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<セカイ経済>第一回「中国×半導体 〜中国半導体の未来は〇〇〜」

ビジネス

テレ東プラス

2022.4.21

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4月19日より「テレ東BIZ」内で、新番組「セカイ経済〜World Economy〜」がスタート!

日本は英語に弱い国ですが、テクノロジーの進化により、英語が喋れなくても最低限コミュニケーションが取れる可能性が高まりました。
英語が弱い人の最大のデメリットの一つはインプットです。英語の文献やニュースなど、ビジネスに関わることになると専門性が高くなり、テクノロジーだけでは補い難いことが多々あります。

そんなビジネスパーソンに、セカイ経済の今をわかりやすく解説。大国だけでなく幅広い国にフォーカスを当て、あなたのビジネスにおける情報に深みを与えられるような番組をお届けします。

第一回は「中国×半導体」。昨今、世界的な半導体不足というニュースをよく見かけます。どうやら「中国と米国の米中半導体戦争が繰り広げられているようだ」というくらいは広く知られていると思いますが、みなさんはどこまで深く知っていますか?
そもそも半導体とは? 日本はどう関わっていくのか、我々のビジネスにどう関わっていくのか、我々がやるべきことがあるのか...。この番組では、鋭く切り込んでいきます。

第一回のゲストは、「微細加工研究所」の湯之上隆さん、ハーバード大卒のパトリック・ハーランさんをお迎えして、「Newsモーニングサテライト」キャスターの豊島晋作がMCを務めてお送りします。

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iPhoneにも半導体が使われています。インターネットに繋いだり、アプリにつないだりメールを出したりする考える小人(プロセッサー)、動画や写真などを記憶する小人(半導体メモリー)、更にインターネットや電話ができる通信する小人(通信半導体)が使われています。もちろんタブレットやパソコンなどにも様々な半導体が搭載されています。
パソコンにはプロセッサー、通信半導体、画像半導体(CMOSセンサー)、ストレージであるNANDフラッシュメモリー、パワー半導体、DRAM(メモリー)などが搭載されています。

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かつて日本はDRAMに強く、1980年代頃はシェア80%を誇っており、世界を独占していました。しかしその後、日本のDRAMは衰退し、1990年代後半には韓国に抜かれてしまいます。このあたりは第二回で詳しく解説します。

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半導体の世界市場は、約5530億ドル(2021年)。世界市場で中国が必要としている半導体は約34%(※中国が作っている割合ではない)となっています。
中国にはホンハイという企業の130万人を要する大工場群があり、そこで世界の電子機器の8~9割を組み立てています。そのため、世界中の半導体が中国になだれ込み、製品が組み立てられ、完成品が中国から世界に輸出されていますが、このせいで中国はある問題に直面します。

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半導体が貿易赤字の元凶になってしまったのです。上記グラフの青は中国が必要としている半導体、赤は中国が自力で製造している半導体、黄色い部分が内製率。中国は、なんとか半導体を内製したいと考えていましたが、2020年の内製率は約16%。「中国製造2025」
で掲げた目標は2020年に40%でした。それだけ半導体を作るのは難しいことだと言えます。

半導体は大きく分けて3つの工程で作られます。
① 設計:Fabless
② 前工程:Foundry(設計を元に直径30cmのシリコンウエハー上にだいたい同時に1,000個のチップを作る)
③ 後工程:OSAT(一つずつ切り出して樹脂などのパッケージに封入する)

ゲストの湯之上さんは、「中国は、①設計と③後工程はとても得意。しかし、②前工程がとても苦手。」と指摘します。設計を行うFablessは中国で2000社を超えており、米国、台湾は数百社というところからもいかに多いかが伺えます。なぜ中国はFablessが強いかというと、Fablessは個人技で勝負できるからです。優秀な理系の人材がいて、どんな半導体のニーズが高いかなどの情報があればできます。少人数でできるため、湯之上さんの意見では、「中国人の性に合っている」ということが言えそうです。

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上記は2017年、後工程の売上高ランキング。赤は中国の企業で、ピンクは中国に工場がある企業。後工程も中国が一大拠点になっています。

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湯之上さんが調べたところ、なんと、前工程は台湾のTSMCが50%以上のシェアを誇っています。中国最大手SMICでも5%にすぎません。技術でカバーできない中国は、買収を試みます。

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中国の紫光集団は、2015年、世界中の半導体メーカーを買収しようと動きました。中国の国家ICファンドが設立され、資金源は国から。「その規模は当初2兆円くらいでしたが、今は18兆円くらいあるそうです。これに対し米国はNOと言い、計画は失敗。」(ゲスト:湯之上氏の解説より)
しかし、中国はめげず、巨大半導体工場建設へと動きます。

そしてこの後、熾烈な米中半導体戦争とまで言われる事態に発展していきます...。
新番組「セカイ経済~World Economy~」では、半導体をめぐって、なぜ米中対立が激化していくのか?さらに中国半導体産業の展望について徹底解説しています。

※動画を見たい方はコチラ!




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※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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