Blue Prism(ブループリズム)の評判は?メリット・注意点も解説

「Blue Prism」はプロエンジニアも満足できるRPAツール


「Blue Prism」は、AI(人工知能)とML(機械学習)の力を組み合わせ誕生したRPAのパイオニア的存在。自社の目的に最適なロボット作りをできるのが最大の魅力です。

ノーコードでロボットを作成することもできますが、同時にプロコードを使用し汎用性の高いロボットを作成することも可能。

ロボット管理のしやすさへの評価も高く、ロボットの操作や修正作業の詳細が可視化されるので、多くの従業員がロボット開発にたずさわる現場へも導入しやすいです。

基本以上のコーディングスキルを必要としますが、エンジニアのリソースがある企業が、はじめて導入するRPAとして「Blue Prism」はオススメです。

blueprism_20220323_01.jpg画像出典元:「Blue Prism」公式HP

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「Blue Prism」の導入メリット4つ


1.企業の幅広いニーズに対応できるデジタルワーカー
「Blue Prism」のデジタルワーカーはAIを活用し能力を拡張することで複雑な業務にも対応可能。
膨大な業務量でも自律的に管理でき、重要な意思決定の自動化までも実現できます。

デジタルワーカーとは、RPA や AI などを活用して開発されたソフトウェア・ロボットのこと。「Blue Prism」に搭載されているデジタルワーカーはAI(人工知能)とML(機械学習)の力を駆使している点が大きな特徴です。

以下6つのインテリジェントオートメーションスキルもデジタルワーカーを構成する重要な機能です。
これらの機能により自動化対象のプロセスは無限に拡張可能。自動化できる業務の範囲は部門をまたぐ全社的なものまで拡がります。

▼デジタルワーカーを実現する6つの機能

1.knowledge and Insight(知識と知見)
異なるデータソースから得られる知見を収集、理解、提供する能力

2.visual perception(視覚認識)
視覚的情報を読み取り、その内容を理解する能力

3.Learning(学習)
プロセス変化に適応し、また文脈上の意味を理解する能力

4.planning and sequencing(プランニングと優先順位付け)
業務量を最適化し、ビジネス成果を高める機会を発見する能力

5.Problem solving(問題解決)
ロジック、ビジネス、システム上の課題を自律的に解決する能力

6.Collaboration(コラボレーション)
人やシステムとシームレスに協業する能力

blueprism_20220323_02.jpg「デジタルワーカーを実現する6つの機能」 画像出典元「Blue Prism」公式HP

2.オブジェクトの使い回しを可能にするデザインスタジオ
デジタルワーカーに次ぎ、「Blue Prism」を構成するもう一つの重要な要素がデザインスタジオです。

▼デザインスタジオでできること

1.自動化プロセのス構築をドラッグ&ドロップで実行
2.再利用可能なオブジェクトの作成
3.オブジェクトと自動化プロセスをライブラリで一元管理

注目すべきは「オブジェクトを再利用できる」機能です。一度作成したオブジェクト(システム操作のためのパーツ)を組織全体で再利用できます。

パーツを作成する手間はかかりますが、同じシステム内であれば全社で再利用が可能。全社規模で開発工数を削減できるでしょう。

オブジェクトと自動化プロセスの一元管理機能は、管理面の負担を軽くしてくれます。
誰がどのロボットを操作したのか、誰が最後にロボットを修正したのかが可視化されるので、ロボットの修正者が頻繁に変わる現場で重宝する機能です。

blueprism_20220323_03.jpg「自動化プロセスをドラッグ&ドロップで実行」 画像出典元「Blue Prism」公式HP

3.ノーコードからプロコードまで対応
「Blue Prism」はノーコードからプロコードまで対応。
他のRPAツールと同様に"コーディングスキルなしでも操作可能"と同時に、プロの要求にも十分応えられるレベルであることが大きな魅力です。

ノーコードで作成されたロボットは開発自由度が低く、応用も効きにくいのが現実です。
前章でご紹介した「再利用可能なオブジェクトの作成」もノーコードでは実現が難しい技術と言えます。

「Blue Prism」はエンジニアが使うプロコードにも対応しているのが特徴。それなりの知識や技術は必要ですが、開発自由度の高いオブジェクトを構築することができ、大規模開発にも向いています。

blueprism_20220323_04.jpg「プロコードにも対応」 画像出典元「unsplash」

4.ロボット管理機能が標準搭載されている
「Blue Prism」には企業全体のデジタルワーカーを制御・監視する、いわゆるロボット管理機能が標準搭載されています。

