<最新比較>おすすめCRMツール14選!無料版や失敗しない選び方
CRMツールを活用すると、顧客データを一元管理でき、分析結果に基づいた経営戦略を立てることができます。
しかし、たくさんのCRMツールの中から、自社に合ったシステムを選び出すのは容易ではありません。
当記事では、CRMツールの失敗しない選び方とおすすめシステム14選を比較紹介します。
各システムの良い点だけでなく残念な点も紹介するので、CRMツール検討の参考にしてください!
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
CRMツールとは?

CRMツールとは、『顧客情報を一元管理する機能』や『お客様とのコミュニケーションを向上させる機能』が備わったシステムです。CRMは「Customer Relationship Management」の略語で"顧客関係管理"のことを指します。
CRMツールには、大まかに、顧客管理機能、メール配信機能、問い合わせ管理機能、分析・レポート機能などが備わっています。具体的な例はこちらです。
▼顧客管理
・既存顧客のデータ管理
・見込み顧客のデータ管理
▼分析・レポート
・顧客データを分析する機能
・分析結果のレポート機能
▼メール配信
・メール配信を自動化する機能
▼問い合わせ管理
・顧客からの問い合わせデータ管理など
CRMツールの役割は、顧客をより深く理解して効果的な戦略を立てること。事業を行う上で得たデータを蓄積・分析して自社の課題を発見するために役立ちます。
そして、ひとつの場所に集めた顧客データを社内全体で共有できるのもCRMツールを使うメリットです。
CRMツールを導入すべき企業
・「サービスを提供するだけでなく企業のファンを増やしたい」
・「顧客の潜在ニーズを探って商品開発をしたい」
・「顧客データがあちこちに点在して活用できていない」
・「売上を伸ばすために何をしたら良いか分からない」
このような悩みがある企業は、CRMツールを使って戦略を練り直し、業務手順を改善しましょう。
CRMとMA・SFAとの違い
CRMと似た働きをするのがMAとSFAです。対応範囲や目的が異なるので、それぞれの特徴を説明します。
1.CRMツールとMAツールの違い
MAツールは「マーケティング オートメーション」のことで、マーケティング活動を自動化する機能が備わっています。
MAの目的は、見込み顧客を新規獲得して継続的なコミュニケーションを取ること。
データを一元管理するだけでなく、何らかのアクションを起こすことを前提に作られているのが特徴です。
見込み顧客にアプローチする業務を効率化できることもメリットで、MAツールを使えば営業担当者の負担が大幅に軽減します。
もうひとつの魅力は、適切な時期に顧客と接点を持てるので成約率が上がること。MA機能があるCRMツールを使うと、これらのメリットを享受できます。
2.CRMツールとSFAツールの違い
SFAツールは「Sales Force Automation」の略語で、"営業支援システム"と呼ばれています。
SFAの目的は、営業担当者をサポートして見込み顧客に自社商品を購入してもらうこと。そのため顧客や案件の管理だけでなく、営業担当者の行動を可視化する機能もあります。
CRMは『全部署の顧客情報を一元管理して活用すること』を目的にしているのに対し、SFAは『営業部門に特化した作り』になっているのが違いです。
CRMツール比較表

CRMツールおすすめ5選
ここからは、厳選したおすすめCRMツール5選を比較紹介します。
1.Salesforce Sales Cloud
画像出典元:「Salesforce Sales Cloud」公式HP
【特徴】
・世界トップレベルの認知度&15万社以上の導入実績
・AIが組み込まれていて予測機能が優秀
・様々な機能を自社仕様にカスタマイズできる
「Salesforce Sales Cloud」は、SFAとCRMの機能を兼ね備えているクラウド型システムです。特徴は、顧客との関係強化と商談成立を実現させる機能がバランス良く揃っていること。
『連絡先の管理』『商談管理』『売上予測』『営業タスクの合理化と自動化』といった機能を活用すれば、生産性が向上するでしょう。モバイルアプリもあるので、いつでもどこでもすべての機能が利用できます。
しかし、高性能で自由度が高いからこそ、システムを使う目的を明確にしておかないと十分な成果を出せません。何から手を付けて良いか分からない場合は、Salesforce認定エキスパートによる導入・運用サポートを受けましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料(前払いの年間契約)
・Essentials:3,300円/人(税込)
・Professional:9,900円/人(税込)
・Enterprise:19,800円/人(税込)
・Unlimited:39,600円/人(税込)
※月払い希望の場合は要問い合わせ
▶無料トライアル
・Essentials:14日間
・Professional:30日間
・Enterprise:30日間
・Unlimited:30日間
2.Senses
画像出典元:「Senses」公式HP
【特徴】
・営業組織のリモートワークを支援する案件ボードがある
・カード形式で直感的に操作できる管理画面
・AIが搭載されていてリスク分析機能がある
