予算管理システム13選比較!おすすめから選び方まで徹底解説
予算管理は、企業の健全性や成長、競争力を維持し、効果的かつ継続的に運営していく上で欠かせません。
しかしながら、予算管理は多くの工数を要するなど煩雑になりがちで、業務負担が大きく時間がかかるなど課題も多々あります。
予算管理システムは、予算編成と進捗管理、分析を効率的に行うためのツールです。
システムを活用することで、予算編成にかかる作業を効率化するだけでなく、目標に対する適切なKPI設定がスムーズに行えるようになるでしょう。
この記事では、多く存在する中でも、特におすすめする予算管理システム13選を、比較紹介します。
予算管理システムの基礎知識や選定ポイント、導入におけるメリット・デメリットなども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
予算管理システムとは、企業の予算編成と進捗管理、分析を効率的に実施するためのツールです。
計画を立て、実績を評価しながら投資や資金調達を行うため、企業にとって予算管理が経営に欠かせません。
予算管理はこれまで、Excelなどの表計算ソフトを用いて行うのが一般的でしたが、次のような課題がありました。
・現場の業務負担が大きい
・業務の属人化が起こりやすい
・データの集計や分析に時間がかかる
・情報共有や共同作業が難しい
予算管理システムは、こうしたExcelの課題を大幅に減らし、より正確で効率的な予算管理業務を可能とします。
画像出典元:「Loglass」公式HP
【特徴】
・予実データの収集、統合をスムーズに行うための機能が豊富
・10秒ほどで会計ソフトから実績データの取り込みが可能
・データの変更点をリアルタイムに可視化するタイムマシン機能(※特許取得済み)
【解説】
「Loglass」は、予算や実績など社内に散在する経営データを収集・統合・可視化し、スピーディーな経営判断と適切な予実管理をサポートする予算管理システムです。
表計算や会計ソフトで管理している予算・見込み・実績・KPIなどさまざまなデータをワンクリックで統合し、反映させることができます。
これにより、集計や分析など煩雑で時間のかかる作業もすばやく正確に実行できるようになるため、経営機動力の向上に期待できるでしょう。
また、経営管理領域におけるさまざまな情報の一元管理ができるので、経営に関する意思決定も正確かつスピーディーに行えます。
料金についての記載がないため、個別に見積りを依頼するなど、検討時にひと手間必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:無料デモ体験あり
DIGGLE
画像出典元:「DIGGLE」公式HP
【特徴】
・予算のエクセルデータと財務会計データの予実突合を完全自動化
・予算策定もクラウド上で完結。バージョン管理や関数メンテナンスが不要
・誰もが使いやすい直感的なUI設計
【解説】
「DIGGLE」は、予実管理に関するデータの集計・加工・分析を一元化し、スピーディーかつ正確な意思決定をサポートする予算管理システムです。
予算策定をはじめ、予実突合・見込管理・レポート作成など、予実管理の業務フローをクラウドで完結できます。
会計システムにあるCSVデータをアップロードするだけで、予算に対して実績を自動で突合することが可能です。
各事業部から収集した見込み数値を自動集計し、多角的な差異要因の分析ができるので、着地見込みの精度向上を実現できます。
多くの会計システムと連携させられますが、API連携ではないため、CSVデータの取り込みなどで手間に感じるかもしれません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
BOARD
画像出典元:「BOARD」公式HP
【特徴】
・中小企業、個人事業主におけるバックオフィス業務の効率化に特化したシステム
・各種書類作成から業務、経営の管理までをカバー
・導入企業4,700社以上、有料継続率99%超を誇る
【解説】
「BOARD」は、各種帳票作成をはじめ、受発注管理・売上見込の把握・キャッシュフロー予測など、中小企業の業務・経営を効率化するクラウド型業務システムです。
見積書・請求書・発注書・納品書などの帳票作成を中心に、受発注管理を行うためのシステムで、小規模事業者や個人事業主をメインに設計・開発されています。
freee・マネーフォワード・弥生会計など主要会計ソフトへの連携がかんたんで、入金確認や記帳をスムーズに行うことが可能です。
予算管理では、目標設定に対して売上グラフが表示され、ひと目で売上の過不足が把握できるようになっています。
また、案件ごとに細かく原価の管理ができるようになっているので、外注費など正確な予算管理ができるでしょう。
あらかじめ用意された書類テンプレートで作成する必要があるため、レイアウトや書式の変更などカスタマイズはできません。
【料金プラン】
▶初期費用:0円
▶月額利用料(税別)
Personal:980円(1人)
Basic:1,980円(3人まで)
Standard:3,980円(15人まで)
Premium:5,980円(50人まで)
▶無料トライアル:30日間
BizForecast
画像出典元:「BizForecast」公式HP
【特徴】
・Excelのメリットを活用しつつ、Excelだけでは困難なソリューションを提供
・予算管理のほか、連結決算・人事評価・経費精算・案件管理など多様な業務にも対応可能
・データの一元管理で、Excelの課題であるファイル数増加に伴う煩雑化を解消
【解説】
「BizForecast」は、Excelの利便性・柔軟性といった長所を活かしつつ、情報共有や保全面などの短所を解消し、 "活Excel" を目指した予算管理システムです。
