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テレ東
クレジットカードや病院の診察券...いろいろなお店のポイントカードなどでお財布がパンパン! いざ取り出す段階になると、「あのポイントカードはどこだっけ!?」という経験もよくあるのではないだろうか。
頻繁に使うカードだけお財布に入れてあとは別で保管していると、たまに「使いたい!」と思ったときに持ち歩いていないなんてことも起きがち。
そこで、そんな"お財布パンパン"問題が解決するかもしれない夢の商品が登場した。
それがこちらのスタンプ。
ただ手に押してみても何もつかない...。どうやらインクがついているわけではないようだ。
一緒に使うのはスマホアプリということだが、一体どうやって使うのだろうか?
「凸版印刷セキュアビジネスセンター」の沼田雅之さんがスタンプをスマホの画面にポンと押すと、なんと画面上でポイントがつく。ポイントを貯めれば、もちろんクーポンももらえるという。クーポンを店員に見せてスタンプを押してもらえば、USEDのマークが入り使用済みとなる。
アプリでいくつものお店のカードを一括管理できるので、お店ごとにカードを持つ必要がなくなるのだ! そしてこちらのスタンプ、なんと電池やバッテリーも不要。一体どのような仕組みでスマホに反応しているのかというと...。
人の静電気を流してその静電気の流れるタッチポイントをパターンとして識別し、どの店で押されたものか認証しているという。
スマホは人の静電気を利用してどこを触っているかを識別している。このスタンプでもその技術を応用し、人の静電気をスタンプに伝えることでスマホに印をつけていたのだ。
さらにはスタンプごとに静電気が流れる位置を変えることができるので、判子のようにお店ごとに一つ一つ違った識別ができるという利点も。この技術で数百万通りものスタンプが作れるという。
通信環境もお客側のスマホを利用するので、店側はスタンプを用意する以外、新たな設備投資もいらないのである。
「今後、商品券や回数券などの機能を増やし、一つのスタンプで複数の機能が利用できるような形の展開を考えています」と沼田さん。
ポイントカードを持たなくてよくなるのはもちろん、例えば野外で行われる音楽フェスティバルのようなイベントや海でのイベントなど、現金を持って行きづらいような場合にもこのスタンプが活用しそう。店側がスタンプさえ用意すれば、スマホにポンと押すだけで済むので、いろんなシーンでの導入が期待できる。
まずはお財布を軽くするためにも、多くの店舗に普及することを願いたい。
【商品名】
マルチスタンプ
【商品の特徴】
スマホアプリと連動し、スマホ画面に押すとポイントがつくスタンプ
【企業名】
凸版印刷株式会社
【住所】
東京都台東区台東1-5-1
【発売日】
6月下旬サービス開始予定
※その他、先週の「WBS」"トレンドたまご"では、以下のトレンドを紹介!
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