「Senses」は、入力作業の自動化機能が優れているのが強みです。名刺や議事録などのスキャン、自動文字起こしができるOCR機能を搭載。
GmailやGoogleカレンダーと連携すれば、自動的にデータが蓄積されるので再入力する手間がかかりません。
PC、タブレット、スマホで利用できるマルチデバイス対応で、操作画面は案件の進捗が一目で分かる表示方法です。
現場社員の使いやすさを重視した作りになっていますが、支払い方法は年間一括払いしか選べません。必ず無料トライアルで使い勝手を確認しましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
・スターター:27,500円/5名まで一律(税込)
※6人目から+5,500円/人(税込)
・グロース:110,000円/10名まで一律(税込)
※11人目から+11,000円/人(税込)
・エンタープライズ:330,000円/20名まで一律(税込)
※21人目から+16,500円/人(税込)
・最大50%オフになるスタートアップ支援プランあり
▶無料トライアル:あり(期間は要問い合わせ)
3.Oracle Sales Cloud
画像出典元:「Oracle Sales Cloud」公式HP
【特徴】
・誰でも簡単に利用できるシンプルな操作性
・テリトリー分析機能と売上予測機能が優れている
・基本的な機能が満遍なく網羅されている
「Oracle Sales Cloud」は世界中の企業で採用されていて、導入実績は1,000社以上。購買履歴から顧客の行動パターンを把握できる機能があるので、営業担当者が取るべきアクションが分かります。
もうひとつのメリットは、タイムリーで実用的な予測を立てられること。業務の効率化やコスト削減に役立ちます。
ただし、他社システムとの連携についての情報が公式HPに記載されていません。
Oracle社のマーケティングシステムと連携すれば機能を拡張できますが、他社システムと連携させたい場合は事前確認が必須です。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:30日間
4.Salesforce Essentials
画像出典元:「Salesforce Essential」公式HP
【特徴】
・ビジネスの成長と共に機能を拡張できる
・メール、電話、チャットなど顧客と繋がる複数チャネルを自動連携
・コードを使わずマウス操作だけでカスタマイズできる
「Salesforce Essentials」は、先に紹介したSalesforce社の中小企業向けコース。特徴は、セットアップが簡単ですぐに利用開始できることです。ひとつの画面で必要な情報を全て確認でき、煩雑な作業を自動化する機能もあるので作業時間が短縮するのは間違いありません。
モバイルアプリも利用可能で安価ながらサービス内容が充実しています。
しかし、「Salesforce Essentials」はユーザー数10名までの企業向けプラン。事業規模が大きくなったらSalesforce社の上位プランに変更しましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
・年払い::3,300円/人(税込)
・月払い:4,620円/人(税込)
▶無料トライアル:14日間
5.b→dash
画像出典元:「b→dash」公式HP
【特徴】
・マーケティングに必要な機能をすべて搭載
・大手企業からベンチャーまで500社以上の導入実績あり
・業種業態ごとに豊富なテンプレートが用意されている
「b→dash」の魅力は、プログラミングに関するスキルがない人でも、データの処理・加工・活用ができる世界初の技術『データパレット』があること。
データアナリストが25万時間以上かけて蓄積した110以上の業種・13万テーブル分の統合ナレッジを利用できるので、データ連携から抽出まですべての工程がシンプルな画面操作だけで完結します。
顧客1人1人のカスタマージャーニーを確認できる『カスタマーウォッチ』や『Web接客』『LINE連携』などの機能も搭載されていて、BtoCビジネスをしている企業に最適です。
その反面、BtoBだと期待したほど効果が出ないかもしれません。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし(無料デモ体験あり)
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
その他おすすめのCRMツール
これから紹介するCRMツールもおすすめなので、システム選びの参考にしてください。
1.MicoCloud
画像出典元:「MicoCloud」公式HP
「MicoCloud」はLINE公式アカウントを使ってCRMを構築するシステム。分かりやすく言うと、『顧客に企業のファンになってもらう』ためのプラットフォームです。
そのため、顧客との関係性を深める機能に特化しています。
オンラインとオフライン両方での行動データを蓄積できるので、顧客と適切なコミュニケーションをとるための基盤作りをしたい企業におすすめです。
継続率99.5%と利用者からの評価も上々ですが、LINEを使ったアプローチしかできないので他のツールと併せて利用しましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし
2.Synergy!