さまざまなノウハウが詰め込まれた既存のExcel資産をそのままシステム化し、有効活用することが可能。
予算策定から予実管理・着地見込・データ集計・分析・レポーティングなど予算業務における一連のサイクルをカバーし、経営管理業務領域の効率化を実現します。
システムの操作感もExcelと大差がないため使いやすく、複数拠点の情報を一括管理できるところも魅力です。
Excelライクで馴染み深く使いやすいですが、初期設定に難しさを感じたり、使用できない関数があったりします。
【料金プラン】
「ライセンス価格+導入コンサルティング費用」にくわえ、システムの運用環境構築後にライセンス保守費用が必要となります。
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:デモあり
Manageboard
画像出典元:「Manageboard」公式HP
【特徴】
・7,100社以上の導入実績
・会計ソフトにあるデータをワンクリックで取り込み、そのまま予実管理に利用可能
・ "脱Excel"によって、正確かつスムーズな編集・分析・共有・管理が可能
【解説】
「Manageboard」は、Excelで発生しがちな課題を解消し、シンプルかつフレキシブルな経営をサポートするクラウド予算管理システムです。
直感的な操作とクリックだけで、経営目標やコスト見込みなど経営イメージを数値で可視化し、簡単に予算管理が行えます。
マネーフォワードクラウド会計やfreee会計など、複数の会計ソフトとAPI連携ができ、会計データをワンクリックで取り込むことも可能です。
計画上のPL(損益計算書)、BS(貸借対照表)、CF(キャッシュフロー計算書)のいずれかを操作すると、複式簿記の原理によってPL/BS/CFが自動連動。
常にPL/BS/CFが連動していることから、損益面だけでなく、資産や負債、キャッシュフロー計画も安心して策定できるでしょう。
Excelでの作業に慣れている場合、運用に違和感や難しさなど、負担と感じることがあるかもしれません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:デモあり
画像出典元:「ZAC」公式HP
【特徴】
・プロジェクトごとの損益や経営状況がタイムリーに把握できる
・IT業界・広告業界・コンサルティング業界を中心に900社以上の導入実績
・900社以上、30万ライセンスの導入実績を持つ
【解説】
「ZAC」は、案件・プロジェクト型ビジネスにおけるバックオフィス業務の管理に強みを持ったクラウドERPシステムです。
基本機能として、「販売管理・購買管理・工数管理・勤怠管理・経費管理・工程管理・管理会計」の7つを搭載。
1つの売上に対し、外注費・仕入れ・労務費・販管費など複数の原価を紐づけて、まとめて一元管理することが可能です。
これにより、各プロジェクトの利益がタイムリーに可視化されるため、赤字案件の早期発見など正確な損益管理が行えるでしょう。
各ボタンや入力ボックスが小さいなど、UIデザインに若干の劣る部分があるという印象を受けます。
【料金プラン】
▶初期費用(※税表示なし):100,000円
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:デモあり
Sactona
画像出典元:「Sactona」公式HP
【特徴】
・使い慣れた既存のExcelフォーマットを利用した運用が可能
・クラウド型/オンプレミス型の2形態に対応
・充実した万全な保守体制で、はじめてでも安心して導入・運用できる
【解説】
「Sactona」は、企業における経営管理の高度化・効率化をサポートする、クラウド対応型予算管理システムです。
予算管理をはじめ、中期計画・事業計画・経営計画・予算編成・予算実績管理・見込管理・グループ管理・プロジェクト管理など、さまざまな経営管理業務に対応します。
マイクロソフト製品との親和性が高く、Excelフォーマットをそのまま利用できるため導入時のトラブルも少なく、スムーズに展開できるでしょう。
オートメーション機能の搭載により、データの取込みからレポート出力までをワンクリックでの実行が可能です。
また、見込みデータなどの各種データを入力フォームから送信すると、そのタイミングで外貨換算・単純合算・連結消去データが自動作成されます。
そのため、共通費の配賦などの処理に関しても、クリック操作の必要さえありません。
料金プランの記載がないため、検討の際に問い合わせが必要になるなどひと手間かかります。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
Workday Adaptive Planning
画像出典元:「Workday Adaptive Planning」公式HP
【特徴】
・Excelライクなインターフェースで違和感なく使える
・Excelに比べて最大70%の効率アップが図れる
・世界で5,500社に導入され、稼働率99.5%を誇る
【解説】
「Workday Adaptive Planning」は、米国に本社を置くWorkday社が開発・提供する、クラウド予算管理システムです。
予算編成をはじめ、データ連携や分析機能など、効率的かつ効果的な予算管理を実現するための機能が充実しています。
予算編成などを行うための画面は、Excelと同じようなインターフェースとなっているため、予算作成業務も違和感なく進められるでしょう。
既存のExcelや会計システムにある実績データなどのインポートもかんたんに実行でき、取り込んだデータの加工も自在に行えます。
科目・期間・組織など各グラフをドラッグ&ドロップ操作でレイアウトし、多角的で見やすい分析帳票を、すばやくかんたんに作成することが可能です。
