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口コミで人気拡大「洗濯マグちゃん」の威力:ガイアの夜明け

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2018.9.4 ガイアの夜明け

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現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜夜10時~)。9月4日(火)は、"水"にまつわる日本発の最新技術を特集。新しい水の活用法の実現を目指して研究を重ねる、町工場やベンチャー企業の取り組みを追跡取材する。

洗濯排水で野菜がスクスク育つ!

茨城県古河市にある宮本製作所は従業員25人の金属加工会社。いわゆる"町工場"で、工業用機械や自動車のエンジン部品などを手がけている。そんな同社が一般消費者向けに開発したのが「洗たくマグちゃん」。洗濯用洗剤の代わりとして「マグネシウムだけで洗濯をする」という斬新なアイデアを商品化したものだ。工業部品とはまったく関係ないようにも見えるが、部品を加工する際に大量に出るマグネシウムの削りかすがヒントとなった。

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「金属マグネシウムだけで洗濯をする」という方法が特許として認められ、2013年の発売以来100万個以上を販売。昨年度の売り上げは「洗たくマグちゃん」だけで5億円、その額は本業の金属加工業の4倍以上に上る。皮脂の汚れや除菌効果に優れている、この「洗たくマグちゃん」だが、もうひとつ驚くべき発見があった。「洗たくマグちゃん」だけを使った洗濯排水には野菜の成長に欠かせない、ある栄養素が含まれていることが分かり、この水を使えば肥料や農薬を使わずに野菜が栽培できるというのだ。

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農家にとって、このメリットは小さくない。肥料にかかる費用を抑えられるだけでなく、「無農薬野菜」という付加価値もつけることができるからだ。

宮本製作所の社長・宮本隆さん(69歳)は「洗たくマグちゃん」の排水で作った野菜をブランド化しようと売り込みをスタートさせる。

被災地で活躍する水道要らずのシャワー

「水を繰り返し使用できるシャワールーム」で注目を集めているのは、東京都文京区のベンチャー企業・WOTA(ウォタ)。サッカーの本田圭佑選手が同社の技術と活動をTwitterで取り上げ、ソフトバンクの孫正義会長の弟・孫泰蔵氏も投資している。

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このシャワールームは、AIを取り入れた独自の浄水装置によってタンク内の水を浄水しながら使用できるというもの。給水や排水の必要がないため、シェアオフィスや建築現場などで活用が見込まれる。

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WOTA社長の北川力さん(31歳)は、東京大学の大学院で上下水道などのインフラを研究。3・11の東日本大震災で、およそ2週間の断水を体験したことをきっかけに起業を思い立ったという。同社では2016年の熊本地震の際に循環型シャワーを現地に持ち込んで被災者をサポート。今年7月の西日本豪雨でも北川社長の陣頭指揮の下、シャワーの浄水装置をトラックに積み込んで岡山県倉敷市の避難所に駆けつけた。

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避難所では、3日間で100人以上が同社の循環型シャワーを利用するなど反響は上々。しかし、現在の装置は70キロ以上もあるため、運搬は数人がかり。今回の被災地活動では「避難所に1ヶ所しかいけなかった」という思いを胸に、社を挙げて浄水装置の軽量化に挑む。

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深刻な熱波や干ばつが世界各国に襲いかかる中、日本が生んだ新しい技術が世界の水事情を一変させるかもしれない...。その可能性と未来に迫る「ガイアの夜明け」は、今夜夜10時から放送。どうぞお見逃しなく!

過去の放送回を見るなら、ビジネスオンデマンドへ!

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番組情報INFORMATION

ガイアの夜明け

ガイアの夜明け

事実はニュースで、真実はガイアで。江口洋介がナビゲートする経済ドキュメンタリー番組の決定版。

放送日時:テレビ東京系列 9月4日(火) 夜10時

出演者

【案内人】江口洋介【ナレーター】杉本哲太

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