画像出典元:「Synergy!」公式HP
「Synergy!」の特徴は、無駄な機能を極限までそぎ落としたシステムであること。
何よりも使いやすさを重視しているので、定期的にユーザーテストを行い、"マニュアルを見なくても短時間で効率的に使えるシステム"になるよう改善を繰り返しています。
シンプル機能とはいえ、顧客情報の取得・管理・活用できる機能が一通り揃っていて、多彩なマーケティング戦略の実施が可能。他にも、アンケート、メール・LINE配信、広告連携、Webサイトからのメッセージなど便利な機能が満載です。
しかし、最低利用期間が6ヵ月に設定されている上に初期費用もかかります。必ず無料トライアルを試してから契約しましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:129,800円(税込)
▶月額利用料
基本月額料金(データベース・フォーム):16,500円(税込) ※初期費用129,800円
+メール配信:11,000円(税込) ※初期費用33,000円(税込)
+アンケート:16,500円(税込) ※初期費用33,000円(税込)
+LINE配信:0円 ※初期費用33,000円(税込)
+Webパーツ:11,000円(税込) ※初期費用33,000円(税込)
▶無料トライアル:14日間
3.hubspot
画像出典元:「hubspot」公式HP
「hubspot」は世界120ヵ国以上で128,000社以上の利用実績があるシステムです。6言語に対応していて、マーケティング、営業、コンテンツ管理、カスタマーサービス、オペレーションまで幅広い機能が揃っています。
各工程ごとにソフトが分かれているので、自社に必要な機能だけを組み合わせれば使いやすさ抜群です。
機能が一部制限されますが、"無料プラン"も用意されていて、オンラインフォームやチャットボットの作成、メールマーケティング、広告管理機能などが利用できます。
注意点は、サービスの一部に日本語表記がないこと。外資系ツールに慣れていないと使いにくさを感じるかもしれません。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
◇無料プラン:0円
◇マーケティング
・Starter:6,600円(税込)
・Professional:117,480円(税込)
・Enterprise:422,400円(税込)
◇セールス
・Starter:6,600円(税込)
・Professional:66,000円(税込)
・Enterprise:158,400円(税込)
◇カスタマーサービス
・Starter:6,600円(税込)
・Professional:52,800円(税込)
・Enterprise:158,400円(税込)
◇CMS
・Starter:3,300円(税込)
・Professional:52,800円(税込)
・Enterprise:158,400円(税込)
◇オペレーション
・Starter:6,600円(税込)
・Professional:105,600円(税込)
・Enterprise:264,000円(税込)
※月払い料金の10%オフになる年間一括払いコースあり
▶無料トライアル:14日間
4.kintone
画像出典元:「kintone」公式HP
「kintone」は、"あらゆる業種の、あらゆる人の、あらゆる仕事"に対応しているのが強みです。
日報、案件管理、交通費申請、問い合わせ管理などのアプリが部署・業種別に100種類以上用意されていて、必要なアプリを組み合わせて使う仕組みなので自分にぴったりのシステムを構築できます。
「kintone」の魅力は、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション機能が充実していること。大勢で情報を共有できる『スペース』やクローズドなやり取りができる『個人メッセージ』などがあります。
20,000社以上の企業に採用されていて実績もありますが、他社ツールとも連携する際に追加料金がかかるので気をつけてください。
例えば、マネーフォワード クラウドと連携すると198,000円/年が課金されます。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
