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BPO「放送倫理上の問題なし」

テレビ東京の「ゆうがたサテライト」がおととし5月に放送したオウム真理教の後継団体=アレフの特集について、BPO=放送倫理・番組向上機構の人権委員会はきょう、肖像権やプライバシーの侵害はなく、放送倫理上の問題もないとの見解を発表しました。
放送では当時、オウム真理教の教祖だった松本死刑囚の刑執行が近いと見られていた中、オウムの後継団体であるアレフの実態を特集しました。
この放送についてアレフの男性信者が使用された映像などから肖像権やプライバシーが侵害されたとしてBPOに申し立てをしていました。
これに対してテレビ東京は放送した映像は個人を特定できないよう加工している上、アレフの現状を伝えることは公共性や公益性が高く、肖像権やプライバシーの侵害には当たらないと主張していました。
BPOはきょう、プライバシーや肖像権の侵害はなく、放送倫理上の問題もないとの見解を発表しました。
ただ、この男性信者の音声の一部を加工しないで放送したことについては、「単なる不体裁でなく、プライバシー保護に関わる問題だった。編集の段取りや放送前のチェックのほか、プライバシー保護に関する問題意識など再発防止に向けた取り組みをさらに強めることを要望する」としました。
テレビ東京は、指摘された点を今後の取材と放送にいかしてまいります。

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