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梅雨が近づき、暑さと湿気でジメジメしてくるこの季節。気がつくと、台所にはイヤ~な臭いがたちこめてコバエがわいている、そして夏の天敵ともいえるゴキブリと遭遇! という経験はないだろうか。「生ごみはこまめに捨てているのになぜ?」というケースも。実はこれ、あなたの家の排水管が原因かも! 今回、その排水管が原因の悪臭や害虫を完全にシャットアウトできる商品が誕生した。
このむき出しの洗面台を運んできたのは、開発した「ボーベル」の杉浦謙二部長。「排水管に注目してほしい」とのこと。
水を流すと、このぴらぴらした弁のようなものが、排水管からのイヤ~な臭いと害虫を防いでくれるという。水が流れてくると、弁が上下に動いて水をスムーズに流し、水が止まると、弁がピタッとしっかり閉じて、悪臭や虫の侵入をシャットアウトするという仕組みだ。
では、通常の排水管とは何が違うのだろうか。
通常の排水管は、このUの字になっている部分に水がたまっていて、この水によって臭いと虫を防いでいるという。水がダムのようになり、悪臭・害虫を防ぐ壁になっているのだ。
しかし、気温上昇による水の蒸発などさまざまな要因で、この大事な水がなくなってしまい、ゴキブリやムカデ、コバエなどの害虫や、悪臭が侵入してきてしまうという。
これほど技術が発達している現在でも、害虫の侵入経路というのはずっと変わらず、排水管からが一番多いそう。いくら文明が進んでいても、防ぐ方法はずっと「水」のみだったというわけだ。
開発品は従来の水で防ぐものとはまったく違うシステム。水ではなく、ふたで臭いと害虫を防ぐ。排水管問題を解決する国内初の商品で特許も取得。多くの排水管に合うように作られているので、大がかりな工事もいらずすぐ取り付けられるという。
すべてを締め切っていたのにこの虫はどこから? この臭いの原因は? と疑問に思っている方は、ぜひこの排水管を導入して、悪臭&害虫知らずの夏を過ごしてみていはいかがだろうか。
【商品名】
トラポ
【商品の特徴】
排水管に"ふた(弁)"を付けることで、悪臭や虫の侵入を防ぐ
【企業名】
ボーベル
【住所】
名古屋市天白区元八事3-275
【価格】
1世帯工事費込み5万円(税別)~
※その他、先週の「WBS」"トレンドたまご"では、以下のトレンドを紹介!
●プラスチックの雨水貯水槽"ニュープラくん"
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