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ロフト手帳大賞で1位に! 大ヒット中の勉強専用手帳「STUDY PLANNER」誕生物語

ビジネス

テレ東プラス

2019.7.2

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2018年3月に発売された「STUDY PLANNER(スタディープランナー)」は、"楽しく、効率よく勉強する"ための勉強専用の手帳です。女子学生を中心に人気が広がり、日経トレンディ「2018ヒット商品ベスト30」で29位に。「ロフト手帳大賞 学生手帳部門」で1位に選ばれるなど、大ヒットを記録しています。

この勉強専用の手帳はどのようにして生まれたのか? 京都に本社を構える「いろは出版」で広報を務める石井梨紗さんに、「STUDY PLANNER」の誕生物語を伺いました。

大学受験の苦い思い出が、誕生のキッカケに


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――STUDY PLANNERは、女子学生を中心に社会人の女性にも支持されているようですね。どのようなキッカケから誕生したのでしょうか?

「弊社のものづくりは、プランナー自身が"欲しいと思えるかどうか"を大事にしています。この手帳は、大学受験で志望校に落ちてしまった苦い経験を持つ、ある社員の原体験がキッカケで生まれたものなんです。第一志望の入試に落ちて途方に暮れていたときに、『もう一回がんばってみよう』と思わせてくれたのが、お気に入りの文房具だったことから、『勉強したい人を後押しできるような勉強グッズを作りたい』と勉強専用の手帳を考案しました」

――文房具に限らず、まさに求めていたようなアイテムを見つけたときの高揚感は、特別かもしれませんね。

「お気に入りのアイテムを所有したことで、一気にモチベーションが上がった経験は、誰にでもあると思います。目指したのは、『勉強をがんばりたい』と思う方に寄り添い、背中を押せるようなアイテムでした」

かわいいだけじゃない。勉強を後押しする機能が満載


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――STUDY PLANNERの便利な使い方を教えてください。

「この手帳は1冊を3ヶ月で使い切る仕様になっているんです。3ヶ月後のゴール設定を定めたら、それを実現するためのプランを、ウィークリーとデイリーの各ページに落とし込んでいきます。高校や大学の受験はもちろん、資格や語学の勉強を効率よく進めたいときにも便利ですよ」

irohashuppan_20190702_04.jpg▲ウィークリープランを書き込むページ

「こちらは、週間スケジュールを可視化できるウィークリープランのページです。これを元にして、日々のプランを立てていきます」

irohashuppan_20190702_05.jpg▲デイリープランを書き込むページ

「ノートの設計時に参考にしたのは、韓国で流行している『学習ノート』です。勉強大国とも言われる韓国の人々は学ぶことに貪欲で、勉強した時間や量を学習ノートに書いて、SNSに投稿するという文化がありました。韓国版の学習ノートは1年分の計画ができるような分厚いものが主流ですが、日本人の場合はもう少し短いスパンで計画を立てることが多いので、日本人の勉強スタイルに合わせて3ヶ月を1区切りとしました」

――これだけ細かく記録を残せる手帳は、めずらしいですよね。

「手帳に沿って計画を立て、実行するプロセスを繰り返すことで、勉強の習慣が身につきやすくなります。『ついついかわいくデコりすぎて、時間を要してしまう......』というお声をいただくこともありますが(笑)、1冊分の勉強が終わった頃には、勉強すること自体が楽しくなっていると思いますよ。実際にユーザーの方からも......」

・継続すること、目標を達成していくことで自分に自信が持てるようになった
・デザインがかわいくて、勉強のモチベーションにつながっている

「といった、嬉しいお声を多数いただいています」

――デザインには、どのような工夫をされたのでしょうか?

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「中身はピンクをベースカラーに採用しました。ページを開いただけでテンションが上がり、デコレーションしやすいデザインを意識しています。表紙は幅広い女性のみなさんに手に取っていただきたいという担当デザイナーの思いから、多色展開で紙の素材も色によって変えています。光沢のあるコート紙を使ったビビットなピンク、マットな質感でスタイリッシュな雰囲気を出したグレーなどですね。色によって素材を変えるのは、弊社としては初の試みでした。また、追って発売された第2弾では、カラーや素材のバリエーションがさらに豊富になりました」

インスタグラムを活用した、ユーザーとの密なコミュニティ


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――利用者の方からの声は、どのように集めているのでしょうか?

「ユーザーの方とのコミュニケーションは、インスタグラムがメインです。2018年7月に『スタプラ部』という名称で"部活動"を発足させ、SNSを通して部員の募集を行いました。その結果、300名以上の応募があり、その中から厳選した28名の方を1期生とさせていただきました。中学生から主婦の方まで、年代やライフスタイルが異なる方々に部員として活動していただいています」

――倍率10倍以上とは、すごい人気ですね! 部活動の内容が気になります。

「部員の方々とは非公開のアカウントでつながっており、クローズドな場で意見交換をさせていただいています。具体的には新商品を発売前にお渡しして、使用した感想をSNSで発信していただいたり、SNS上で企画会議にご参加いただいたりして、そのお声をダイレクトに商品作りに活かしています」

――ユーザーからすると、よりブランドを身近に感じ、アイテムにも愛着が湧きそうですね。

「そう感じていただければ嬉しいですね。みなさまのご意見を参考にして、2019年7月には弊社のオリジナルブランド『&studium』より、関連アイテムとしてルーズリーフとバインダー、ペンケースが新発売になります。これは自習シーンに着目したアイテムで、STUDY PLANNERとセットでお使いいただけます。雑貨は生活必需品ではないですが、毎日をハッピーにしてくれる力がある。弊社のアイテムによって日々の小さな幸せが積み重なり、結果的にお客様の人生が豊かになれば...と願っています」

ヒットを生み出すものづくりに欠かせない3つの要素


ヒットアイテム誕生の裏側には、社員一人ひとりの高い熱量と絶え間ない企業努力、そしてユーザーに寄り添う姿勢がありました。これらが融合してこそ、"いろは出版らしさ"が詰まった唯一無二の一品ができあがるのでしょう。

<取材協力>
いろは出版株式会社
https://hello-iroha.com/

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