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現場で奮闘している人たちを通して、さまざまな経済ニュースの裏側を紹介するドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」。12月5日火曜日放送の主役は、「結果を出す"達人"」として、ライザップによる企業再生と桃農家に情熱を傾ける立役者たちを密着取材します。
買収企業を結果にコミットさせるライザップ流改革とは?
前半は、「結果にコミットする」ことで一躍有名となった、全国展開するフィットネスジムのライザップが登場。ライザップは決して安くはない価格でありながら、オープンから5年で会員数9万4000人と成長を続けています。
ライザップグループを率いるのは、39歳の若き社長、瀬戸健さん。学生時代から健康食品のビジネスで起業し、紆余曲折を繰り返しながら現在のビジネスモデルを確立してきました。ダイエットだけでなく、"3日坊主市場"と呼ばれる英会話、料理教室、ゴルフなど、ライザップ流の結果にコミットするためのさまざまなサービスを展開しています。
現在、ライザップのグループ会社は60社。その中には、最近おしゃれなホットプレートが爆発的にヒットしているイデアインターナショナルも名を連ねます。9年連続赤字の衣料チェーン店「ジーンズメイト」もそのひとつで、20年近く前に247億円あった売上げも、昨年2016年には92億円に縮小。
衣料のプロフェッショナルたちの総力を結集!
今回、番組ではジーンズメイトの再生劇に密着取材。登場するのは、大手小売チェーン店から招致されたスペシャリストたちです。まずは、ジーンズメイトの最高顧問に就任した岡田章二さん(写真下)。岡田さんは、ユニクロの成長期を支えたファーストリテイリングの元執行役員です。
そんな岡田さんが招いたのが、元ユニクロの技術者である宇山敦さん(写真下中央)。アテネオリンピックでは、日本代表公式ユニフォームの開発責任者を務めこともある衣料のスペシャリストです。
ジーンズメイトの商品を大幅に見直し、新ブランドを立ち上げるために訪れたのは、中国有数のジーンズ工場。そこで職人たちにある指示を出して品質の向上を目指します。
岡田さんがどんな工夫で新ブランド「mate(メイト)」のデニムの魅力を引き出したのか、オンエアに要注目です!
改革のモデル店として選ばれたのは、東京都内にある下赤塚店。
その責任者に就任したのは、メガネチェーン「JINS(ジンズ)」で店舗開発責任者を務めたキャリアのある三好秀樹さん(写真下)。
お客さんの目線で店舗をくまなくチェックすると、いろいろと問題点が見えてきます。
かくして、これまでのジーンズメイトの古いやり方を改革し、下赤塚店は売り上げを上げることはできるのでしょうか?
桃農家を受け継いだ元客室乗務員の奮闘とは?
後半、番組が密着取材したのは、元客室乗務員の桃農家・岩川美紀さん。父の急逝により、農家を受け継いでいます。
桃の収穫時期は夏の間のたった1ヶ月間だけ。この短期間に1年分の収益を上げるとともに、桃のブランド力をいかに高めるかということも課題となっています。
岩川さんは、除草剤を使わない草生栽培にこだわり、自らの農園を「ミキズオーチャード」と名づけ、品評会に出品します。
その品評会の仕掛け人が、下の写真左の福井栄治さん。「スター農家育成プロジェクト」を岡山県・赤磐市と進める立役者であり、同プロジェクトの一環がこの品評会なのです。福井さんは日本野菜ソムリエ協会を設立した人物で、岡山でのさまざまな試みを通じ、地元の農家の売り上げを2割増やすという「結果」を目指しています。
品評会では、野菜ソムリエたちが審査を担当。会場には質の高い桃が多数集まり、非常にレベルの高い品評会となりました。
はたして、岩川さんの桃はどのような評価を受けるのでしょうか?
また、品評会の評価を受けて、岩川さんの意識はどのように変わり、多くの消費者に喜ばれる桃作りのためにどんな対策をとるのでしょうか?その「結果」までの全貌については、番組を要チェックです!
番組名:ガイアの夜明け『結果を出す"達人"』
放送日時:2017年12月5日(火)22:00~22:54
出演者:案内人/江口洋介、ナレーター/杉本哲太
◆ホームページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
https://twitter.com/gaia_no_yoake