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第158回
復讐する女
窓際信金マンの事件帳簿2

テレビ東京 6/16(水)20:54〜22:48
BSジャパン 6/13(日)21:00〜22:54
原作
うつみ宮土理
脚本
石倉保志
監督
合月勇
キャスト
大西広三
大西勝子
桜井友美
鈴木恵理
足立五郎
水野 博
川本 晃
平井大作
佐久間良三
米山 勇
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愛川欽也
音無美紀子
野村真美 
小川範子
益岡 徹
相島一之
徳井 優
渡辺 哲
佐藤正宏
近江谷太朗
あらすじ

西東京信用金庫桜ヶ丘支店の営業課長・大西広三は、出世街道から外れた“窓際”サラリーマン。妻・勝子とは団地住まいで、同じ棟に住む刑事・足立五郎とは息子の教育ローンを世話する間柄。妻同士はカラオケ仲間である。

信用金庫では企業への貸しはがしを強めていた。広三が長年担当している平井工務店もその対象となり、新たな担保の回収ができなければ融資を即刻引き上げると、支店長の水野から告げられる。広三は貸付課長の米山と社長の平井に事情を説明しに行くが、その席で米山が非常識な発言をしたために平井が激怒。広三も米山の態度を嗜め、口論となる。

米山と別れた後、自動車修理工場を経営する川本晃と会った広三は、一緒にブティック「トモミ」を訪れた。川本と店長の桜井友美は結婚の約束をしているが、開店資金の融資を広三の信用金庫から受けている友美は、店が軌道に乗るまではと結婚を先送りにしている。店員の鈴木恵理は笑顔の素敵な女性で、広三にとっては娘のような癒しの存在である。
その夜、米山が自宅マンションで殺されているのが発見される。灰皿で後頭部を殴打されており、手には黒い碁石を握っていた。夜8時過ぎ、不審な男が米山宅から出て行くのが目撃されていた。

足立からの連絡で現場を訪れた広三は、昼間、米山と口論していたことで事情聴取を受ける羽目に。米山は1年前、山梨の信用金庫からヘッドハンティングされた逸材で、貸しはがしされた融資先や、そりの合わない同僚や部下など敵が多かった。平井工務店での出来事を話した広三は、足立に被害者の周囲で碁を打つ人物がいないか尋ねられ、平井の家に碁盤があったことを思い出す。警察は平井をマークする。

一方、今回の事件で客離れを懸念した水野は、広三に捜査状況を聞き出すよう指示する。広三は、平井が無実なら融資を継続することを条件に足立に探りを入れ、程なく平井のアリバイは確認される。それとは別に、米山が信金マンにしてはかなり金回りの良い生活を送っていたことを知る。疑問に思った広三だったが、米山に客の金を使い込んだ形跡はなく、帳簿にも問題はなかった。

そんな中、融資査定に厳しかった米山が、2ヶ月間返済の滞っている会社に対して返済猶予を認めていた事実が明らかになる。その会社は、ブティック「トモミ」だった。
広三は店を訪れ、友美に話を聞く。利幅が薄くてローンに回せず、その改善策を米山が認めてくれたと話す友美だったが、ちょうどその時、店の外に立つやくざ風の男に気付いた友美がひどく動揺したのを広三は目にする。その後、恵理から店の売上は順調であることを聞く。

そんな中、経営の厳しいある会社の融資の返済が、毎月きちんと行われていたことが明らかになる。米山が担当していたその会社と、ブティック「トモミ」の月々の返済額は同じで、しかもその会社に倒産の噂が流れた時期と友美から返済の猶予願いが出された時期が同じ2ヶ月前だった。

広三は、会社の倒産によって融資が不良債権となり、成績に響くことを懸念した米山が友美の返済額を回していたのではと推理する。この事実を、友美が問題にできない事情があるのだろうか?翌朝、友美の店の前に立っていた男・黒田が刺殺体で発見されたとの記事が出る。広三は、米山が握っていた黒の碁石が黒田のことではないかと考え、警察へ。が、黒田が殺された現場近くで友美によく似た女性が目撃されていたことを知る。しかも友美は、昨夜人と会う約束をして出かけたきり、朝から姿を消していた。警察は友美の行方を追うが…。