また、帳票の数字やグラフをクリックすることで、ドリルダウン表示に切り替えることができるので、さらに掘り下げた分析も行えます。
ExcelライクなUIかつノーコードで利用できるため初心者でも使いやすいですが、ノーコードゆえに外観のカスタマイズはできません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:30日間
Jedox
画像出典元:「Jedox」公式HP
【特徴】
・業務に合わせた業務データ管理プラットフォームが自由に構築できる
・Jedox Excel PLUS (Excel アドイン)により、 Excel上からデータ入力や管理が可能
・BIツールやETLツールの機能も搭載しているなど、機能性に優れている
【解説】
「Jedox」は、データの統合から入力・管理・見える化までをワンプラットフォームで実現し、煩雑な予算策定や予実管理業務をスマートに効率化する、予算管理システムです。
ETL機能の搭載により、社内のさまざまなデータにアクセスできるほか、データの抽出や変換なども自由に行えます。
また、データを入力した瞬間から自動で集計・統合が行われるため、データ集約や集計などの業務を手作業で行う必要がありません。
データの集約や集計など膨大なデータであっても、インメモリDBが構築されているため瞬時に処理でき、煩雑な業務もストレスフリーで遂行できます。
インターフェースは見慣れたスプレッドシートなので、普段どおり違和感なくはじめることができるでしょう。
システムを利用するには、5ユーザー以上が必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:体験版あり
fusion_place
画像出典元:「fusion_place」公式HP
【特徴】
・使い慣れたExcel活用と高速データ処理でスムーズな予算管理業務を実現
・予算管理業務の多様なニーズに対応できる豊富な機能を搭載
・170社以上、35,000人以上の導入実績
【解説】
「fusion_place」は、予算編成からグループ全体の業績管理などまで、経営管理業務における多様なニーズにワンパッケージで対応する予算管理システムです。
自社開発の高速多次元データベースを活用することで、リアルタイムなデータ更新と結果の即時集計が可能。
これにより、経営管理で重要となる数値データと非数値データが可視化され、タイムリーかつ精度の高い業績把握が実現できます。
既存のExcelシートを利用してデータの入出力ができるほか、データが膨大であっても、オンメモリ処理によって高速での処理が可能です。
3ラインナップ、7つのプランとプランが豊富なため、ベンダーに相談しながら進めていくと良いでしょう。
【料金プラン】
▶年間利用料(※税表示なし)
【standard】
スタンダード:0円
【premium】
・ワークグループ:600,000円~
・エンタープライズ:840,000円~
【cloud】
・ワークグループ:1,200,000円~
・エンタープライズ:1,440,000円~
・エンタープライズノンストップ:2,760,000円~
・エクストリーム:4,680,000円~
▶無料トライアル:1カ月試用版(premiumのみ)
財務大将
画像出典元:「財務大将」公式HP
【特徴】
・AIによる仕訳自動作成および監査支援の搭載
・表計算アドインで、独自管理表もExcelを使って簡単に作成・更新ができる
・システムの操作説明など導入後のサポートも充実
【解説】
「財務大将」は、会計業務を効率化し、経営基盤のコアとして高度な経営判断を支援する、中堅・中小企業向けの予算管理システムです。
勘定科目の体系を柔軟に設計することが可能であるほか、科目の出力順序を自由に変更できるなど、複数パターンに対応してます。
外部システムからデータ連携し、AIによる仕訳の自動作成ができるので、手入力における業務の省力化が期待できるでしょう。
また、AI監査支援機能によって、入力した仕訳や残高のチェックなど不整合がないかAIが監査してくれるので、ヒューマンエラーの防止にも有効です。
財務大将には、経営戦略に必要な機能が豊富に搭載されています。
なお、料金に関する情報が公開されていないため、検討に際して問い合わせが必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
Oracle PBCS
画像出典元:「Oracle PBCS」公式HP
【特徴】
・全世界で10,000社以上の導入実績
・使い慣れたExcelの入力画面をそのまま利用できる
・部門や拠点などスモールスタートから段階的に拡張していくことが可能
【解説】
「Oracle PBCS」は、全世界から絶大な信頼を誇る、予算管理・管理会計業務に特化した業務改善クラウドサービスです。
予算・実績・見通しなどのデータ収集から配賦処理などの計算、分析やシミュレーションのレポート作成まで、予算管理・管理会計に係わる業務の効率化・高度化を実現。
柔軟で高度な分析機能では、分析軸や視点を変更しながらシミュレーションができるほか、価格や為替の変動にも対応します。
組織の状態や変化の兆候をタイムリーに把握できるため、先手を打てる的確な経営が行えるでしょう。
料金について情報公開されていないため、コスト面で検討しづらい部分があるでしょう。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
Amoeba Pro
画像出典元:「Amoeba Pro」公式HP
【特徴】
・PDCAサイクルを強力にサポート
・マスタ管理や計画、実績関連の入力機能など、予算管理に必要な機能が充実