・ライトコース:858円/人(税込)
・スタンダードコース:1,650円/人(税込)
※最低利用人数5人
▶無料トライアル:30日間
5.Monday.com
画像出典元:「Monday.com」公式HP
「Monday.com」の特徴は、業界、ビジネス、チームごとにカスタマイズできるテンプレートが用意されていること。数百ものビジュアルがあるので、目的や好みに合ったテンプレートが短時間で簡単に作成できます。
世界各地の135,000社以上で利用されていて、様々な作業を自動化できる機能も搭載。2名までは無料で利用できるコースもあります。
ただし、タスク管理をメインとした機能展開なので、顧客情報を集めたい場合、マーケティング施策の実施を自動化したい場合は他ツールと連携させないといけません。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
・無料プラン(2名まで):0円
・ベーシック:3,300円/3名まで一律
※4人目から+1,100円/人
・スタンダード:4,200円/3名まで一律
※4人目から+1,400円/人
・プロ:6,600円/3名まで一律
※4人目から+2,200円/人
▶無料トライアル:14日間
6.CRM ANALYZER
画像出典元:「CRM ANALYZER」公式HP
「CRM ANALYZER」は"分析力"に優れたサービスなので、顧客データを集めたものの上手く活用できない...という悩みがある企業に最適です。
売上構造分析や顧客の流入・流出分析、商品分析など、様々な視点から収益を上げるために必要な情報が手に入ります。
データ分析だけでなく、事業計画の策定、DM・メルマガでのプロモーション企画の制作・実施、各種リサーチ業務の支援まで幅広いサービス内容です。
しかし、分析するために必要なデータを提供しないと利用できません。十分なデータ収集ができていない企業には不向きです。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:なし
7.eセールスマネージャー
画像出典元:「eセールスマネージャー」公式HP
「eセールスマネージャー」は継続率95%と利用者からの評価が高く、サポート体制が充実しているサービスです。2.5ヵ月の導入サポート、利用開始後は3ヵ月間の稼働サポート、定着後も手厚い運用支援があります。
現場営業向け機能とマネジメント向け機能の両方が揃っていて、スマホ、PC、タブレットなどのマルチデバイスに対応。
売上予測や見込み案件を直感的に把握できる機能もありますが、API連携できる他社ツールの種類が少ないです。後々に困らないよう、導入前に確認しておきましょう。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
◇クラウド
・スケジュールシェア(グループウェアのみ):3,000円/人
・ナレッジシェア(閲覧のみ):6,000円/人
・スタンダード:11,000円/人
◆オンプレミス(買い切り型):150,000円/人
▶無料トライアル:なし(無料デモ体験あり)
8.Zoho CRM
画像出典元:「Zoho CRM」公式HP
「Zoho CRM」は低コストで導入できるのに、BtoB とBtoCの両方に対応している万能型システムです。
世界各地にある25万社以上で採用されていて、顧客管理、営業支援、マーケティングオートメーション、分析レポートまで豊富な機能が備わっています。
上位プランにはAIによる営業アシスタント『ZIA』があるのも魅力です。予測される受注数や最適な連絡タイミングを教えてくれるので、取得したデータを余すことなく活用できます。
オフラインでもシステムを利用できるモバイルアプリもありますが、機能が一部制限されるのがデメリットです。
【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料
・無料プラン(3名まで):0円
・スタンダード:2,376円/人(税込)
・プロフェッショナル:3960円/人(税込)
・エンタープライズ:5,940円/人(税込)
・アルティメット:7260円/人(税込)
※お得な年間契約あり
▶無料トライアル:15日間
9.satori
画像出典元:「satori」公式HP
