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「マネーCLIP」学校トラブル 弁護士が助言「日経モーニングプラス」

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BSテレ東

2018.4.27 日経モーニングプラス

専門家が役立ちそうな記事を1つ選び、読み解く「マネーCLIP」。


今回解説する弁護士の中根 秀樹さんが選んだ記事は先月付 日経新聞 朝刊「学校トラブル 弁護士が助言」


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そもそも学校の相談に応じる弁護士=スクールロイヤーにとは、どんなことをするのでしょうか?


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いじめや子供同士のトラブルで、学校が保護者から相談を受けた時に、対応を一歩誤ると訴訟に至ってしまいます。そこでスクールロイヤーと呼ばれる弁護士さんに助言をもらって事態の収拾を図ろうとするものです。
2007年度から自治体独自に導入している港区の場合、21人の弁護士が登録していて、年間40件近い相談が寄せられるそうです。


実際学校でのいじめが理由で訴訟に発展した事例を見てみましょう。


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埼玉県川越市で2012年に市立中学の同級生3人から暴行を受け、5年以上意識不明の状態が続いている男性(20)と母親が、いじめを放置したとして市や同級生側に慰謝料などの損害賠償を求めて訴訟を起こしました。
昨年、市と同級生側が計約1億9000万円を支払う内容で和解が成立しています。


こうした事態の悪化を回避するため、国も弁護士への委託費用を助成することを決めていて、2018年度の予算でおよそ5,000万円を計上。


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効果を検証するとしています。


学校で起きる問題、いじめ、体罰、学校事故などは、その初期対応が極めて大事と語る中根弁護士。

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ところが学校や教師はそういった紛争の解決や調整が専門ではないので、初期対応を誤って、保護者の不信感や不安感が増大し、紛争が激化してしまうケースが多いといいます。

かといって紛争の対応に忙殺されていては、学校が本来期待されている教育という機能を果たすことの妨げになりかねません。紛争解決や調整の専門家としての弁護士がサポートすることで、紛争を未然に防いだり、あるいは紛争を解決することが期待されているそうです。


気になる効果についてですが、筑波大学の江口教授によりますと「学校側が客観性や中立性を確保しながら対応にあたるためにも効果的。


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弁護士も教育現場の実情を研修などを通して理解を深めるべき」としています。


こうした中、中根弁護士が挙げるポイントはこちら。


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『スクールロイヤーは子どものためのもの』


スクールロイヤーは決して、学校の立場に立って、学校の利益を保護する代理人として行動するものではなく、学校教育の安定を図り、それによって子どもの利益を実現することがねらいです。まさに子どもたちのためにある存在と考えなければなりません。
そういった立ち位置を、学校や社会の中で理解されるようになって欲しいと中根弁護士は語りました。

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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