・スモールスタートが実現できる小規模ユーザー向けのライセンス体系あり
【解説】
豊富な導入実績を持つ「The Amoeba 採算表システム」からの発展形で、予算管理・管理会計に特化したクラウドシステムです。
計画の登録・承認から実績データの連携・配賦、自由度の高いレポートやグラフによる分析など、PDCAをサポートする機能が充実しています。
プロジェクト別・部門別・商品別など経営情報をさまざまな切り口から多角的な分析が可能で、実態の把握や改善点の洗い出しに有効です。
アメーバ経営・管理会計において豊富な知識や、導入経験を持つシステムコンサルタントが運営をサポートするので、導入後も安心です。
導入までに最短で3カ月ほどかかるなど、ある程度の時間を要すため、計画的に進めていく必要があるでしょう。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(税別):65,000円/5ユーザー~
▶無料トライアル:なし
画像出典元:O-DAN
1. 自社のニーズや要件にあった機能が搭載されているか
予算管理システムには、予算編成・予実管理・レポート生成・予算ワークフローなど、さまざまな機能が搭載されています。
特に、Excelを利用しない「脱エクセル」なのか、Excelを活用する「活エクセル」なのかでシステム選びも変わってくるはずです。
まずはシステム導入が必要な理由を明確にしたうえで、ニーズや要件にあった機能が提供されているかを確認しましょう。
2. 既存システムとの連携性
社内で使用している既存システムやソフトウェアとの連携性については、とても重要な比較要素のひとつです。
会計システムや給与計算システム、ERPなど外部システムと連携させることで、予算編成におけるプロセスの効率性・正確性・利便性が向上します。
社内の蓄積データを有効活用するためにも、システム連携がスムーズにできるかどうかを確認しましょう。
3. セキュリティ体制
予算管理システムでは、企業経営に関する機密性の高い情報を扱うため、データの暗号化、アクセス制御など、セキュリティに対する意識を高めることが重要です。
また、万一の事態に備えてバックアップ・災害復旧など、データの正確性や継続性を確保する仕組みも重要であるといえます。
特に、システムがクラウドの場合、セキュリティに関してベンダーに依存することになるので、どのような対策が取られているか、きちんと確認しましょう。
画像出典元:O-DAN
1. 業務効率化と生産性の向上
予算管理システムは、予算作成から追跡、分析など多くのルーチンワークが自動化されます。
そのため、スプレッドシートや紙ベースで行っていた手作業による予算管理に比べ、時間とリソースの圧倒的な節約が可能です。
これにより、社員は煩雑な作業から解放され、コア業務に活動時間を割くことができ、生産性の向上につながります。
2. 正確なデータ分析と的確な意思決定
予算管理システムでは、予算に関するデータを収集・一元化し、さまざまな切り口から多角的に分析することが可能です。
これにより、過去の予算実績や将来の予測にもとづく戦略的な意思決定が、すばやく的確に行えるようになります。
リアルタイムに状況を可視化し、適切なアクションができることは、予算管理システムのメリットといえるでしょう。
3. 業務における属人化の防止につながる
予算管理業務では、多くの企業がExcelファイルを使用して作業を行っています。
Excelは、柔軟性が高く使い勝手の良いツールですが、特定の個人がファイルを作成・更新・管理するなど属人化する可能性が高いです。
予算管理システムを導入することで、スキルや経験に左右されることなく、だれもがかんたんに扱える管理プロセスが実現できます。
組織全体における予算管理プロセスの効率性・透明性・セキュリティの向上を図るためにも、予算管理システムの導入はオススメです。
画像出典元:O-DAN
1. システムの導入効果が得られるまでに時間がかかる
システムを導入すれば、必ず効果が得られるわけではありません。
システムの設計をはじめ、実装・データ収集・分析・監視・レポートなど、あらゆるプロセスを継続的に実施していく必要があります。
予算管理システムの運用には、多くの時間とリソースが必要となるため、計画的に進めていくことがとても重要です。
2. 導入コストが高額になる場合がある
予算管理システムとして多くのサービスが存在していますが、費用に関して公開しているベンダーは、とても少ない印象があります。
システム導入費をはじめ、オプション費用(カスタマイズを含む)やライセンス料など、複数にわたってコストがかかると考えられるでしょう。
近年ではクラウド型システムも多いですが、ユーザー数や機能など利用状況によってコストが高額になる場合があります。
そのため、システムにおける投資に対し、費用対効果が見込めるかをシュミレーションした上で検討を進めていくと良いでしょう。
予算管理というのは、とても多くの工程が必要となり、手間や時間がかかる業務であるため、システムを導入する意義は大いにあるでしょう。
しかしながら、単にシステムを導入すれば良いというわけではありません。
自社のニーズや要件にあった適切なサービスを選ぶことがとても重要です。
ぜひ、自社にあったシステムを選び、効率的かつ効果的な予算管理を実現しましょう。
画像出典元:O-DAN
しかしながら、予算管理は多くの工数を要するなど煩雑になりがちで、業務負担が大きく時間がかかるなど課題も多々あります。
予算管理システムは、予算編成と進捗管理、分析を効率的に行うためのツールです。
システムを活用することで、予算編成にかかる作業を効率化するだけでなく、目標に対する適切なKPI設定がスムーズに行えるようになるでしょう。
この記事では、多く存在する中でも、特におすすめする予算管理システム13選を、比較紹介します。
