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コアラ以外も...オーストラリアの希少動物が危機 森林火災で10億匹以上が焼死

オーストラリアを襲っている大規模な森林火災では去年9月以降、日本の国土のおよそ3割に匹敵する1,100万ヘクタールが焼失。
10億匹以上の動物が犠牲になり、中でもコアラは数万匹が命を落としたとみられています。
しかし森林火災は、実は生き延びた動物たちにも甚大な被害を及ぼしています。
例えばイワワラビーの生息地は約70%が焼失し、それにより餌不足となっています。
野生生物の保護団体の職員は、ヘリコプターで数トンものニンジンとサツマイモを空から投下して、イワワラビーを救おうとしています。
一方、オーストラリア国内で生存が「危機的状況」な動物に指定されているオオコウモリ。
コアラのエサとなるユーカリの受粉を手助けする役割を果たしているため、この地域に欠かせない動物です。
しかし、そのユーカリの木が消失したことで、こちらも餌不足で、さらなる「危機的状況」に陥っています。
また「オーストラリアのガラパゴス」と呼ばれているカンガルー島に生息するリグリア蜂にも異変が起きています。
地元の養蜂業者は、普段は「穏やか」だというリグリア蜂が、森林火災をきっかけに「攻撃的」になったと話します。
カンガルー島では、蜂蜜は重要産業のひとつですが、森林火災で「餌場」であるユーカリの木が焼失したことで「今年は蜂蜜は採取できない。元通りになるまでに15年かかるだろう」と養蜂業者は落胆しています。

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