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ハワイの大災害にタイの洞窟...あのニュース現場の今:未来世紀ジパング

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テレ東

2018.8.22 日経スペシャル 未来世紀ジパング

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キラウエア火山の噴火はペレの仕業?

8月22日(水)放送の「日経スペシャル 未来世紀ジパング」(毎週水曜夜10時~)は、気になる世界のニュース現場のその後を徹底取材。世界中を騒がせたあのニュースの現場は今、どうなっているのか...。誰もが知りたくなる真実に迫る。まずはハワイ島・キラウエア火山へ。大噴火から約3カ月が経過。現在はどのような状況になっているのだろうか。ヘリで空港から飛び立つこと10分。眼下には、ドロドロした溶岩流がいまだ生々しく流れ出ている噴火口が見える。

実はこの溶岩、住宅地のど真ん中から吹き出しているのだ。そして10km以上流れた溶岩は驚きの光景を生み出していた。海岸に流れ着き、海面と接するところから見る見る水蒸気となり、白煙が立ち上っている。そして大量の溶岩が海中へと流れ込み、なんと島は刻々と拡大し続けているのだ。


住宅700棟以上を破壊し、住民数千人が避難生活を余儀なくされた。住民に噴火のことを聞くと、「彼女の仕業さ。島のためを思って彼女が起こしたんだ」「彼女は溶岩でこの大地を作ってきた人よ。ハワイの人は彼女を信じているの」と意外な答えが返ってくる。彼らが言う「彼女」とは、キラウエア火山に住むと伝わる火の女神・ペレのこと。島民たちは「噴火はペレの仕業!」とすべてを受け入れていた。

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取材班は、住民たちも立ち入ることができない溶岩流の最前線へと向かう。危険が伴うためガスマスクをつけ、州兵と共に溶岩流のわずか200m弱手前まで近づくことに成功。まるで生きているかのように速く、荒々しい流れは24時間体制で監視されている。夜になり、辺りが暗くなると、昼間とは全く異なる景色が浮かび上がった。溶岩の色が反射し、空全体を真っ赤に染めている。

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噴火活動の終息が読めない中、世界では「噴火で島に緑の宝石が降ってくる」「雨のように宝石が降っている」という驚くべきニュースが報じられた。その宝石とは、透きとおるような美しい緑が特徴のペリドットのこと。

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土産物店では、ぺリドットのネックレスが、およそ3万円で売られていた。果たしてその真相とは!?

救出された少年たちが僧侶に...

続くニュースの現場は、少年13人の救出劇が行われたタイの洞窟。実はあの奇跡の生還に、日本が関わっていた。

タイ北部、ミャンマーとの国境の町・メーサイ。丘の上にあるのは、この地方でも名高い仏教の寺院だ。行ってみると大勢の人が詰めかけていた。始まったのは少年たちの髪を剃り上げる儀式。僧侶たちから始まり、一般の人まで嬉しそうに次々とハサミを入れていく...。この髪を刈られている彼らこそが、洞窟内に閉じ込められ、奇跡の生還を果たした少年たちなのだ。無事に救出された感謝の意を仏に表すため、短期間、僧侶の見習いとなることが決められている。

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それでは、奇跡の救出劇の現場となったあの洞窟は、今どうなっているのか。取材班が現地に行ってみると、洞窟内には入れないものの、奇跡にあやかろうと拝む大勢の人々がいた。タイ人だけでなく、ミャンマーやアメリカからの外国人観光客も訪れ、早くも観光地となっていたのだ。現場近くには他にも多くの洞窟があり、仏壇が設けられ、神聖な祈りの場として親しまれている。少年たちが閉じ込められていた洞窟にも同様の仏壇があった。

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ところで、日本はどのような役割を果たしたのだろうか。タイの首都・バンコクには、日本の国際協力機構「JICA」の事務所があり、今回取材班は、救出チームの陣頭指揮をとった三宅繁輝次長に話を聞くことができた。

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実は「JICA」では、日本でまだ大きなニュースになる前、行方不明の段階で作戦本部が立ち上げられていた。事務所のホワイトボードには現地の地図や地形図などが所狭しと貼られ、参謀本部化していた当時の状況が伝わってくる。

当初、洞窟の正確な位置が分からないので、データを収集しながら想像ベースで切り貼りし、手作りの地図を作ったという。「日本チームとして何ができるのか...」情報収集の日々が続いた。

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そして、少年たちが行方不明になってから5日が経過。日本チームの先遣隊が現地で活動を始めるが、現地に本部を置いた矢先、洞窟内で少年たちの生存が確認される。ここから様々な救出作戦案が練られていくが、ある大きな問題に直面。実は、現場周辺の正確な地形を、どのチームも把握できずにいた。深く茂った樹木のせいで、洞窟の入り口すら確認できない。「当時手に入る地図といったら、イギリス人の探検家が持っていたものくらいしかなかった」と話すのは、災害対策責任者のチョムブーディーンさん。


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そんな中、たまたま日本の人工衛星「だいち2号」がタイ近辺を飛ぶことが発覚。「だいち2号」のある働きによって作られた地図が救出作戦に役立てられたという。日本はなんと、宇宙から奇跡の救出劇を支えたのだった。

さらに番組では、"韓国済州島のイエメン難民"についても取材。鎌田靖流のニュースの見方も解説する。世界各地のニュース現場のその後に迫った「未来世紀ジパング」は、今夜10時から放送。お見逃しなく!

●9月10日(月)朝9時59分まで「未来世紀ジパング 傑作選」として、無料見逃し配信サービス「ネットもテレ東」で限定配信中。

●2018年4月11日放送「池上彰&鎌田靖の世界激変SP ニッポンそして世界は"独裁者"とどう向き合う!?」 ※鎌田靖初登場!


●2018年6月6日放送「世界一のビーチを襲う"ごみ問題"~ニッポンの技術で救えるか?~」


●2018年7月25日放送「最終決戦!『ニセ物』vs『本物』 米中貿易戦争の真相!」

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番組情報INFORMATION

日経スペシャル 未来世紀ジパング

日経スペシャル 未来世紀ジパング

『未来世紀ジパング』は、「明日が読めない日本」で「明日はこうなる」と読み切る 『経済番組』

放送日時:テレビ東京系列 8月22日(水) 夜10時

出演者

【MC】SHELLY、片渕茜(テレビ東京アナウンサー)【出演】 鎌田靖(ジャーナリスト)

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