予算管理システムの基礎知識や選定ポイント、導入におけるメリット・デメリットなども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
予算管理システムとは
予算管理システムとは、企業の予算編成と進捗管理、分析を効率的に実施するためのツールです。
計画を立て、実績を評価しながら投資や資金調達を行うため、企業にとって予算管理が経営に欠かせません。
予算管理はこれまで、Excelなどの表計算ソフトを用いて行うのが一般的でしたが、次のような課題がありました。
・現場の業務負担が大きい
・業務の属人化が起こりやすい
・データの集計や分析に時間がかかる
・情報共有や共同作業が難しい
予算管理システムは、こうしたExcelの課題を大幅に減らし、より正確で効率的な予算管理業務を可能とします。
予算管理システムおすすめ5選
Loglass
画像出典元:「Loglass」公式HP【特徴】
・予実データの収集、統合をスムーズに行うための機能が豊富
・10秒ほどで会計ソフトから実績データの取り込みが可能
・データの変更点をリアルタイムに可視化するタイムマシン機能(※特許取得済み)
【解説】
「Loglass」は、予算や実績など社内に散在する経営データを収集・統合・可視化し、スピーディーな経営判断と適切な予実管理をサポートする予算管理システムです。
表計算や会計ソフトで管理している予算・見込み・実績・KPIなどさまざまなデータをワンクリックで統合し、反映させることができます。
これにより、集計や分析など煩雑で時間のかかる作業もすばやく正確に実行できるようになるため、経営機動力の向上に期待できるでしょう。
また、経営管理領域におけるさまざまな情報の一元管理ができるので、経営に関する意思決定も正確かつスピーディーに行えます。
料金についての記載がないため、個別に見積りを依頼するなど、検討時にひと手間必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:無料デモ体験あり
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
DIGGLE
画像出典元:「DIGGLE」公式HP【特徴】
・予算のエクセルデータと財務会計データの予実突合を完全自動化
・予算策定もクラウド上で完結。バージョン管理や関数メンテナンスが不要
・誰もが使いやすい直感的なUI設計
【解説】
「DIGGLE」は、予実管理に関するデータの集計・加工・分析を一元化し、スピーディーかつ正確な意思決定をサポートする予算管理システムです。
予算策定をはじめ、予実突合・見込管理・レポート作成など、予実管理の業務フローをクラウドで完結できます。
会計システムにあるCSVデータをアップロードするだけで、予算に対して実績を自動で突合することが可能です。
各事業部から収集した見込み数値を自動集計し、多角的な差異要因の分析ができるので、着地見込みの精度向上を実現できます。
多くの会計システムと連携させられますが、API連携ではないため、CSVデータの取り込みなどで手間に感じるかもしれません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
BOARD
画像出典元:「BOARD」公式HP【特徴】
・中小企業、個人事業主におけるバックオフィス業務の効率化に特化したシステム
・各種書類作成から業務、経営の管理までをカバー
・導入企業4,700社以上、有料継続率99%超を誇る
【解説】
「BOARD」は、各種帳票作成をはじめ、受発注管理・売上見込の把握・キャッシュフロー予測など、中小企業の業務・経営を効率化するクラウド型業務システムです。
見積書・請求書・発注書・納品書などの帳票作成を中心に、受発注管理を行うためのシステムで、小規模事業者や個人事業主をメインに設計・開発されています。
freee・マネーフォワード・弥生会計など主要会計ソフトへの連携がかんたんで、入金確認や記帳をスムーズに行うことが可能です。
予算管理では、目標設定に対して売上グラフが表示され、ひと目で売上の過不足が把握できるようになっています。
また、案件ごとに細かく原価の管理ができるようになっているので、外注費など正確な予算管理ができるでしょう。
あらかじめ用意された書類テンプレートで作成する必要があるため、レイアウトや書式の変更などカスタマイズはできません。
【料金プラン】
▶初期費用:0円
▶月額利用料(税別)
Personal:980円(1人)
Basic:1,980円(3人まで)
Standard:3,980円(15人まで)
Premium:5,980円(50人まで)
▶無料トライアル:30日間
BizForecast
画像出典元:「BizForecast」公式HP【特徴】
・Excelのメリットを活用しつつ、Excelだけでは困難なソリューションを提供
・予算管理のほか、連結決算・人事評価・経費精算・案件管理など多様な業務にも対応可能
・データの一元管理で、Excelの課題であるファイル数増加に伴う煩雑化を解消
【解説】
「BizForecast」は、Excelの利便性・柔軟性といった長所を活かしつつ、情報共有や保全面などの短所を解消し、 "活Excel" を目指した予算管理システムです。
さまざまなノウハウが詰め込まれた既存のExcel資産をそのままシステム化し、有効活用することが可能。
予算策定から予実管理・着地見込・データ集計・分析・レポーティングなど予算業務における一連のサイクルをカバーし、経営管理業務領域の効率化を実現します。
システムの操作感もExcelと大差がないため使いやすく、複数拠点の情報を一括管理できるところも魅力です。
