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テレ東

2019.1.8

「事象の根底に流れる人々の思いを知る...それが『ガイア』ならではの魅力かもしれません」

合言葉は「事実はニュースで、真実はガイアで!」。経済の現場で奮闘している人たちの姿を通し、ニュースの裏側に隠された真実に迫るドキュメンタリー「ガイアの夜明け」(毎週火曜 夜10時)。毎回様々な面白い視点を取り入れ、日本の"今"を切り取っている。

「学生時代からドキュメンタリー番組が大好きで『ガイアの夜明け』の大ファンだった」と語るのは、番組を担当する萩原由佳ディレクター。「ガイアの夜明け」に憧れ続け、2年前にディレクターになった彼女に、番組の魅力やドキュメンタリーのつくり方について語ってもらった。

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経済ドキュメンタリーならではの切り口に魅力を感じました

――まずは、萩原さんがドキュメンタリーに惹かれた理由から聞かせてください。

「学生時代、授業でドキュメンタリーを撮ったときに、"ドキュメンタリーは取材を重ねるにつれ、対象者の心がどんどん変わっていく様子を見ることができて面白い"と感じました。人生の決断や岐路など、普通ではなかなか出会えない場面に一緒に立ち会うことができる。他のジャンルでは味わうことができない醍醐味だと思います。ドキュメンタリー番組はもともと好きで、『ガイアの夜明け』だけでなく、他局のドキュメンタリー番組もほとんど見ていました。中でも『ガイアの夜明け』を好きになってからは、最後に出てくるスタッフクレジットまでチェックして...。私、"ガイアマニア"なんです(笑)」

――学生時代に見て、印象に残っている作品はありますか?

『家電ベンチャーからの挑戦~異端児が仕掛ける 独創のものづくり~』(2012年10月23日放送 )ですね。目線がとても面白いなと思いました。"ベンチャー企業が家電をつくる"というのがテーマで、今では普通のことになっていますが、ただ商品ができるまでを紹介するのではなく、大手企業を辞めた社長の思いや職人の技、日本のものづくりの巧みさというバックボーンがしっかりと語られていました。事象の根底に流れている人々の思いを知ることができるのが『ガイア』らしさなのかなと思います。そこが面白いんですよ。『シリーズ企画 復興への道』も、地元企業や物資の行方を追うなどして、ニュース番組ではなかなか見ることができない現場をカメラがとらえています。経済ドキュメンタリーならではの切り口に魅力を感じました」

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――実際にディレクターになってからも、そういう部分は忘れないようにしているのでしょうか?

「なかなか難しいことではありますが、忘れないように努力はしています。私の初のディレクター回は『便利で快適! 買い物革命』(2017年9月26日放送 )でしたが、番組では、若者に人気のブランド『GU』が最新機器を使った販売戦略、そして格安販売から脱却した『メガネスーパー』が行う訪問販売の2つを対比させて扱いました。販売方法が違う2つのジャンルですが、どちらもモノを売る努力と購入者の笑顔を見たいという思いは同じ。それらを対比させることで、より"今の小売業界"が見えてくる...。初めてのことばかりで大変でしたが、とてもいい思い出です」

――「便利で快適!~」では、メガネを買い替えた時の高齢者の皆さんの笑顔が印象的でした。最初から「このような画を撮ろう」と考えていたのでしょうか?

「現場で"こういう風になるかもしれないから、そこは撮りたいね"という話はしますが、あくまで現場はナマモノなので、そのときになってみないとどうなるかはわかりません。『便利で快適!~』の取材のときも、その場にならないとどのようなお客さんが来るのか、何が理由でメガネを買い替えたいのかはわかりませんでした。ですから実際あの場になって、割れたメガネをかけている女性が来たときは驚きました。また、その画をきっちり撮っていたカメラマンさんはやっぱりプロだなと...。ふたを開けてみないとわからないというのはすごく怖いですが、だからこそ面白い! そしてそれを支えているのが、カメラマン、音声さんをはじめとしたプロのスタッフたち。みんなの力があって番組が作られていくのだなとつくづく感じています」

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――人の感情を切り取れるのもドキュメンタリーの魅力ですね。人の気持ちを映すために必要なことは何だと思いますか?

