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元芸人の億り人・井村俊哉が語る! 投資のヒントと僕の生活のすべて

ビジネス

テレ東

2020.1.30

テレビ東京の経済報道番組を視聴できる有料動画配信サービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」で配信中の「投資家ジャーナル」。配信では毎回話題の企業の社長をゲストに迎え、井村俊哉率いる投資家集団Zeppyならではの視点で、企業の経営戦略にまで深く鋭く切り込みます。

そこで今回「テレ東プラス」では、「投資家ジャーナル」でMCを務める井村俊哉さんのご自宅を直撃! 投資にまつわる赤裸々なインタビューと共に、リアルな投資家生活を取材させて頂きました。

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井村さんのお宅は、都内にある高級マンション。 投資の夢が広がります。

投資家が知りたいイケてる企業を分かりやすく紹介


──そもそも「投資家ジャーナル」は、どうやって誕生したのでしょうか。

「僕は、芸人を引退してから株式会社Zeppyを設立し、Zeppy投資ちゃんねるというYouTubeチャンネルを運営していますが、そこにたどり着く前に"どんな事業をやればいいんだろう?"とずっと考えていました。そんな中、いつものように投資家として企業分析をしていたら、ふと"こんな風にイケてる事業をしている上場会社っていっぱいあるよね"と改めて気づき、"じゃあそれを紹介すればいいんじゃない?"と思い立ちました。どんなに有名な会社でも、事業内容は意外とみんなに知られていなかったりするので、それを紹介するだけでビジネスになるんじゃないかなと思ったのが始まりです。根底には素晴らしい会社を"知ってほしい"という気持ちがあります。

配信では、"これが日本の成長株だ"という気持ちで、長い軸で成長していくと思う究極の会社をピックアップしています。投資家の方なら銘柄分析の手法を見て頂いたり、新たな会社との出会いのきっかけにしてもらえれば嬉しいですね」

investor_20200130_02.jpg▲最新回では、「UUUM」取締役CFO・渡辺崇を迎え、会社を丸裸に!

──「投資家ジャーナル」は、イケてる企業の社長さんがゲストでいらっしゃるのも特徴のひとつです。

「基本、IR(企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する)の活動って一方的で、双方向性があるのは株主総会のQ&Aくらいなんですよ。IRにメールや電話で問い合わせもできますが、そこまでできるのは投資家でもごく一部。なので、Zeppyでは、会社側がもっている情報を、もっと手軽に見られる形で投資家に開放したいという意気込みで挑んでいます。『投資家ジャーナル』では、僕たち投資家の意見や分析を真正面からぶつけることで、社長さんから決算書だけでは読み取れないリッチな情報を引き出せていると感じています」

──投資家にとって、情報は一番の財産ですか?

「投資で利益を上げるには欠かせない要素でしょうね。『投資家ジャーナル』では、膨大にあふれかえる情報を投資家視点でわかりやすい3つのポイントに絞って紹介しています。社長さんから反論異論を頂きながら議論を深め、決算書などで公開されている情報を100としたら、150や200にして投資家にお届けしようと思っています」

──投資家にとって貴重な情報が詰まっているんですね。

「投資家だけではありません。ビジネスパーソンにも楽しんでいただけると思っています。投資をやっていなくても、ビジネスパーソンとして今まさに知るべきビジネスモデルや時代の流れを抑えられるようになっています。そこに触れてもらうだけでもご自身の仕事にプラスになるはずです」

投資はもっと、皆さんの身近にあるもの!


──そもそも井村さんは、投資とは切っても切れない生活をしているそうですね。

「もう7、8年投資でご飯を食べていますからね。生活にもすっかり根付いていて、身の回りのモノは株主優待でもらったものであふれています。今着ている服や子どものおもちゃなどもそうですし、外食も優待券を使うことが多いです。記念日にちょっと贅沢をするときはロイヤルホストに行くこともあります(笑)。それで十分なんですよね。僕の中では、"高いモノ=いいモノ"という考えがありません。今の日本においては、たいしてお金をかけないでもいいモノが手に入りますし、それで十分楽しく生きていけます」

investor_20200130_03.jpg▲株主優待でゲットしたお子様の知育玩具

investor_20200130_04.jpg▲今日のファッションは、すべてリサイクルショップ「トレジャーファクトリー」の株主優待でコーディネート。「JOURNAL STANDARD」のテーラードジャケットは、なんと780円!

──昔からお金に対する考え方は変わらないのでしょうか。

「変わっていないと思います。子どもの頃、お小遣いはすべて貯金していました。ちなみに友達はゲームで遊んでいましたが、僕はゲームのカセットを転売して楽しんでいました(笑)。転売は株と同じ仕組み。安く仕入れて高く売る。昔からそういうことが好きだったんですけど、貯まったお金で何かをするわけではなく......。僕にとってお金というものは、"可能性が増える魔法のチケット"くらいの感覚で、自分というものを広げたくて貯めているところがあるのかもしれません」

──株をやりだしたのはいつ頃ですか?

