その矢沢も忽然と姿を消した。
一方、網走のサロマ湖畔に現れた三田らしき男は、何物かに刺され現金の入った鞄を奪われた。刺されたのは、三田の秘書である古賀であった。


ツアー9日目
釧路から札幌へ広大な大地を駆ける列車は、まさに最終章へと突き進んでいった。 ついに亀井刑事らは、乗客全員に対し本人確認を実施。 そんな中、井上が車内のトイレで首吊り自殺を図る。 犯人は、一体何を目的として人殺しを続けているのか? トラベロンの臨床実験をしていた浜野教授。 救急隊員だった村木と藤井。 病院の事務長だった川崎。 トラベロンを生産する工場の責任者だった西岡。 スクープを狙いトラベロンを追いかけていた矢沢。 トラベロンを製造販売していた白山製薬の役員だった柳沼功一。 その父親で犯人から脅迫されている三田国土交通大臣。 網走で殺された三田大臣の秘書・古賀。 陽子は今も昔のように過激派とつるんでいるのか・・・。 殺人列車の謎に亀井刑事と十津川警部が挑む!