POSレジおすすめ比較12選!汎用型から特化型まで業種別に最適な選び方を解説
POSレジは、店舗の売上管理・在庫管理・売上分析を効率化できる高機能レジシステムです。
商品の適切な販売管理・在庫管理が必要な小売業者、迅速な会計処理・オーダー管理が求められる飲食業者は、POSレジの導入によって業務効率を大幅にアップできます。
本記事では、POSレジの特徴や機能・種類について詳しくまとめました。
おすすめのPOSレジ12選も種類別に比較しているので、POSレジの導入を検討している担当者・店舗経営者はぜひチェックしてみてください。
POSレジを簡単に比較できる資料を以下からご覧いただけます。
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POSレジとは?
POSレジの特徴や搭載されている機能・種類について、詳しく見ていきましょう。
POSレジの特徴
POSレジとは、POS(Point of sales:販売時点情報管理)システムを搭載した高機能レジスターです。
POSシステムとは、会計機能、在庫管理機能、顧客管理機能、売上分析機能などを搭載したシステムのこと。
「いつ・どの商品が・いくらで・いくつ売れたか」をリアルタイムで記録・集計でき、スムーズな売上管理や在庫管理、詳細な売上分析が可能となります。
POSレジの導入が進んでいるのは、主に小売業や飲食業です。
POSレジがあれば、少ないリソースで在庫や売上を管理できます。
人手不足に悩む店舗も、効率的かつ高精度な店舗経営を実現することが可能です。
POSレジが普及した背景には「キャッシュレス決済の増加」「人手不足の常態化」などがありますが、クラウド技術の発展による影響も大きいといわれています。
現在のPOSレジにはアプリをインストールするだけで使えるものもあり、専用機器を購入する必要がありません。
導入コストが安価になったことから、規模を問わずPOSレジを導入する店舗が増えています。
POSレジの主な機能
サービスごとの違いはありますが、POSレジで利用できる機能は主に以下のとおりです。
● 会計処理
注文受付、会計、釣り銭計算、バーコードスキャンによる商品登録と金額計算、キャッシュレス決済対応など
● 売上管理
売上のリアルタイム集計、日次・週次・月次などの期間別売上レポートの生成、など
● 在庫管理
在庫数の自動更新、在庫状況に基づいた発注処理、商品別・店舗別・倉庫別の在庫把握など
● 顧客管理
顧客情報の一元管理、購買履歴の自動記録、顧客ごとのポイント付与・管理など
● 複数店舗の管理
全店舗の売上データをリアルタイムで集約、本部での商品情報や価格設定の一括管理など
● データ分析
商品別、顧客別、時間帯別の売上データ分析、年齢、性別、購買傾向などに基づく顧客のグループ化、商品ごとの在庫変動履歴の分析など
このほか、実店舗とECサイトの売上・在庫を一元管理する機能、従業員の勤怠管理機能・給与管理機能などを搭載しているPOSレジもあります。
POSレジは単なる会計処理ツールというよりは、店舗経営の効率化・最適化に有益なシステムです。
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POSレジのタイプ

POSレジの選択肢には「汎用型」「業界特化型」があります。
それぞれの特徴を知り、自社のニーズにあうものを見極めることが大切です。
汎用型と業界特化型を比較しながら見ていきましょう。
汎用型
汎用型は、幅広い業界で利用できるよう設計されたPOSレジです。
商品管理、在庫管理、顧客管理、売上分析など、どの業界でも使える機能が搭載されています。
汎用型のメリットは、柔軟性が高いこと。
必要な機能だけを選んで利用できるため、自社の経営システムや業態に合わせて最適化できます。
拡張性にも優れており、経営スタイルに合わせて必要な機能を後付けできるのも魅力です。
ただし汎用型は、オプションを追加するほどコストがアップします。
コスト負担が経営を圧迫しないよう、必要な機能・不要な機能を適切に見極めることが必須です。
業界特化型
業界特化型とは、特定業界での利用を想定して作られたPOSレジです。
小売、飲食、美容など、その業界で必要とされる機能がパッケージ化されています。
例えば飲食店なら「予約サイトとの連携ができる予約システム」「会計分割機能」、アパレル店舗なら「ECサイトと連携した在庫管理機能」「トレンドに合わせた需要分析機能」などを搭載したPOSレジが見つかるでしょう。
業界特化型のPOSレジを導入するメリットは、初期設定の手間が少ないことです。
