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テレ東
ここ数年、家電系ベンチャーが続々と登場。大手には真似できない、新興家電メーカーの消費者が本当に欲しい機能に特化した斬新な「新家電」作りを独占取材で追った。
"究極の土鍋"で炊飯器を作れ!
2010年に誕生した新興家電ブランド「siroca(シロカ)」。かつては、安さを武器にした"ジェネリック家電メーカー"と評されていたが、近年は「ていねいに、うつくしく、こだわって」をテーマに"こだわり家電"を世に送り出している。
コンパクトながら全自動を実現したコーヒーメーカーは45万台のヒットに。一昨年発売した高級オーブントースターは、民生機ながらカフェチェーンの「プロント」に採用される程の味が自慢だ。
そのシロカが、新たな市場で勝負に出る。それは炊飯器市場。
大手メーカーが高級な炊飯器を多く送り出しているうえ、近年はバルミューダやバーミキュラといった新興メーカーも個性的な商品を送り出している。その激戦区でシロカは意外な会社とタッグを組み、勝負に出る。
土鍋を家電に?一体どんな「新家電」が生まれるのか?そこには開発技術者たちの、知られざる苦闘があった。