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値上げ続きの中... お手ごろ「秋の味覚」そのワケは?<WBS>

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テレ東

2021.10.20

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「秋の味覚」サンマ、ハクサイなどは例年に比べ安い一方、サバやサツマイモは高い。

サンマやカツオなど秋の味覚がいろいろとあります。最近、様々な商品が値上がりしているニュースをお伝えしていますが、実はいま、例年に比べて安くなっている食材もあります。これらの「秋の味覚」の中で、どんな食材が安くなっているのか、取材しました。

大戸屋で15日から秋の味覚、サンマの販売が始まりました。今年は身がふっくらとやわらかなのが特徴です。炭火でじっくり焼いた「生さんまの炭火焼き定食」は丸ごと1匹付いて980円。11月末まで販売予定です。

「漁獲が年々遅くなっていて、販売できるかとても心配していましたが、遅くなっても質のいいサンマが漁獲できると信じ、今年も販売のタイミングを図っていました」(大戸屋の国分由貴子さん)

昨年、歴史的な不漁に陥ったことで、東京都中央卸売市場でサンマの価格は前の年の約3倍の2095円に急上昇。しかし今年は675円と価格がやや落ち着いてきました。他にも安くなっている魚はあるのでしょうか。

飛行機や新幹線で産地直送の魚介類を買い付けて販売するベンチャー企業「羽田市場」の野本良平社長が挙げたのが、今年豊漁で当たり年だというカツオです。今月前半、豊洲市場でのカツオの平均卸売価格は1キロ当たり520円。昨年と比べて3割以上安くなっています。

また、しらすも安くなっています。この日は1キロ約600円ほどで仕入れ、昨年と比べて2割ほど安いそうです。

「大量に揚がっているわけではないが、ホテル・旅館の朝食バイキングや、レストラン需要が大幅に減っているので、どうしても荷物(在庫)がだぶついて相場が下がる」(野本社長)

さらに、青森から届いたばかりの高級魚「ノドグロ」。こちらは例年の相場の5分の1ほどの値段です。

「高級料理店・すし店が本格稼働しないと、こういう魚は動かないので、逆にわれわれも漁師を買い支えて、(客に)安い値段で食べてもらっています」(野本社長)

では、野菜や果物の価格はどうなっているのでしょう。生産者から直接仕入れた旬の野菜を販売する「旬八青果店」を運営するアグリゲートの左今克憲社長は「野菜は全般的に価格が下がってきている。葉物野菜も前までは298円で売っても、それでも利益がない状態だった」と話します。

現在、サニーレタスは半額以下に。夏には400円ほどしていたかぼちゃも、今は280円で店頭に並びます。今年は高いイメージだったトマトも、1つ100円と50円以上の値下がり。なぜ安くなったのでしょうか。

「この時期、台風や雨などの被害がある前提で、全国各地の農家が一斉に作っている。被害がなかった場合、全豊作みたいな状態になるので、モノが余り気味になる。野菜に関しては、1年以上コロナの状況が続いているが、野菜は作付け調整ができるので、シンプルに豊作が重なった」(左今社長)

外食需要が減り、値崩れを抑えるために、生産農家は栽培する量を調整していました。ところが、今年は予想外に天候に恵まれ、災害による被害も少なかったことから、豊作に。その結果、全般的に価格が下がっているといいます。

果物も豊作のようです。

「カキは全国で揃ってきているので買いやすい値段になっている。ミカン、リンゴも下がってきている」(左今社長)

旬真っ盛りのカキは1個100円。これから旬を迎えるリンゴやミカンも例年より安いといいます。今後もこの状況が続くのでしょうか。

「この先がどうなるかは、全くこの天候次第で変わってくるが、今のところ何かが上がりそうという情報は聞いていません」(左今社長)

※ワールドビジネスサテライト


※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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