業界特有の商習慣や業務フローに合わせて作られているものが多く、追加オプションなしでもスムーズに運用できます。
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【汎用型】おすすめのPOSレジ6選
CASHIER
画像出典元:「CASHIER」公式HP【特徴】
メリット
・クレジットカード、電子マネー、QRコードなど幅広い決済手段に対応
・店舗の業種や規模に合わせて最適な料金プランを選択できる
・自社仕様にカスタマイズされたPOSレジシステムを構築できる
デメリット
・利用できるのはAndroid端末のみ
【解説】
「CASHIER」は、店舗の規模や業種・業態に合わせて利用できるクラウド型の高機能POSレジです。
レシートプリンター一体型・タブレット型のほか、モバイル型・セミセルフレジなどを選択できます。
CASHIERのメリットは、カスタマイズ性が高いこと。
オプションで選択できるハードウェアは種類豊富な上、基幹システムやECサイトなどと連携した環境構築も可能です。
アプリケーションはオリジナルデザインにも対応しており、自社のカラーを前面に出したPOSレジ運用を実現できます。
【料金プラン】
6800UA(一体型POSレジ)の料金プラン
▶初期費用
・スタータープラン A・プロフェッショナルプランA:0円
・スタータープランB・プロフェッショナルプランB:128,000円
▶月額利用料
・スタータープランA:8,400円
・スタータープランB:0円
・プロフェッショナルプランA:12,800円
・プロフェッショナルプランB:4,400円
※税表記なし
▶無料トライアル:なし
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スマレジ
画像出典元:「スマレジ」公式HP【特徴】
メリット
・利用状況に合わせて料金プランを選択できる
・シンプルで操作性の高いUI/UXを採用
・モバイルオーダー機能やテーブル設置型セルフオーダーも実装可能
デメリット
・Android端末には非対応
【解説】
「スマレジ」は、充実の機能と拡張性を備えたクラウド型のPOSレジです。
iPad・iPhoneをレジ端末として利用できるため、専用端末を購入する必要がありません。無料のスタンダードプランでも基本のレジ機能・売上分析機能が搭載されており、「スモールスタートでPOSレジの使用感を試してみたい」という店舗経営者におすすめです。
決済シーンでは電子マネーやクレジットカードに対応しているほか、免税対応・インボイス対応・売り切れ対応・多言語対応も可能。
客層や顧客ニーズに合わせてレジ環境を最適化しやすく、ライバル店舗との差別化もスムーズです。
【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料(1店舗につき)
・スタンダード:無料
・プレミアム:5,500円
・プレミアムプラス:8,800円
・フードビジネス:12,100円
・リテールビジネス:15,400円
(税込)
▶無料トライアル:30日間
ハピレジ
画像出典元:「ハピレジ」公式HP【特徴】
メリット
・24時間365日対応の専用コールセンターを利用できる
・外部システムとの連携も相談できる
・テーブルトップオーダー端末は、フリーレイアウトで店舗の個性を出せる
デメリット
・問い合わせから利用開始まで、最短で約3週間程度必要
【解説】
「ハピレジ」は、飲食店に必要な機能を網羅したPOSレジです。
テーブルトップオーダー、キッチンディスプレイ、呼び出しディスプレイなど、飲食店の課題・ニーズに合わせて必要な機能をピックアップできます。
レジ機能では各種キャッシュレス決済と連携できるほか、タブレットによるセルフ決済機能も実装可能です。
レジ業務に必要な機能は全て標準搭載されているため、決済処理・売上データの集計・グラフ化処理が端末1つで完結します。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし(オフィスにてデモあり)
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Square POSレジ
画像出典元:「Square POSレジ」公式HP【特徴】
メリット
・主決済手段が豊富
・電話やメールフォームによるサポートを受けられる
・アカウント作成費、月々の固定費、振込手数料、解約費用などは不要
デメリット
・決済端末は含まれていないのでSquare公式ショップでの購入が必要
【解説】
「Square」は、Twitterの開発者・ジャック・ドーシー氏がリリースに関わった多機能決済サービスです。
