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原則担保不要で8000万円まで融資可能! 消えゆく「銭湯文化」を支えるユニークな金融機関:わが地域(まち)で創る新たな人生〜令和時代の起業戦略〜

ビジネス

BSテレ東

2019.12.14

「人生100年時代」を見据えて、いち早く新しい目標に向かって歩み始めた起業家たちがいます。彼らの根底に流れるのは、地域に密着する姿勢と地元愛。「わが地域(まち)で創る新たな人生 ~令和時代の起業戦略~」(BSテレ東)では、起業を選択した人々に、決断までの経緯や資金の調達方法、ビジネスモデルなどをドキュメント取材。さらに、起業家を支援する各地域の信用組合の担当者も取材し、起業家と金融機関が二人三脚で地域の課題を解決する姿に密着しました。

地域への熱い想いをプレゼン...果たして投資は受けられるのか


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いわきには、今まさにベンチャーを立ち上げ、チャレンジを始めた人がいます。空き家となっていた郊外の古民家をオフィスにして事業を立ち上げたのは、地元出身の酒井悠太さん(36)。オーガニックコットンを使った製品の開発を手がけ、世界に通用するオリジナルブランドに育てようとしています。

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酒井さんが綿花を栽培する畑は、原発事故による風評被害などで放置されていた耕作放棄地です。

「太陽をたくさん浴びると、より乾燥してふわふわになっていく」と語る酒井さんは、東日本大震災後、津波による塩害を克服するため、綿花を有機栽培で育てるNPO法人の活動に参加したそう。これを本格的なビジネスとして展開することを決意した裏には、被災した故郷に対する思いがありました。
「いわきには何もないみたいなジレンマみたいなものをずっと抱えていて...。そんなことないという意地もあったし、いわきからグローバルな発信もできるんだって強く思いながらやっています」。しかし問題は、事業化のための資金をどうするか...。

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酒井さんは、いわき信用組合の地域振興ファンドに応募しました。投資の可否を決めるプレゼンテーションを控え、古民家オフィスで仲間とミーティングを繰り返してきた酒井さん。そしていよいよプレゼン当日。投資委員会の審査員が勢揃いする中で、自分たちの事業を上手くアピールできるのでしょうか。

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収穫した綿花や製品サンプルを見せながら、いかに地域に貢献する事業であるかを説明、様々な角度からの質問に答えていく酒井さん。ミーティングしてきたことが問われる場面です。そして1時間におよぶプレゼンが終了。果たして結果は...。

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なんと1000万円の投資を受けられることが決定! ほっと胸をなで下ろす酒井さん。これで、本格的に事業を始めることができます。
「率直に嬉しい。プレッシャーもありますが、覚悟をもってどれだけ取り組めるかやっていたい」。震災を乗り越え、次々と生まれるいわき発の新たなビジネス。その裏には、起業を決意した者と、それを支える者の地域に対する熱い想いがありました。

公共料金だけで多額の費用がかかる銭湯経営を救済


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一方、東京・葛飾区の下町。観光ガイドとして働きながら日本のある伝統文化の魅力をPRしている人がいます。フランス出身のステファニーさんがPRしているのは、銭湯。
「2008年に留学生として来日し、日本の銭湯文化の虜になりました。しかし、銭湯が徐々に減っていく聞き、すごくショックを受けて...。なんでこんな素敵な文化を日本は守らないんだろうって。それからこの活動を始めました」。そんな理由から、ウェブサイトやSNSなどを通して銭湯をPR する活動を行うようになったステファニーさん。

かつて都内に2600軒以上あった銭湯は、経営者の高齢化や資金繰りの難しさなどにより現在は500軒ほどに減少。ガス代35〜40万円、電気代15〜18万円と、公共料金だけでも多額の費用がかかるのが銭湯経営の現実です。

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そんな中、後継者が見つからず、1年以上休業していた府中の「桜湯」が、この冬新たな経営者とともにリニューアルオープンを迎えようとしています。経営を引き継いだのは、都内で別の銭湯を経営する佐伯雅斗さん。改装には、約1500万円もの費用がかかりましたが、東京を拠点とする「東浴信用組合」から融資を受けることができたそうです。

東浴信用組合は、東京周辺の浴場業者を対象としたユニークな金融機関。銭湯を続けるための資金を担保原則不要で8000万円まで貸し出す「ツナグ」を開発し、後継者の支援に取り組んでいます。

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その融資制度を利用して廃業を免れたのが、東京・板橋にある「一の湯」。経営者が高齢のため、東浴信用組合を通して後継者を探していました。そこに名乗りをあげたのが、かつて別の場所で銭湯を経営していた京川裕昇(ゆうしょう)さん(70)。一度は引退したものの、銭湯への思いを捨てられず、奥さんと共に経営を引き継ぐ決意をしました。

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京川さんは元の経営者から銭湯を借り受け、家賃を払う「預かり湯」という形で経営を引き継ぎました。敷金の500万円は「ツナグ」からの融資。「ここに来たお客さん同士が、親しく会話してくれるのが一番嬉しい。ハグしているのを見ると、やっていて良かったって思います」。大変な労力と資金のかかる銭湯の経営。経営者たちの情熱が、地域の暮らしを支えています。

「サラリーマン生活はもうコリゴリ」「起業したいけど何からやっていいかわからない!」そんな人は、一度地域の課題が何か、そして、どんな支援制度があるか、探ってみては? あなたの頭の中にあるヒントや熱意が大きなビジネスを生むかもしれません。

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