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ご祝儀もオンラインで ブライダル業界”新常識”で回復の兆し

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テレ東

2021.6.18

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参列できなかった人が、ウェブ上でご祝儀を渡すツール「アニクリWEBご祝儀」

新型コロナで大きな打撃を受けたのがブライダル業界です。16日、リクルートなどが発表したデータで、5月までの1年間の業界全体の損失は約1兆円。20年度、結婚式を延期したカップルは27万組に上ったことが分かりました。しかし、今年に入ってから回復の兆しも見え始めています。今年は結婚する人の数が昨年よりも11.7%増えるという予測データもあります。この回復の兆しを捉えて、新たなビジネスが生まれていました。

東京・渋谷区にある結婚式場「ラグナヴェール アトリエ」。運営しているのは、全国で34の結婚式場を運営する「エスクリ」です。2020年度はキャンセルや延期が相次ぎ、売り上げは6割減少。しかし、今年4月ごろから予約が増え始めたといいます。

特にコロナ禍で始めた結婚式の様子をライブ配信する新サービス「アニクリLive」が好評です。視聴する人は、新郎新婦にリアルタイムでテキストでメッセージを送ることができます。さらに参列できなかった人が、ウェブ上でご祝儀を渡すツール「アニクリWEBご祝儀」も自社開発しました。エスクリは22年3月期業績予想では黒字化を見込んでいます。

「(結婚式を延期した人が)ワクチンの普及が進めば結婚式ができると式場を探し始めているので、コロナ禍で生まれた新しい結婚式の価値をプラスし、良いとこ取りをした結婚式を広めていきたい」(エスクリの担当者)

コロナ禍で小規模の結婚式場にも人気が集まっています。東京・表参道のビルに入っていたのは、30人ほどが参列できる小さなチャペル。披露宴は行わず、挙式のみを行う式場です。基本料金は6万7000円。この中に衣装、ヘアメーク、写真(1カット)や挙式に関連する音響、照明、司会などの費用が全てが含まれています。

こうした小規模の式場を全国24ヵ所で運営するのが「レック」です。2021年5月までの1年間で、挙式のみを行ったカップルは5474組と1年前と比べて15%増えました。

そしてもう一つ、コロナ禍で利用者が増えたのが「フォトウエディング」。結婚アルバムのサービスです。結婚式をしない代わりに、記念の写真を撮りたいというニーズが急増。この1年間の売り上げは19億5400万円と、前年の2.1倍となりました。

「コロナの影響で結婚式をやりたいけれどできなかったお客様に対して、小規模な式や写真など新しい価値もどんどん伸ばしていきたい」(レックの担当者)

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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