「信頼関係です。私は携わっていないのですが、見ていてそれをすごく感じたのが『人生、最期まで"我が家"で...~家族で向き合う「在宅医療」~』(2017年5月9日放送 )。がん末期の方の最期を追っていますが、ここまで丁寧に撮れている背景には、スタッフのものすごい執念とご家族の方との信頼関係があったのだと思います。見たときは、もう涙が止まりませんでした。そして、この回のすごいところは、一人の方の死を通して、その先にある未来をきちんと伝えているところだと思います。これこそが『ガイア』らしさなのかもしれないですね」

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――"今"を映し出すけどそこにとどまらないということですね。

「"夜明け"というキーワードがタイトルについている以上、視聴者の皆さん自身の"次"につながればいいなと思います。この番組を見て、『何か自分もやりたい、頑張ろう』という気持ちを持っていただけたら嬉しいです」

――そのためにも、見やすい番組作りを心がけているとか...。

「この番組はドキュメンタリーパートだけでなく、案内人である江口洋介さんのパート、杉本哲太さんのナレーション、音楽などがいいバランスで融合されています。江口さんは、番組のためであれば、現場にも行くし、時にはコミカルなお芝居にも挑戦してくださる。視聴者が興味を持つきっかけを作っていただいています。そして、番組を丁寧に伝えて下さるのが、杉本さんのナレーションです。大切にしていることは、よりわかりやすい言葉でありながら、経済番組というスタンスを崩さない程よいバランス。そのため、ナレーション収録の現場では、細かくワンセンテンスから議論しています。ドキュメンタリーは奥深いと感じます」

「『ガイアの夜明け』は、経済をテーマにしながら、そこに生きている人たちの"今"を映しています」と、最後まで熱く語ってくれた萩原さん。そんな萩原ディレクターがおすすめする「ガイアの夜明け 傑作選」を、ぜひこの機会にご覧ください。

現在、インタビューで登場した「便利で快適! 買い物革命」「人生、最期まで"我が家"で...~家族で向き合う『在宅医療』」を含む6作品を、「ガイアの夜明け 傑作選」として、無料見逃し配信サービス「ネットもテレ東」で限定配信中。

●2017年5月9日放送「人生、最期まで"我が家"で...~家族で向き合う『在宅医療』」

●2017年9月26日放送「便利で快適! 買い物革命」

●2018年6月26日放送「華麗なるカレー戦争」
(※以上3作品は、1月21日月曜 夜11時59分まで配信)

●2018年5月8日放送「東京"新名所"ウォーズ」

●2018年9月25日放送「シリーズ あなたにファッション革命①ZOZOの野望」

●2018年10月16日放送「東京"新名所"ウォーズ②日本橋を変える!高島屋の野望」
(※以上3作品は、1月27日日曜 夜11時59分まで配信)

「テレ東プラス 萩原由佳ディレクターインタビュー」後編は、1月15日(月)夕方5時に配信するので、こちらもどうぞお楽しみに!

そして、今晩10時からの「ガイアの夜明け」は、「決戦!『平成最後』の大商戦」を放送。

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「平成」もあと半年足らず。あちこちで「平成最後の」と打ち出したセールやビジネスが動き出している。それは、この年末年始にも...。

百貨店や旅行の業界では、「平成最後の大型連休」に客を呼び込もうと、例年とは違った戦略を打ち立てるところが...。1月4日を休日にすると、最大で「10連休」という大型連休になるのだ。ここをどのように活用するのか、その成否は新しい元号で迎える、2019年のゴールデンウイークにも響くという。平成の30年間を締めくくる、怒涛の"年末年始商戦"を追う。

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ガイアの夜明け

ガイアの夜明け

事実はニュースで、真実はガイアで。江口洋介がナビゲートする経済ドキュメンタリー番組の決定版。

放送日時:テレビ東京系列 毎週火曜 夜10時

出演者

【案内人】江口洋介【ナレーター】杉本哲太

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