「satori」の強みは、高度なマーケティング施策が実施できること。
『リードトラッキング+セグメント管理+シナリオ+メール配信』と、いくつかの機能を同時に使って成功率の高い戦略を導き出し、効率的に顧客に働きかけます。
状況に合わせて最適なアクションが起こせれば、収益がアップするのは間違いありません。データベースの設計・導入作業が不要なのも魅力的な部分で、Webサイトに計測タグを埋め込む方法でデータ収集するのですぐに運用を開始できます。
ただし、初期費用が高額でランニングコストもかかるので、規模の小さな企業だと割高になる恐れがあります。
【料金プラン】
▶初期費用:330,000円(税込)
▶月額利用料:162,800円(税込)
▶無料トライアル:なし
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
CRMツールを比較する際の選び方
画像出典元:BURST
CRMツールはシステムごとにサービス内容が大きく異なるので、選び方を間違えると役に立ちません。導入・選定時の比較ポイントについて見ていきましょう。
1.課題に応じた数値を計測・分析することができるか
CRMツールを選ぶ際には、課題を解決に導くために必要な数値の計測・分析ができるシステムを選ぶ必要があります。
失敗しないための重要ポイントは、自社の課題を明確にすること。例えば、見込み顧客を獲得できるのにCVR(成約率)が低いなら、離脱率を下げることが課題です。
まずは、CRMツールを使って何がしたいのか? 何が目標なのか?をはっきりさせましょう。ゴールを決めてから適切なアクションを行うために必要なデータや数値が計測できるシステムを選べば失敗を防げます。
2.導入後のサポートが充実しているものを選ぶ
CRMツールを導入したものの、成果を十分に出せないケースが少なくありません。失敗する理由は、搭載されている機能を上手く活用できないからです。
他には、導入時の初期設定の段階で挫折したり、設定方法を間違えてしまうような企業も多々あります。
特に心配なのは、システムの導入に慣れていない企業や専門的なスキルを持つ人材がいない企業です。導入コストを無駄にしないために、サポート体制を必ず確認してください。
上位プランを選べばどのサービスでも手厚い支援を受けられますが、利用料金が安価なプランほどサポート体制が整っていません。料金だけでなく、サポート体制もチェックしてから契約内容を決めましょう。
3. 提供形態はクラウドか、オンプレか
CRMツールの提供形態は、クラウド型とオンプレミス型に分かれます。
クラウド型はランニングコストがかかりますが、導入費用を抑えられるのがメリット。インフラやソフトウエアを持つ必要がないので、インターネット環境さえあればクラウド型サービスを利用できます。
オンプレミス型は自社施設内にシステムを構築して運用する方法。初期費用が高くても、毎月の利用料金がかからないので長い目で見るとお得です。
自社独自にカスタマイズすることも可能ですが、システムの運用に精通した人材を確保しないといけません。
クラウド型とオンプレミス型では運用の仕方に大きな違いがあるので、自社が求める提供形態のサービスを選びましょう。
CRMツールを導入するメリット
画像出典元:BURST
CRMツールを導入するメリットは、この3点です。
・ユーザーや顧客の反応を知ることができる
・顧客情報をもとに営業に活かせる
・顧客の不満やサービスの改善点を知れる
それぞれを詳しく解説します。
1.ユーザーや顧客の反応を知ることができる
CRMツールを導入するメリットは、自社商品に対する世間からの評価が分かること。
顧客情報を一元管理すれば、自社商品を購入した人の年齢や性別など"顧客全体の傾向"が分かるので次の戦略を立てるために役立ちます。
CRMツールで詳細な顧客データを蓄積・分析すれば、売上を伸ばすために必要なことが見えてくるでしょう。
「この会社は私の好みにぴったり!」と顧客に思われる事業展開ができれば、ファン獲得に繋がります。
2.顧客情報をもとに営業に活かせる
CRMツールを使うと顧客情報を営業に活かせるので、適切なアクションを起こせることがメリットです。CRMツールの特徴は、すべての案件データをリアルタイム共有できること。
