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第145回
市原悦子スペシャル
犯罪交渉人ゆり子3
鳥羽・答志島に、ゆり子監禁!
テレビ東京 2/18(水)20:54〜22:48
BSジャパン 2/15(日)21:00〜22:54
原案
毛利元貞
脚本
西岡琢也
監督
黒沢直輔
キャスト

野々村 百合子
向井 真知子
勢力 昌 三
中村 辰 信
笠原 正三郎
山下 哲夫







市原悦子
岩崎ひろみ
布施博
北村総一朗
織本順吉
佐戸井けん太
 
あらすじ

元犯罪交渉人・野々村百合子の元に、10年前、ファミレスで立て篭もり事件を起こして逮捕された和田修一から、刑期を終えて出所したとの電話が入った。百合子はその時の事件の交渉人で、獄中の和田と手紙のやり取りをしていた。和田はお世話になったお礼が言いたいと、その夜、百合子の家を訪ねることになる。しかし約束の時間を過ぎても和田は現れなかった。  


翌日、都内のアパートの空き部屋で、腹部を数ヶ所刺された和田の死体が発見された。死亡推定時刻は午後8時30分から9時の間で、近所に住む一人暮らしの老人・笠原が午後9時頃、アパートの裏口から出てくる黒っぽい服装の初老の男を目撃していたことが判明する。しかし、死体の第一発見者で犯行のあった部屋の並びに住む製本会社社長・山下は8時55分頃、空き部屋から出てきた20代の茶髪の若者とぶつかったと証言していた。所轄の勢力刑事は、目撃者の年齢や状況などから、若い山下の証言の方が信憑性が高いと提言する。  


出所後、自分の元を訪れるはずだった和田に一体何があったのか?事件の知らせを受けた百合子は、警視庁科捜研の犯罪交渉人見習い・向井真知子の協力を得て、犯行現場と2人の目撃者の元を訪ねる。そして、笠原が近所でも有名な嘘つきであることや、山下の経営する工場は景気が芳しくないことを知る。  


夕刻、百合子の自宅に「和田の事件に首を突っ込むな」との脅迫電話が入る。心当たりのない百合子は、和田の10年前の事件を振り返る。長い下積みからようやくファミリーレストランで成功した和田は、多角経営の失敗から多額の借金を抱え、妻にも逃げられ、自暴自棄になり、人質をとって篭城した。百合子は、長引く交渉の中で次第に和田と打ち解け、ついに和田は人質解放と逮捕に応じ、最後まで包丁を突きつけていたサラリーマン・浜口浩司を一度は解放した。ところがその直後、和田は突然、浜口を呼び止め、包丁で刺し殺したのである。その後の取調べや百合子との手紙の中でも、和田が何故そんな行動に出たのか理由を語ることはなく、百合子にとって忘れることのできない事件だった。  


百合子は浜口の妻・宏美を訪ね、事件以来、苦しい生活を強いられている現状を知る。会話の中で、宏美が三重県・鳥羽の先にある答志島の出身で、夫の浜口と同級生だったことを知る。  


再び、百合子に忠告電話が入った。犯人は「今、人質をとって立て篭もっている」と告げ、百合子に指示した場所へ向かうよう命令する。百合子は半信半疑のまま、真知子と犯人の指示通りに動き、あるビルにたどり着く。そこで黒いヘルメットを被った男のバイクに襲われ、真知子が軽傷を負う。  


百合子を狙う犯人とは一体誰なのか?そんな中、散歩中の笠原が自転車に乗った何者かにバットで襲われ、大怪我を負った。その手口は百合子たちが襲われた時と似ており、関連性が強まる。  


その矢先、勢力が浜口夫妻と同じ答志島の出身で、上京後も頻繁に会っていたことが判明する。  


10年前の事件の被害者と、その時の加害者の殺人事件の担当刑事が同じ島出身という事実は、果たして偶然なのか? 百合子は事件の鍵は答志島にあると睨み、現地へ向かう…。