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第113回
監察医・篠宮葉月
〜死体は語る3
テレビ東京 5/21(水)20:54〜22:48
BSジャパン 5/11日)21:00〜22:54
原作
上野正彦
脚本
西岡琢也
監督
吉田啓一郎
キャスト

篠宮葉月
仙道篤志
海野陽子
蜂須賀芳樹
畑総一郎
及川典子
鍋島千代子
佐藤武史









高島礼子
地井武男
酒井和歌子
小野武彦
金田明夫
藤田弓子
阿知波悟美
中原丈雄
 
あらすじ

 監察医・篠宮葉月の勤務する医務院に、嘱託監察医として城北医大助教授・海野陽子の来院が決定した。紹介者で葉月の同僚・千代子とは城北医大の同期で、葉月にとっては学生時代から憧れていた母校の先輩である。


 半月後、公園のベンチで男性の死体が発見された。被害者は、千代子の友人・水上智子の夫・基一で、千代子と陽子によって遺体の解剖が行われた。千代子は遺体の下着に血尿のような染みを見つけるが、陽子は特に注目することもなく、死因をストレス心筋症による病死と診断する。その後、陽子は解剖時に撮影した写真を千代子から預かった。


 通夜には、千代子と近所の主婦仲間・太田薫と夫の満、杉山悦子とその夫で水上と同じ会社の部下・隆夫らが参列した。肩を落とす智子、そして一人息子の翼は、通っている学校塾の経営者・佐藤武史に励まされる。翼は佐藤をとてもよく慕っていた。


 その数日後、今度は川で智子の溺死体が発見される。千代子は、友人の変わり果てた姿に呆然となりながらも、葉月と共に遺体の解剖を行い、灰に大量の水があったことなどから溺死と診断する。先日、夫を亡くしたばかりの智子に一体何があったのか?葉月と公私共に付き合いのある城北警察署の刑事・仙道らの捜査により、自宅から智子の遺書が発見され、智子は自殺と断定される。


 智子の葬儀の帰り、葉月はやりきれない思いで叔母・典子の営むお好み焼き屋に立ち寄る。葉月の話を聞いた典子は、一人息子の翼を置いて母親が自殺をするとは思えないと話す。


 一方、水上基一の病死報告にひっかかりを感じていた千代子は、検死報告書を読み返し、もしあの染みが血尿なら、膀胱に打撃を受けた傷害致死の可能性があると陽子に告げる。しかし陽子は、自分の解剖報告書に誤りはないと主張、さらに解剖の写真については手元にないとシラを切る。


 数日後、葉月は陽子が15年前まで臨床医で、将来を嘱望された心臓外科医だったが、その後病理へ移り、法医学に転じた理由を尋ねた。しかし陽子は明らかにはしなかった。


 一方、両親を失った翼は千代子に引き取られた。翼を塾に迎えに行った帰り、千代子は何物かにつけられている気配を感じ、その後も度々同じ目に遭う。


 そんな中、陽子が突然、監察医を辞めたいと申し出た。自ら志願した監察医を何故辞めるのか・・・葉月は理解に苦しむ。


 その矢先、佐藤がビルの屋上から転落、意識不明となる。城北署の捜査で、被害者の右手人差し指から人間の皮膚組織が検出され、何者かと争った形跡があることがわかる。塾に通う生徒の両親の相次ぐ死亡、そして塾長の転落事故・・・これらに何か関係はあるのか?


 一方仙道は、主婦仲間の薫から、杉山が水上に借金をしていたこと、そして悦子と基一にW不倫の疑惑があることを聞く。


 複雑な人間関係の裏に隠された真実とは?捜査は2人の人物の意外な接点を見出す。そして葉月も、新たな真実に直面する・・・。