『ケロロ軍曹☆』キャスト陣が明かす“作品愛と絆”「このメンバーで演じられて本当に良かった!」
テレ東では、10月よりTVアニメ『ケロロ軍曹☆』(毎週土曜あさ9時30分~)を好評放送中!
【動画】『ケロロ軍曹☆』最新回「テレ東プラス」は、小市眞琴(ケロロ軍曹役)、長江里加(タママ二等兵役)、増田俊樹(ギロロ伍長役)、越後屋コースケ(クルル曹長役)、猪股慧士(ドロロ兵長役)の対談をお届けする。
ケロロ小隊キャストが明かす「作品愛と絆」
――――改めて、『ケロロ軍曹☆』の魅力をお聞かせください。
小市「大人から子どもまで楽しめる作品ですが、大人になってから見ると、散りばめられている小ネタの意味もしっかり分かるので、そんな部分も魅力だなと思います」
長江「小さい頃から見てきた作品ですし、魅力的な作品であることは世界的に分かっていることなので。とにかく大切に大切に…作品に関わらせていただく責任感を感じながら、大切に演じているということが皆さんに伝わればいいなと思います」
増田「原作は子どもの頃から読んでいましたが、大人になって読むと、泣けるぐらい感動するお話もあるんですよね。キャラクターが可愛くてその印象は強いんですけど、いろいろな方向から楽しめる作品だなと実感しています」
越後屋「オーディションを機に原作を読み返しましたが、改めて作品の深みを感じましたし、ストーリーの盛り上げ方など、キャラクターが活きるような作りになっているなと思いました。作品として偉大ですし、クルル役を演じることができてとても嬉しいです」
猪股「僕も子どもの頃から見ていました。オーディション受けるときに原作を読んで“こういうことだったんだ!”という新たな発見もありましたし、冬樹(CV:榊原優希)と夏美(CV:藤寺美徳)を含め、一つ一つのキャラクターが立っているので、改めて吉崎観音先生が描く世界観は素晴らしいと感じました」
――キャラクターに共感するところは?
小市「趣味に全力なところです。お寺が好きでよく見に行きますし、そういう意味ではプラモデルは作らないですが、ミニ仏像を買って飾ったりもしています」
長江「タママは小隊の中では一番後輩、私自身もそういう立場にいる自分が好きです。小隊の声優の皆さんも先輩が多いですし、“背中を追ってついていくぞ!”という気持ちで演じているので、タママとリンクしているんじゃないかなと思います」
増田「僕は自他共に認める“沸点が低い”ところですね。366日くらい沸点が低いので、すごく疲れます(笑)。ある講座に行ったところ、“怒りの偏差値が東大理Ⅲレベル”と言われまして…(笑)。怒りの偏差値70オーバー! 声優業界で5本の指に入る沸点の低さだと自負しております」
小市「他人にも自分にも厳しいから、ギロロと似ていると思います」
増田「すごいフォローしてくれる(笑)。でも、自分には優しいんだけどなぁ…」
小市「そういうことにしておきましょう!(笑)」
越後屋「僕がクルルに共感するのは、カレーですね。カレー開発に熱意を燃やし、その奥深さから様々なカレーを作るというお話もあり、僕も調理師免許を持っているので、スパイスを買ってルーから作ることもありますが、芝居と同じで奥深いですね。
これからも色々探求し続けていきたいです」
猪股「僕はドロロ同様、いじられることはあるのかなと。あと、そんなに忍んでるつもりはないんですけど…」
小市「ふっと消えますよね!」
猪股「たしかに、知らぬ間にどこかに行く能力には長けているかもしれません(笑)」
小市「あと、穏やかです」
猪股「アサシン向きですね(笑)。育ちが違ったらアサシンになっていたかもしれない」
――アフレコ現場で印象に残っているエピソードありますか。
小市「最初に“頑張りましょう”みたいな決起集会をやったんですけど、その時スタッフさんから、それぞれのキャラクターのTシャツをいただいたんですよ。そうしたら、猪股さんが率先して『アフレコで全員揃った時に着ましょう!』とおっしゃって…。
で、ドロロが登場する日に他の4人はそのTシャツを着てきたんですけど、猪股さん1人だけグレーのパーカーで…」
長江「えっ? 待ってたのにって…(笑)」
猪股「あれは収録どころじゃなかった…冷や汗がすごくて」
長江「“ドロロだな”って。みんなでそう思いましたよね(笑)」
小市「現場はいつも楽しいんですけど、ほぼ小隊だけで回す日があり、これがめちゃめちゃ楽しかったんです。改めて“このメンバーで良かった”と思いました。
日向チームとは他の現場で一緒になることも多く、元々仲が良かったですし、斎藤千和さんが続投されて『前の作品ではこうだったよ』と教えてくださったり、サポートもしてくださるので、それが素敵だなと思いました」
長江「私にとって、小隊の皆さんはなくてはならない存在ですし、皆さんがいるからこそ、タママを演じられるんだなと思っています。特にテストの時間が一番好きで、セリフが被ることとか何も考えず、みんなで一緒に並んで、思う存分演じることができる。それぞれが全力を出し切る姿が好きで、どの現場もそうですけど最高だなって思います」
“互いへのリスペクト”と“ここだけの裏話”
――隣に座っている声優さんのリスペクトする点を教えてください。
小市「長江さんは場の空気を盛り上げてくれるというか、常に明るく、しかもそれを素でやってくれている。誰にも真似できないめちゃめちゃ素敵なところだなと思います。