「大学生時代ですね。これまで貯めたお金で株を買っていましたが、決算書を読むわけではなく、その時は真剣でしたが、今思うと"なんとなく"やっていました。それで失敗して三分の一くらいまで減らしちゃったりして......。どうやって利益を出せばいいのか、その答えなんてないように感じていました。それからしばらく、株は持ってるけどほとんど放置している状態を続けていました」

──井村さんは、その後、芸人になりましたよね。「キングオブコント」などにも出演されて...。

「大学時代にバラエティ番組を見て、人を笑わせるということに興味を持ちました。芸人時代は芸人の年収が3万円にも満たないくらい散々な感じでしたが、バイトをしていて月になんとか8万円くらい収入がありました。でもそんなに不自由だとは思っていなかったんですよね。むしろ使わないのでちょこちょこお金が貯まっていって...(笑)。周りにもいわゆる芸人さんのようにお金を散在する人はほとんどいなかったのですが、唯一同期で元巨匠というコンビを組んでいた岡野陽一は、お金を借りては後輩を飲みに連れて行ったりしていました。そんな岡野は今や借金もちのクズ芸人として活躍しています(笑)。そういえば、そんな岡野から今年、『融資のご相談があります』と連絡がきて、『ほかの債権者様への借金を返済するため、お金を貸してほしい』と(笑)。普通なら絶対に貸さないんですが、岡野陽一という芸人としての才能に投資するという意味合いで貸しました。」

──なんと心の広い(笑)。岡野さんにお金を貸すことがいい投資なんですか?

「岡野という人物を銘柄として見たとき、お笑い芸人としてのポテンシャルを高く評価したんです。もし彼がこの後人気者になったら、ここでお金を融資したエピソードは何倍もの価値を生むかもしれないと。契約書を書いてもらって、毎月最低でも1円以上は返すとの約束で。ただ、初月は1円返ってきて、2カ月後に10円、3カ月後100円返ってきたと思ったら、4か月目からはドロン......投資は失敗だったかもしれません(笑)。普通の人は安易に友人などにお金は貸さずに、株などに投資をした方がいいでしょうね。」

investor_20200130_05.jpg▲仕事の合間に株価のチェックも欠かさない井村さん


──投資を始める"いいタイミング"はあるのでしょうか。

「一生涯、投資と付き合っていくのであれば、チャンスのタイミングを待っていても中々スタートできないので、やってみようと思ったときが吉日です。どうせ最初は損するのでまずは損失覚悟でやってみて、自分の中でノウハウを溜めていった方がいいと思います。そして最初はそこまで大きなお金を動かさないことがポイントです。退職金などを手に入れて初めて運用すると、額も大きいしドツボにハマることも多い。失敗してリスク管理を学んでいくものなので、最初は少な目に...。そして投資に正解はなく、自分で学んでいくものだということも心しておいた方がいいと思います」

──億り人(1億円以上の資産を築いた人物)になって変わったことはありましたか?

「あまり変わらないですね。消費の面でいうと、何なら一般的な人よりも少ない気がします。ただ、勘違いしてほしくないのは、我慢して節約しているわけではないということです。自分や家族のクオリティ・オブ・ライフが向上するものには、その費用対効果的にコスパが良ければ躊躇なく投資をしています。ロボット掃除機やドラム式の洗濯機、電動自転車や食洗器などはグレードの良いものをそろえ、コストをかけてでも日常生活におけるストレスは極力低減させています。億り人になって一番変わったことは、思い切ってチャレンジができるようになったことですね。いまYouTubeに全力で取り組めているのも、自分の可能性を広げられる金銭的な余裕があるからかもしれません。」

──井村さんは今後、どういう野望があるのですか?

「『投資家ジャーナル』に出演しているメンバーも所属していますが、国内初の投資や経済に特化したYouTuberのプロダクション・Zeppyを設立しました。今は自社チャンネルを伸ばす活動が中心ですが、今後、所属してくれているタレントさんのマネジメントにも注力し、お仕事をどんどんお願いできるようになりたいですね。そしていずれは、『投資家ジャーナル』に、社長として出演することが目標です!」

投資と聞くとハードルが高いような気もしますが、意外と身近にあるもの。株を始めたいと思っている人はもちろん、今の生活を豊かにしたいと思うビジネスパーソンも「投資家ジャーナル」は要チェックです。現在、「テレビ東京ビジネスオンデマンド」「Zeppy投資ちゃんねる」で配信中です。

【井村俊哉 プロフィール】
1984年生まれ。中小企業診断士。プロダクション人力舎でお笑い芸人として活動し「キングオブコント 2011」で準決勝進出を果たす。貧乏生活をしながら100万円を貯め、2011年に株式投資を開始。本業の「1000倍稼ぐ株芸人」として注目を浴び、2017年4月に資産1億円を達成。同年に芸人を引退し、現在は、日経CNBCでコメンテーターをしながら、投資の喜びをすべての人に届けるため、国内初の投資/経済系YouTuberのプロダクション『Zeppy』を2019年に設立。YouTubeチャンネル「Zeppy投資ちゃんねる」の登録者数は開設7ヵ月で50,000人を突破。著書『年収3万円のお笑い芸人でも1億円つくれた』(日経BP)は Amazonベストセラー1位獲得(「一般・投資」「節約」カテゴリー)。

(取材・文/玉置晴子)

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