スクープ!レオパレス21”違法建築”疑惑が発覚:ガイアの夜明け

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現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側に密着するドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」。5月29日(火)の放送は、シリーズ「マネーの魔力」の第2弾。賃貸アパート大手・レオパレス21の物件に隠された、安心・安全を脅かす"違法建築"疑惑のスクープを伝える。



20年間も放置...防火壁のないアパートが全国で続々発覚


アパートのサブリース事業を手がけているレオパレス21。アパートのオーナーとの間で賃料保証を約束していたにもかかわらず一方的に減額するなど、契約をめぐるトラブルが各地で多発し、その実態を「マネーの魔力」第1弾として昨年12月に放送した。


大きな反響を呼んだ放送の後も、さらに追跡を続けてきた「ガイアの夜明け」取材班は、レオパレス21の内部文書を入手する。「ゴールドネイル」と呼ばれる木造アパートの物件リストで、その数は全国に約1000棟。「ゴールドネイル」は1994年に販売を開始し、バブル崩壊で大きく傾いた同社の業績をV字回復させたと言われる人気シリーズだ。


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このリストをレオパレス21の関係者に見せたところ、ある重大な証言を得る。それは「ゴールドネイルの屋根裏には、本来あるべき防火壁がない」という驚くべき内容。


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防火壁は火災が発生した場合に火が広がるのを抑える役目があり、法律で設置が義務づけられている。さらに関係者は「同社はこの問題を発売当初から認識していたが、およそ20年間も放置してきた」とも語った。


今回、「ゴールドネイル」のオーナーの協力を得て、番組が物件の屋根裏を独自調査。設計図面とはまったく異なる、実際の屋根裏の様子をカメラに収める。その後、建築基準法を満たしていない"違法状態"の「ゴールドネイル」をめぐって、オーナー、自治体、さらには国土交通省も動き出す事態に発展していく。


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継続的な追及によって明らかになる、レオパレス21をめぐるトラブルや疑惑の数々。その実情をスクープした「ガイアの夜明け」は、今夜10時から放送。さらに番組は、女性シェアハウス「かぼちゃの馬車」を舞台にした不正疑惑を昨年秋から長期取材し、多くの一般ビジネスマンも陥った"落とし穴"を明らかにする。どうぞお見逃しなく!


最新回「マネーの魔力3」(2019年2月5日放送)を見逃した方はこちら!

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