Excelライクで馴染み深く使いやすいですが、初期設定に難しさを感じたり、使用できない関数があったりします。
【料金プラン】
「ライセンス価格+導入コンサルティング費用」にくわえ、システムの運用環境構築後にライセンス保守費用が必要となります。
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:デモあり
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
Manageboard
画像出典元:「Manageboard」公式HP【特徴】
・7,100社以上の導入実績
・会計ソフトにあるデータをワンクリックで取り込み、そのまま予実管理に利用可能
・ "脱Excel"によって、正確かつスムーズな編集・分析・共有・管理が可能
【解説】
「Manageboard」は、Excelで発生しがちな課題を解消し、シンプルかつフレキシブルな経営をサポートするクラウド予算管理システムです。
直感的な操作とクリックだけで、経営目標やコスト見込みなど経営イメージを数値で可視化し、簡単に予算管理が行えます。
マネーフォワードクラウド会計やfreee会計など、複数の会計ソフトとAPI連携ができ、会計データをワンクリックで取り込むことも可能です。
計画上のPL(損益計算書)、BS(貸借対照表)、CF(キャッシュフロー計算書)のいずれかを操作すると、複式簿記の原理によってPL/BS/CFが自動連動。
常にPL/BS/CFが連動していることから、損益面だけでなく、資産や負債、キャッシュフロー計画も安心して策定できるでしょう。
Excelでの作業に慣れている場合、運用に違和感や難しさなど、負担と感じることがあるかもしれません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:デモあり
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
その他おすすめの予算管理システム
ZAC
画像出典元:「ZAC」公式HP【特徴】
・プロジェクトごとの損益や経営状況がタイムリーに把握できる
・IT業界・広告業界・コンサルティング業界を中心に900社以上の導入実績
・900社以上、30万ライセンスの導入実績を持つ
【解説】
「ZAC」は、案件・プロジェクト型ビジネスにおけるバックオフィス業務の管理に強みを持ったクラウドERPシステムです。
基本機能として、「販売管理・購買管理・工数管理・勤怠管理・経費管理・工程管理・管理会計」の7つを搭載。
1つの売上に対し、外注費・仕入れ・労務費・販管費など複数の原価を紐づけて、まとめて一元管理することが可能です。
これにより、各プロジェクトの利益がタイムリーに可視化されるため、赤字案件の早期発見など正確な損益管理が行えるでしょう。
各ボタンや入力ボックスが小さいなど、UIデザインに若干の劣る部分があるという印象を受けます。
【料金プラン】
▶初期費用(※税表示なし):100,000円
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:デモあり
Sactona
画像出典元:「Sactona」公式HP【特徴】
・使い慣れた既存のExcelフォーマットを利用した運用が可能
・クラウド型/オンプレミス型の2形態に対応
・充実した万全な保守体制で、はじめてでも安心して導入・運用できる
【解説】
「Sactona」は、企業における経営管理の高度化・効率化をサポートする、クラウド対応型予算管理システムです。
予算管理をはじめ、中期計画・事業計画・経営計画・予算編成・予算実績管理・見込管理・グループ管理・プロジェクト管理など、さまざまな経営管理業務に対応します。
マイクロソフト製品との親和性が高く、Excelフォーマットをそのまま利用できるため導入時のトラブルも少なく、スムーズに展開できるでしょう。
オートメーション機能の搭載により、データの取込みからレポート出力までをワンクリックでの実行が可能です。
また、見込みデータなどの各種データを入力フォームから送信すると、そのタイミングで外貨換算・単純合算・連結消去データが自動作成されます。
そのため、共通費の配賦などの処理に関しても、クリック操作の必要さえありません。
料金プランの記載がないため、検討の際に問い合わせが必要になるなどひと手間かかります。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
Workday Adaptive Planning
画像出典元:「Workday Adaptive Planning」公式HP【特徴】
・Excelライクなインターフェースで違和感なく使える
・Excelに比べて最大70%の効率アップが図れる
・世界で5,500社に導入され、稼働率99.5%を誇る
【解説】
「Workday Adaptive Planning」は、米国に本社を置くWorkday社が開発・提供する、クラウド予算管理システムです。
予算編成をはじめ、データ連携や分析機能など、効率的かつ効果的な予算管理を実現するための機能が充実しています。
予算編成などを行うための画面は、Excelと同じようなインターフェースとなっているため、予算作成業務も違和感なく進められるでしょう。
既存のExcelや会計システムにある実績データなどのインポートもかんたんに実行でき、取り込んだデータの加工も自在に行えます。
科目・期間・組織など各グラフをドラッグ&ドロップ操作でレイアウトし、多角的で見やすい分析帳票を、すばやくかんたんに作成することが可能です。
また、帳票の数字やグラフをクリックすることで、ドリルダウン表示に切り替えることができるので、さらに掘り下げた分析も行えます。
