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サバが足りない!?スシローが最後に頼った意外な生産国:未来世紀ジパング

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テレ東

2019.3.20 日経スペシャル 未来世紀ジパング

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3月20日(水)放送の「日経スペシャル 未来世紀ジパング」(毎週水曜夜10時)は、90分の拡大版。寿司人気を背景に世界の魚の消費事情をレポートする。持続可能な漁業の仕組みで活況を呈するノルウェーを取材し、その秘密と縮小する日本の漁業回復の糸口を探る。

世界最先端!ノルウェー漁業の仕組み

回転寿司の中でも手頃な価格で特に人気のサーモン。日本で食べられる生サーモンの9割が輸入品で、その生産地のひとつであるノルウェーは、今や世界一のサーモン生産国として知られている。

番組は、ノルウェー屈指のサーモン業者、レロイ・オーロラ社の養殖場を訪れ、最先端の養殖技術を取材。そこには、いけすを24時間モニターで監視し、1人で100万匹以上のサーモンを管理できる仕組みがあった。植物オイルや魚から作られた餌は、人間が食べても大丈夫なほど安全な素材を使用している。

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特に驚かされるのは、出荷までのスピード。徹底した衛生管理のもと、機械と手作業を交え、出荷まで2時間以内という速さで加工していく。

生のまま真空パックされたサーモンは、トラックでフィンランド・ヘルシンキへと運ばれ、空路で東京へ。その間1回も凍らせることなく日本のスーパーの店頭に並ぶ。ノルウェーの加工工場に入ってから36時間後には日本に到着するのだ。

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次にノルウェー漁業の秘密を探るため水産業の中心地・ベルゲンを訪問。すると、ビルの一室でパソコン画面を真剣にのぞく人たちの姿が。実はこの場所は、魚の競りを行う取引所。ノルウェーの漁師は、魚を獲るとまずこの取引所に量やサイズを海上からデータで報告する。魚はすぐに競りにかけられ、買い手が決定。漁師は買い手が指定する港に直接魚を水揚げする。最低価格が決められているため買い叩かれることもなく、漁師が儲かる仕組みが確立。高収入の漁師はノルウェーの子どもたちの憧れの職業となっているのだ。

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国産サバをベトナムから輸入!?

日本でのサバの市場規模は、美容や健康に良いとされる缶詰の品切れが続出するなど、この3年で約2倍に。前代未聞のブームとなっているサバだが、今ある異変が起きている。日本に輸入されるサバの約9割はノルウェー産だが、この地域を含むサバの資源量が最近7年で半減。大きな問題となっている。

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サバを巡る環境の変化は、日本企業にも影響を及ぼしている。対策に動いたのは、全国に500店以上展開する回転寿司チェーン・スシロー。ノルウェー産を使ったしめサバは、年間1000万皿を売るスシローの定番商品。しかし、思ったような量や価格での調達が難しくなっているのだ。この事態を受けてスシローは、すべて国産サバに切り替える改革に乗り出した。

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しかし、ある問題が...。日本では魚の加工ができる大規模な工場がないのだ。そこでスシローは、日本のサバを一度ベトナムに運んでしめサバに加工、日本に再輸入するという大胆な策に出る。この苦肉の策が、驚きの結果をもたらすことに。

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番組では他にも、ウニによる磯焼けを逆手に取った最新の養殖技術で漁業を復活させるべく奮闘する三陸の漁師にも密着。寿司ネタ争奪戦を通じて世界と日本の水産資源の最新情報を見る「日経スペシャル 未来世紀ジパング」は、今夜10時放送。お見逃しなく!

この放送が見たい方は、テレビ東京ビジネスオンデマンドへ!

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番組情報INFORMATION

日経スペシャル 未来世紀ジパング

日経スペシャル 未来世紀ジパング

『未来世紀ジパング』は、「明日が読めない日本」で「明日はこうなる」と読み切る 『経済番組』

放送日時:テレビ東京系列 毎週水曜 夜10時

出演者

【MC】SHELLY、片渕茜(テレビ東京アナウンサー)【出演】 鎌田靖(ジャーナリスト)

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