第5話

聖花女子学園恒例の節分の豆まき大会の日が近づいてきた。
「今時豆まきかよ?」と、転入生の男子達は皆怪訝な表情。

さらに今年は、男子チームと女子チームに分かれ、「鬼ごっこ豆まき」をすることになった。
鬼役は男子生徒達で、決められた校内ルートを通り、ゴールの体育館を目指す。
一時間以内に女子が男子全員を捕まえられれば女子の勝ち、一人でも捕り逃していれば男子の勝ちだ。

おまけに、負けたチームは一ヶ月間全校舎内のトイレ掃除を課せられるという罰ゲームつき。
なみ(緑友利恵)は、副担任の南原(永山たかし)から受け取った鬼の面を男子達に手渡すが、
相馬史造(滝口幸広)がいないことに気づく。

顔や手などに目立つ傷のある相馬は札付きの不良だともっぱらの噂で、弱気な千晶(近藤彩希)も、プロデュース担当でありながら恐怖心から中々話しかけられずにいた。
ところが、鬼の面を手渡すため相馬を探していた千晶は、彼の意外な一面を目撃する。
学校の花壇に咲く花の世話をしていたのだ。
用務員の仙川(前田健)は相馬が植木職人の息子で、学校を休みがちなのも父の家業を手伝っているからだと千晶に教える。

今までの誤解が解け、少しだけ相馬と千晶の距離が縮まる。
一方、そんな事情を知らずに相馬の印象を「見るからに不良っぽい」と語ったなみだが、
辰哉(柳浩太郎)の「物事の本質は外見だけじゃ解らない」という一言にハッとなる。