ExcelライクなUIかつノーコードで利用できるため初心者でも使いやすいですが、ノーコードゆえに外観のカスタマイズはできません。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:30日間
Jedox
画像出典元:「Jedox」公式HP【特徴】
・業務に合わせた業務データ管理プラットフォームが自由に構築できる
・Jedox Excel PLUS (Excel アドイン)により、 Excel上からデータ入力や管理が可能
・BIツールやETLツールの機能も搭載しているなど、機能性に優れている
【解説】
「Jedox」は、データの統合から入力・管理・見える化までをワンプラットフォームで実現し、煩雑な予算策定や予実管理業務をスマートに効率化する、予算管理システムです。
ETL機能の搭載により、社内のさまざまなデータにアクセスできるほか、データの抽出や変換なども自由に行えます。
また、データを入力した瞬間から自動で集計・統合が行われるため、データ集約や集計などの業務を手作業で行う必要がありません。
データの集約や集計など膨大なデータであっても、インメモリDBが構築されているため瞬時に処理でき、煩雑な業務もストレスフリーで遂行できます。
インターフェースは見慣れたスプレッドシートなので、普段どおり違和感なくはじめることができるでしょう。
システムを利用するには、5ユーザー以上が必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:体験版あり
fusion_place
画像出典元:「fusion_place」公式HP【特徴】
・使い慣れたExcel活用と高速データ処理でスムーズな予算管理業務を実現
・予算管理業務の多様なニーズに対応できる豊富な機能を搭載
・170社以上、35,000人以上の導入実績
【解説】
「fusion_place」は、予算編成からグループ全体の業績管理などまで、経営管理業務における多様なニーズにワンパッケージで対応する予算管理システムです。
自社開発の高速多次元データベースを活用することで、リアルタイムなデータ更新と結果の即時集計が可能。
これにより、経営管理で重要となる数値データと非数値データが可視化され、タイムリーかつ精度の高い業績把握が実現できます。
既存のExcelシートを利用してデータの入出力ができるほか、データが膨大であっても、オンメモリ処理によって高速での処理が可能です。
3ラインナップ、7つのプランとプランが豊富なため、ベンダーに相談しながら進めていくと良いでしょう。
【料金プラン】
▶年間利用料(※税表示なし)
【standard】
スタンダード:0円
【premium】
・ワークグループ:600,000円~
・エンタープライズ:840,000円~
【cloud】
・ワークグループ:1,200,000円~
・エンタープライズ:1,440,000円~
・エンタープライズノンストップ:2,760,000円~
・エクストリーム:4,680,000円~
▶無料トライアル:1カ月試用版(premiumのみ)
財務大将
画像出典元:「財務大将」公式HP【特徴】
・AIによる仕訳自動作成および監査支援の搭載
・表計算アドインで、独自管理表もExcelを使って簡単に作成・更新ができる
・システムの操作説明など導入後のサポートも充実
【解説】
「財務大将」は、会計業務を効率化し、経営基盤のコアとして高度な経営判断を支援する、中堅・中小企業向けの予算管理システムです。
勘定科目の体系を柔軟に設計することが可能であるほか、科目の出力順序を自由に変更できるなど、複数パターンに対応してます。
外部システムからデータ連携し、AIによる仕訳の自動作成ができるので、手入力における業務の省力化が期待できるでしょう。
また、AI監査支援機能によって、入力した仕訳や残高のチェックなど不整合がないかAIが監査してくれるので、ヒューマンエラーの防止にも有効です。
財務大将には、経営戦略に必要な機能が豊富に搭載されています。
なお、料金に関する情報が公開されていないため、検討に際して問い合わせが必要です。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
Oracle PBCS
画像出典元:「Oracle PBCS」公式HP【特徴】
・全世界で10,000社以上の導入実績
・使い慣れたExcelの入力画面をそのまま利用できる
・部門や拠点などスモールスタートから段階的に拡張していくことが可能
【解説】
「Oracle PBCS」は、全世界から絶大な信頼を誇る、予算管理・管理会計業務に特化した業務改善クラウドサービスです。
予算・実績・見通しなどのデータ収集から配賦処理などの計算、分析やシミュレーションのレポート作成まで、予算管理・管理会計に係わる業務の効率化・高度化を実現。
柔軟で高度な分析機能では、分析軸や視点を変更しながらシミュレーションができるほか、価格や為替の変動にも対応します。
組織の状態や変化の兆候をタイムリーに把握できるため、先手を打てる的確な経営が行えるでしょう。
料金について情報公開されていないため、コスト面で検討しづらい部分があるでしょう。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
Amoeba Pro
画像出典元:「Amoeba Pro」公式HP【特徴】
・PDCAサイクルを強力にサポート
・マスタ管理や計画、実績関連の入力機能など、予算管理に必要な機能が充実
・スモールスタートが実現できる小規模ユーザー向けのライセンス体系あり
【解説】
豊富な導入実績を持つ「The Amoeba 採算表システム」からの発展形で、予算管理・管理会計に特化したクラウドシステムです。
