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2014年8月11日放送
対馬丸の悲劇… 一家離散… 壮絶人生を乗り越え 南米大陸の最南端の秘境で暮らす
87歳のワケあり日本人女性
宮里百合子さん(当時87歳)
南米大陸最南端、パタゴニアの秘境・アルゼンチンのエルカラファテに暮らす
宮里百合子(みやざとゆりこ)さん。
聞けば、5年前「ある理由」から沖縄での生活を全て捨て、
82歳でアルゼンチンに来ることになったのだという。
そんな百合子ばあちゃんは息子夫婦と可愛い孫たちと一緒に暮らし、民宿「宮里」を営んでいる。
民宿の仕事をこなす忙しい息子夫婦に代わって、百合子ばあちゃんは家族の食事を作る。
それはお味噌汁や沖縄のお菓子など、日本を思い出す品々…
そして、たびたび現地の高校に出向き、自身が戦争で体験したことを静かに語りだす…。
戦争を知らないアルゼンチンの子ども達にありのままを伝え、
子ども達は「戦争の愚かさ、無意味さ」を学んでいるという。
一体ナゼ、百合子ばあちゃんは沖縄での生活を捨て、
パタゴニアの秘境に82歳で渡ることになったのか?
その裏には、戦争で大きな何かを失った波瀾万丈の人生ドラマがあった。
