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盛り上がる中古スマホ市場 コロナの影響で「2台目」需要もアップ<WBS>

ビジネス

テレ東

2021.9.17

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2020年度の中古スマホの販売台数は過去最高の185万台

アップルは9月15日(日本時間)に最新のスマートフォン「iPhone13」シリーズを発表しました。日本での予約は17日から始まり、販売は24日からになります。新型iPhoneが登場し、これから秋のスマホ商戦が本格化しますが、実は今、中古スマホの売れ行きが好調です。一体なぜなのでしょうか。

秋葉原にある中古のスマホの買い取りや販売を手がける「イオシス」。店内には、iPhoneやソニーのXperia、サムスン電子のGalaxyなど、発売から3年程度たったスマホが1万点以上並びます。

2020年度の中古スマホの販売台数は、前年度と比べ13.5%増え、過去最高の185万台となりました。在宅勤務が広がったことで、仕事用とプライベート用のスマホを分ける人が増え、2台目の購入に繋がっているのです。そして、意外な機種が人気となっています。

「iPhone8が人気の機種になります。モバイルSuicaや非接触の決済ができる機能や指紋認証が人気の機能。普段の動作に関しては、支障がないスペックになっています」(イオシスの担当者)

コロナ禍のマスク生活で顔認証ではなく、指紋認証が便利とあって人気が高く、価格も発売当時の新品の5分の1ほどで購入できます。イオシスではコロナ前に比べ、通販の売り上げは4割伸びたといいます。

広がる中古スマホ市場。その動きを後押ししているのが、目立った傷もなく、新品と見間違えるほどの中古スマホです。一体このスマホは、どこから来ているのでしょうか。

神奈川県座間市にある物流拠点の一角にある、総合商社大手の伊藤忠商事の子会社「Belong」が運営しているスマホの再生工場。中古スマホの検査やデータ消去を行う専用のセンターで、テニスコート19面分の広さに、スタッフ200人が作業しています。

うずたかく積まれているダンボールの中から出てきたのは、中古スマートフォン。海外から輸入されたもので、多い日は数千台規模で入荷するといいます。Belongでは世界各国から優良な端末のみを独自のルートで買い付けています。

入荷したスマホは、画面の操作性や色の具合、またバッテリーの状況など25項目ほどをチェック。また契約した携帯電話会社でしか使えないSIMロックの解除も行います。最後には人の目で傷がないかを確認。外装の傷によって、ABCにランク分けされます。

Belongが運営する「にこスマ」というネット販売サイトでは、傷がわかるように360度の写真を載せるなどしています。さらに、中古スマホ業者としては珍しいコールセンターの設置や、1年間の返品交換保証がついていて、中古を嫌っていた客にも安心感を与え、需要が伸びているといいます。

Belongの清水剛志取締役副社長は「2020年度で前年の4〜5倍まで売上高が上がっています。そのうち7割ぐらいが、初めてBelongで中古スマホを買われるお客様です。また4割ほどは女性のお客様です。比較的、中古に対する寛容度も上がってきているので、これから市場は伸びていくと考えています」とさらなる成長を期待していました。

※ワールドビジネスサテライト


※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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