「UiPath」などの競合ツールでは必要な管理機能を選択する必要があり、それにより料金も変わってきます。

デジタルワーカーの制御、監視、スケジューリングなど適切な管理機能が初めから備わっている「Blue Prism」はコストパフォーマンスの良いツールと言えます。

「Blue Prism」のロボット管理の主な機能は以下の3つです。

1.デジタルワーカーに対する自動化プロセスの割り当て
2.オンデマンドでデジタルワー カーの稼働を調整。業務量の増加に対応
3.自動化プロセスの稼働状況をリアルタイムで可視化

blueprism_20220323_05.jpg「コントロールルーム」 画像出典元「Blue Prism」公式HP

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「Blue Prism」のデメリット3つ


1.基本以上のコーディング知識・スキルが必要
「Blue Prism」の特性を活かし、使いこなすためにはコーディングスキルが必要です。
導入企業の開発担当者からも、「Visual Studioを使用した方であれば、わかりやすい」という意見がありました。
RPA初心者でもプログラミング経験があるなら使いやすいということであり、全くの初心者には難易度が高いツールです。
ノーコードでもロボットを作成できないことはないのですが、搭載されているテンプレートも少なく、プログラミング初心者にはとっつきにくいでしょう。

2.日本語の情報が少ない
「Blue Prism」の使い方やトラブル解決のための情報はほとんどが英語です。
競合ツールの「WinActor」や「BizRobo!」などに比べると、まだまだ日本国内のユーザは少ない状況です。
英語に自信がない現場は、よく吟味してから導入することをおすすめします。
30日間の無料トライアルはオンプレミスで全ての機能を試せるので、積極的に活用しましょう。

3.サポート体制が希薄
「Blue Prism」のサポートはフォームでの問い合わせが基本です。
課題の解決にはコミュニティを活用して自分で答えを見つける姿勢が欠かせません。
教育システムについては、ブループリズム大学というトレーニングがカスタマーポータルを通じて開催されていますが、認知度は低いようです。

サポート体制に不安を感じる場合には、「Blue Prism社認定トレーニングパートナー」企業が日本国内にもあります。
費用は余分にかかってしまいますが、トレーニングを受けることも検討しましょう。

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「Blue Prism」の料金プラン


30日間の無料トライアルが用意されています。料金プランの詳細については、お問い合わせが必要です。

導入企業へのヒアリングでは、年額のサブスクリプション形式のライセンス体系との回答を得ました。

【参考価格】
▶初期費用:合計約250万円
内訳
・HW:0円(仮想化のため)
・SW:約100万円
・システム構築費:0円(自社構築)
・1ロボット(プロセス)開発外注費:約150万

▶月額費用:約11.5万円 (138万円/1ランタイムライセンス/1年)

「Blue Prism」を使うべき会社


1.高度な技術や知識を備えたエンジニアが在籍する企業
「Blue Prism」ではプロコードを使用して開発自由度の高いロボットを作成できます。
その点が「Blue Prism」の醍醐味なので、エンジニアが在籍する企業にはぜひ利用を検討してもらいたいツールです。

多くの競合ツールでは予め搭載されているようなパーツを、1から自分の手で作成することも可能。
手間はかかりますが、自社のプロジェクトに最適な汎用性の高いパーツを作成し流用すれば、結果的にロボット開発工数の削減も可能です。

2.ロボット開発・管理に多くの社員が係る企業
「Blue Prism」はロボットの管理機能に優れています。
特に、作成したオブジェクトと自動化プロセスを一元管理できる機能は、ロボット開発に多くの従業員が携わる企業では重宝するでしょう。
ロボットの操作や修正作業の詳細が可視化されるので、多くの従業員が同時にロボット開発に携わっても混乱が起きづらいでしょう。
全社をあげて取り組むような大規模開発でも安心です。

まとめ


今回の調査で分かったことは、「Blue Prism」はエンジニアが活用するのにふさわしいRPAツールだということです。
手間はかかっても自社にフィットしたロボットを開発すれば、自動化できる業務の幅はどんどん広がっていくでしょう。
同時にノーコードで操作できる機能もあるので、導入を迷っている企業は一度30日間のトライアルを試し、操作感を試してみることをおすすめします。


料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
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