「問い合わせ日時・内容・対応方法」「商品の初回購入日・2回目の購入日」など、これまでのプロセスを営業メンバー全員が把握できます。
例えば、過去に問い合わせがあったお客様に、問題点が解決したかを聞くためにコンタクトをとることは顧客満足度の向上に繋がります。
CRMツールの活用で購入タイミングを把握できた顧客に対しては、最適な時期にアプローチできます。このように、得た情報をもとにして営業活動を行えば業績アップにつながるでしょう。
3. 顧客の不満やサービスの改善点を知れる
CRMツールは顧客全体の傾向だけでなく、"顧客1人1人の不満"も可視化できるシステムです。
問い合わせ内容を一元管理すれば多くの顧客が持つ不満点が明確になり、アンケート機能の活用により消費者のリアルな声も聞けます。
収益を上げるためにはサービス内容の改善を繰り返す必要がありますが、的外れな変更をしても意味がありません。
CRMツールを使って顧客の気持ちを正確に把握すれば、自社商品の価値をレベルアップさせることができます。
CRMツール活用の注意点・できないこと
画像出典元:BURST
システムを上手く使えば大きな成果が期待できますが、CRMの苦手分野は「高度な分析」と「電子契約」です。この2つを求めている企業は、他ツールも導入して連携させるか、必要な機能が搭載されているシステムを選びましょう。
1. 高度な分析はできない
CRMツールには分析機能がありますが、基本的な分析しかできないシステムが一般的です。オンライン上にある様々なデータと比較するなど、多角的な分析をしたいなら「BIツール」が役立ちます。
データは量ではなく活かし方が重要です。データを分析し、戦略立案に活かすことで初めて価値が出ます。
BI機能があるCRMツールでも、期待したレベルに達しない可能性があります。分析に力を入れたい場合は無料トライアルで試してみるか、問い合わせをして分析レベルを確認しましょう。
2.電子契約との連携も視野に入れてツールを選ぶ
現状、電子契約機能があるCRMツールはほとんどありません。
CRMツールで管理している顧客データを使って契約書の送付・締結が行えれば、一連の業務をさらに効率的に行えます。
今後はさらに電子契約が普及すると考えられるので、電子契約システムとの連携も頭に入れてCRMツールを選びましょう。
CRMツールと一緒に契約すると良いツール
1. BIツール
BIツールは、大量のデータを様々な方法で分析するシステム。BIツールを活用すれば、専門家以外の人でもデータを分析・加工して隠れていた企業課題を見つけることができます。
▼【BIツールの機能】
・データの関係性を複数の角度から見て仮説を検証する
・データから法則性を導き出す
・蓄積したデータを使ってAIが予測する
・分析結果を視覚的に表したレポート出力
PDCAを高速で回したい、意思決定のスピードを早くしたい、ライバル企業との差別化に力を入れたい。そんな希望がある場合は、BIツールの導入も検討しましょう。
2.電子契約ツール
電子契約ツールは、契約書の作成から締結・管理までのすべての工程がオンライン上で行えるシステム。紙の契約書に比べると作業が効率化し、紙代や印紙税を節約できるのがメリットです。
取引先が電子契約ツールを導入していなくてもメールアドレスさえ分かれば契約締結でき、郵送よりも短時間で手続きが完了。CRMツールと一緒に導入すれば、契約に関する業務が格段にラクになります。
その他にも、先に述べた「MAツール」や「SFAツール」もCRMツールと相性が良いです。どちらもマーケティング支援ツールなので、CRMと併用すればさらなる業績アップが見込めます。
まとめ
CRMツールを上手に活用すれば、自社に蓄積した顧客データが戦略を立てるために役立ちます。たくさんの情報があるのに活かしきれてない場合は、CRMツールの導入を検討しましょう。
基礎的な部分である顧客情報の一元管理から始めたいなら、無料プランがあるサービスがおすすめです。本格的にデータ活用したい場合は、多機能で拡張性も高いシステムが向いています。
忘れがちなのが、サポート体制のチェックです。導入時の設定でつまずくとシステムの良さを活かせません。不安がある方は支援体制が手厚いサービスを選びましょう。
料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します