計画の登録・承認から実績データの連携・配賦、自由度の高いレポートやグラフによる分析など、PDCAをサポートする機能が充実しています。
プロジェクト別・部門別・商品別など経営情報をさまざまな切り口から多角的な分析が可能で、実態の把握や改善点の洗い出しに有効です。
アメーバ経営・管理会計において豊富な知識や、導入経験を持つシステムコンサルタントが運営をサポートするので、導入後も安心です。
導入までに最短で3カ月ほどかかるなど、ある程度の時間を要すため、計画的に進めていく必要があるでしょう。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(税別):65,000円/5ユーザー~
▶無料トライアル:なし
予算管理システムを比較する際のポイント3つ
画像出典元:O-DAN1. 自社のニーズや要件にあった機能が搭載されているか
予算管理システムには、予算編成・予実管理・レポート生成・予算ワークフローなど、さまざまな機能が搭載されています。
特に、Excelを利用しない「脱エクセル」なのか、Excelを活用する「活エクセル」なのかでシステム選びも変わってくるはずです。
まずはシステム導入が必要な理由を明確にしたうえで、ニーズや要件にあった機能が提供されているかを確認しましょう。
2. 既存システムとの連携性
社内で使用している既存システムやソフトウェアとの連携性については、とても重要な比較要素のひとつです。
会計システムや給与計算システム、ERPなど外部システムと連携させることで、予算編成におけるプロセスの効率性・正確性・利便性が向上します。
社内の蓄積データを有効活用するためにも、システム連携がスムーズにできるかどうかを確認しましょう。
3. セキュリティ体制
予算管理システムでは、企業経営に関する機密性の高い情報を扱うため、データの暗号化、アクセス制御など、セキュリティに対する意識を高めることが重要です。
また、万一の事態に備えてバックアップ・災害復旧など、データの正確性や継続性を確保する仕組みも重要であるといえます。
特に、システムがクラウドの場合、セキュリティに関してベンダーに依存することになるので、どのような対策が取られているか、きちんと確認しましょう。
予算管理システムのメリット3つ
画像出典元:O-DAN1. 業務効率化と生産性の向上
予算管理システムは、予算作成から追跡、分析など多くのルーチンワークが自動化されます。
そのため、スプレッドシートや紙ベースで行っていた手作業による予算管理に比べ、時間とリソースの圧倒的な節約が可能です。
これにより、社員は煩雑な作業から解放され、コア業務に活動時間を割くことができ、生産性の向上につながります。
2. 正確なデータ分析と的確な意思決定
予算管理システムでは、予算に関するデータを収集・一元化し、さまざまな切り口から多角的に分析することが可能です。
これにより、過去の予算実績や将来の予測にもとづく戦略的な意思決定が、すばやく的確に行えるようになります。
リアルタイムに状況を可視化し、適切なアクションができることは、予算管理システムのメリットといえるでしょう。
3. 業務における属人化の防止につながる
予算管理業務では、多くの企業がExcelファイルを使用して作業を行っています。
Excelは、柔軟性が高く使い勝手の良いツールですが、特定の個人がファイルを作成・更新・管理するなど属人化する可能性が高いです。
予算管理システムを導入することで、スキルや経験に左右されることなく、だれもがかんたんに扱える管理プロセスが実現できます。
組織全体における予算管理プロセスの効率性・透明性・セキュリティの向上を図るためにも、予算管理システムの導入はオススメです。
予算管理システムのデメリット2つ
画像出典元:O-DAN1. システムの導入効果が得られるまでに時間がかかる
システムを導入すれば、必ず効果が得られるわけではありません。
システムの設計をはじめ、実装・データ収集・分析・監視・レポートなど、あらゆるプロセスを継続的に実施していく必要があります。
予算管理システムの運用には、多くの時間とリソースが必要となるため、計画的に進めていくことがとても重要です。
2. 導入コストが高額になる場合がある
予算管理システムとして多くのサービスが存在していますが、費用に関して公開しているベンダーは、とても少ない印象があります。
システム導入費をはじめ、オプション費用(カスタマイズを含む)やライセンス料など、複数にわたってコストがかかると考えられるでしょう。
近年ではクラウド型システムも多いですが、ユーザー数や機能など利用状況によってコストが高額になる場合があります。
そのため、システムにおける投資に対し、費用対効果が見込めるかをシュミレーションした上で検討を進めていくと良いでしょう。
まとめ
予算管理システムを導入することで、予算編成にかかる作業を大幅に効率化し、多彩な機能群によって適切な予算管理が実現できます。予算管理というのは、とても多くの工程が必要となり、手間や時間がかかる業務であるため、システムを導入する意義は大いにあるでしょう。
しかしながら、単にシステムを導入すれば良いというわけではありません。
自社のニーズや要件にあった適切なサービスを選ぶことがとても重要です。
ぜひ、自社にあったシステムを選び、効率的かつ効果的な予算管理を実現しましょう。
料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
※起業LOG SaaSの資料請求フォームに遷移します
画像出典元:O-DAN
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。