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「精子は回転しながら前進」 300年以上の定説を覆す イギリスなど研究

ドリルのように回転しながら前進する物体。
これは、ヒトの精子が泳ぐ様子を再現したアニメーションだといいます。
イギリスのブリストル大学などの研究チームが発表しました。

これまで、300年以上に渡って、
精子は「水の中のうなぎ」のように、
左右にしっぽ(べん毛)を振りながら前進すると思われてきましたが、
研究チームはそれを「錯覚だ」と指摘。

実際に精子の動きを3Dで捉えると、
コルクの栓抜きのように回転していることがわかったということです。

研究チームは、精子の観察に、
オリンパスの顕微鏡と
日本のナックイメージテクノロジー社のハイスピードカメラを使用。

精子を載せたステージを超高速で上下に振動させながら撮影することで、
精子が動く様子を3次元的にスキャンすることができたということです。

研究チームは、
「不妊症の半数以上は、男性側に要因があるので、
ヒトの精子のしっぽ部分を理解することは、
将来的に、不健康な精子を特定するための診断ツールを
開発するための基礎となる」
とコメントしています。

※引用元
論文:Science Advances
Hermes Gadêlha et al (2020) Human sperm uses asymmetric and anisotropic flagellar controls to regulate swimming symmetry and cell steering
https://advances.sciencemag.org/content/6/31/eaba5168

プレスリリース:ブリストル大のHPより
How human sperm really swim: research challenges centuries-old assumption
https://www.bristol.ac.uk/news/2020/july/how-sperm-swim.html

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