働き方の二刀流を実現!池澤あやか「人生は自分で作っていけるもの」”事実婚”の実情も明かす
現代のライフスタイルに合うような婚姻の形態を作ってもらえたら
――池澤さんは、去年、事実婚を発表したことでも話題になりました。なぜ、事実婚を選ばれたのでしょう。
「そうですね。私の中では、現状の婚姻制度は使いにくいなと思っていて。周りにいる同世代の女性の大多数が、結婚と同時に姓を変えていますが、働く女性が増え、年々自身の名前で契約するものが多くなる中、法律婚をすることで、名義変更などの手続きはこの先も大変になっていくのではないかと想像します。そもそも法律婚という形態事態が、今のライフスタイルに合わなくなってきているのではないかと」
――その一方で、配信コンテンツなどでも“事実婚”に降りかかる困難を明かしていましたが、やはり葛藤や理解しづらいことなどは多かったのでしょうか。
例えばですが、住宅ローンで事実婚の相手とペアローンを組む際も、実にさまざまな提出書類や証明が必要だと知り、私も驚きました。
「そうなんですよね。私も最初は何も知らなくて…。そもそも、私とパートナーがペアローンを組もうとした際、不動産屋の方に『結婚か事実婚をしないとペアローンは組めない』と言われたんです。正直自分でも、不動産屋の方に勧められて事実婚するとは思ってもみませんでした(笑)。
事実婚って、もう少ししっかりした提出書類があるのかなと思っていたんですけど、そういうものはなく、婚姻同等の関係を築いている証明を積み重ねることで、やっと社会的に認められます。なのでそこからは、事実婚であることの証明を積み重ねるために、2人で大変努力しました。ペアローンの問題もそうですが、事実婚は、まだまだ法律的な立場としては弱いなと感じています」
――日本で法律婚、事実婚の制度が変わっていくには、まだだいぶ時間がかかるのかなとも思います。池澤さんは最近も、ご自身のTwitterで別性について“周囲を見渡しても、ハードルが高いと感じている人が多い”というつぶやきを上げていらっしゃいましたよね。
「はい。会社でエンジニアの女性たちと“別姓”について雑談ベースで話したんですけど、やはり法律婚をして姓を変えた方は、名義変更の手続きがとにかく大変だったと話していて、私だけではなく、やはりみんな同じように感じているんだなと。法律婚をする際に必要な手続きをチェックリストにしている子もいました。
結婚をして婚姻届を提出する法律婚の場合、とりあえず結婚式を挙げて、幸せな写真を撮って終わりにする方が多いかもしれませんが、どんな形態で結ばれるにせよ、事前にどんな手続きが必要になるのか、メリット・デメリットをしっかりと調べ、パートナーと話し合った上で決めた方がいいと思います。これは離婚する時も同じですよね。
たしかに、日本で法律婚の制度が変わるのはなかなか難しいことかもしれませんが、お仕事と一緒で、もっと現代のライフスタイルに合うような婚姻の形態を作ってもらえたらいいなと思います」
――ありがとうございます。働き方同様、形態にこだわらず、Well-being につながる結婚が増える社会になればいいですね。
池澤あやかさんが出演する「はたらくWell-beingって、何だ!?by PERSOL」は、3月19日(日)午後4時放送! どうぞお楽しみに!
【池澤あやか プロフィール】
慶應義塾大学SFC環境情報学部卒業。 2006年、「第6回東宝シンデレラ」で審査員特別賞を受賞し、芸能界へ。雑誌のモデルなどを経て、2006年、映画「ラフ ROUGH』で女優デビュー。[現在は、会社員として働きながら、テレビの情報番組やバラエティ番組への出演、Webメディアへの寄稿など、タレントとしての活動を中心としている。
著書に『小学生から楽しむRubyプログラミング』(日経BP社)、『アイデアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)がある。