お芝居で言うと、爆発力! 面白いところがたくさんあるので魅力的だなと思います」
長江「小市さんと私は、一緒に旅行に行くくらい仲良しなので、現場で会えて本当に嬉しかったです。今のコメントを聞いて、“少しでも支えになっていたなら良かった”と思えました。私は私で小市さんがいつも皆さんを盛り上げようと頑張っている姿を見てきたので。
増田さんも小市さんと似ているところがあります。いつも周りを見ていて、誰かが困っていたらすぐ『どうしたの?』と声かけてくれますし、みんなが言えないことを背負って代弁してくださる。増田さんの言動の全てに意味があり、みんなのためを思って、作品のためを思っていつも行動しているんだなと尊敬しています」
増田「そんな風に見てくれていたとは…ありがたい(笑)。越後屋さんは、キャリアのなせる間口の広さ、器の広さ、引き出しの多さで要望に応えられるプロというあたりがクルル役にピッタリだなと。クルルはちょっと斜に構えたポジションで、スタンダードなことができるからこそ“外し”が分かるという部分があると思うんですよ。
そういったところをしっかりと、収録の度に確実に狙ってくださるところ。逆にクルルにフォーカスが当たった時は、テストの段階から一気に外す感じを幅広く見せてくださる。
レギュラーメンバーで先輩と共演させていただくのは久々ですが、背中で見せてくださる、心からリスペクトできる先輩だなと思っております」
越後屋「嬉し~い…本当に嬉しい(笑)。猪股さんは、さっきのTシャツ事件もそうですけど、“いい男”だなと。他の現場でも猪股さんの話がよく出るんですよ。それを今回体験させていただいて、ドロロに選ばれた理由がよく分かりました。
彼は本当にいつの間にかいなくなっているんですけど、ビシッとするときはしっかり決める、頼りになる存在です。こうして話していると、小隊一人一人個性があふれているし、皆さん選ばれるべき人が選ばれたんだなということがよく分かります」
猪股「嬉しい…(笑)。座長の小市さんは、今回とても大変だったと思うんですよね。初日は緊張したと思うし、緑色の服を着て現れたところに決意のようなものを感じました。“座長として頑張るんだ”というのが伝わってきましたよね。
定期的に打ち上げをセッティングしてくれますし、僕は座長の時、一回もそういうことをやらなかったので(笑)、“これができる人がリーダーなんだ!”と思いました」
小市「……」
猪股「えっ? もしやあんまり刺さってない(笑)」
増田「これがケロロらしい外し方だよね。“ドロロ、今なんか言った?”みたいな(笑)」
小市「いや、ありがたいですよ。そんな風に見てもらえてありがとうございます!」
越後屋「小市さんはよくまとめてますよね。いろいろな先輩が来られる中で…」
小市「皆さんの支えがあってこそだと思っています!」
――とてもいい話のところ恐縮ですが、ケロロにちなんで“ポンコツエピソード”があれば教えてください。
小市「私は、大きめの荷物を電車の中に忘れてきたり、スマホを忘れることも多いです。常に考え事をしているので、どこかに何かを忘れてきて、最終的に泣きます!(笑)」
長江「私は常にポンコツで、炊いたご飯を冷凍してストックしているんですけど、チンして食べようとしたものをまた冷凍庫にしまったり…。加熱=ゴールになっちゃう(笑)」
越後屋「僕は、まさに昨日です。料理を作るとき、キッチンのシンクが狭いので、バランスを取りながらまな板を置かなきゃいけないんですよ。昨日もまな板の上に食材をいろいろと置きすぎて、見事に全部ひっくり返しました。それを一人で片付けるというこの虚しさ…(笑)。もちろんすべて、おいしくいただきました」
増田「ポンコツか…まったく覚えがないので、やっぱり自分に甘いのかもしれません(笑)。なかなか自分のポンコツぶりに気付けないんですよね。他人が見たら“ポンコツだな~”と思うんでしょうけど。
“情けない…”と思ったのは、ケロロの現場って、席が決まっていないんですよ。ただなんとなくポジションはあって、僕がカバンを置いていた席に他の方が座っていることがあって。僕は夏美の近くに座りたいんですけど、夏美の近くがことごとく奪われて“これは良くないぞ”と思い、ケロロの現場はいつもより20分ぐらい早く入っています。
夏美の隣はちょっと違うので、島がちょっと離れているけど隣みたいな…その距離感を狙っています!」
越後屋「確かにそういうところ、ギロロっぽい(笑)」
猪股「僕は、小さいポンコツがいっぱいあるからな~」
増田「じゃあ10本ほどお願いします!(笑)」
猪股「現場に関係ない台本を持って行っちゃったり…」
増田「やばっ!」
越後屋「それはポンコツじゃなくてね…失態(笑)」
増田「でも、その現場の台本はちゃんと持っていったんでしょ?」
猪股「そうです、そうです。でもそれが翌週の台本で…」
増田「それはまぁ…ポンコツということで許しましょう!(笑)」
――最後に、アニメを毎週楽しみにしている読者の皆さんに、メッセージをお願いします!
小市「土曜の朝に楽しく笑ってリフレッシュしてもらえる作品なので、年代問わず、たくさんの方に見ていただきたいです。
収録現場でも、本番で笑っちゃうようなシーンが山ほどあります。それぞれがこだわりを持ってキャラクターに取り組んでいるので、ぜひ楽しみにしてもらえたら嬉しいです」