アカウント作成を行って審査に通過すれば、決済手数料のみでPOSレジ機能を利用できます。
Square POSレジの魅力は、圧倒的なコスパの良さ。
無料でも売上管理・勤怠管理・顧客管理・複数店舗管理・在庫管理などの基本機能を網羅しているので、有料サービスと遜色ない決済環境を構築できます。
顧客によりストレスフリーな決済体験を提供するなら、Squareのキャッシュレス決済機能やリンク決済などと連携させるのもおすすめです。
【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料:無料(キャッシュレス決済の決済手数料のみ必要)
▶無料トライアル:デモあり
Airレジ
画像出典元:「Airレジ」公式HP【特徴】
メリット
・Airペイと連携させればキャッシュレス決済もスムーズ
・商品リストをCSVファイルで出力できる
・クラウド会計ソフトと連携すれば、記帳も自動化できる
デメリット
・レシートプリンターなどの周辺機器は別途購入が必要
【解説】
「Airレジ」は、iPadまたはiPhoneを端末として利用できるクラウド型のPOSレジです。
初期費用、月額利用料がかからないので、導入コストや運用コストを抑えたい店舗におすすめできます。
Airレジは、シンプルで見やすいUIを採用しているのもうれしいポイント。
スマホを扱える人なら直感的に操作できるため、従業員の教育コストもかかりません。
商品登録や各種設定・売上報告・分析が効率化し、店舗経営全体の生産性を向上することが可能です。
【料金プラン】
▶初期費用: 無料
▶月額利用料:無料
▶無料トライアル:-
ユビレジ
画像出典元:「ユビレジ」公式HP【特徴】
メリット
・各種経営管理システムや会計管理システムと連携できる
・直感的で使いやすいUIを搭載
・個人店舗から1000店舗以上の大規模チェーンまで対応可能
デメリット
・導入までに約1カ月必要
【解説】
「ユビレジ」は、iPadを使用するクラウド型のタブレットPOSレジアプリです。
POS機能は全てアプリで提供されるため、バージョンは常に最新。
税率や法律の変更にも、迅速かつスムーズに対応できます。
レジ機能と分析機能のみであれば、月額利用料は6,900円からと安価です。
必要な機能は後から追加できるので、運用しながらPOSレジとの相性を見極めたい店舗におすすめできます。
店舗経営の効率をより向上させたい場合は、オーダリング機能・在庫管理機能・複数店舗管理などを組み合わせて利用してもよいでしょう。
【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料
・プレミアムプラン:6,900円〜
※税表記なし
▶無料トライアル:1ヵ月
【業界特化型】おすすめPOSレジ6選!
POS+healthcare 【クリニックや整体院なら】
画像出典元:「POS+healthcare」公式HP【特徴】
メリット
・オプションサービスをプラスしてカスタマイズできる
・365日電話サポートを利用できる
・外部のキャッシュレス決済端末と連携できる
デメリット
・POS+指定のアクセスポイントを購入する必要がある(市販のWi-Fi環境を利用できない)
【解説】
「POS+(ポスタス)」は、クラウド型のPOSレジサービスです。
「POS+healthcare」はクリニックや整体院に必要な機能がパッケージ化されたプラン。
POSレジにはレジ機能・Web予約機能・外部連携機能などが搭載されており、クリニックや整体院のバックオフィス業務を効率化できます。
患者情報を電子データで管理できる電子カルテ機能も搭載されており、業務中のカルテの整理・共有・確認もスムーズです。
UIやデザインはシンプルで見やすく、操作性も良好。
デジタルツールに不慣れな従業員も、直感的に操作できます。
【料金プラン】
▶初期費用:400,000円~
▶月額利用料 :14,000円~
※税表記なし
▶無料トライアル:なし
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画像出典元:「BIREKI」公式HP【特徴】
メリット
・レジ機能がカルテ情報、顧客情報と連動している
・Square社のキャッシュレス決済端末「Squareターミナル」と連携できる
・手持ちのタブレットやPCを利用できる
デメリット
・スタッフ別売上管理(レジ明細)機能やCSVダウンロード機能は別途オプション契約が必要
【解説】
「美歴」は、美容業界に特化した電子カルテ・顧客管理アプリです。
サロンの運営に必須の予約管理、カルテ管理はもちろん、アフターケア・ EC・スタッフ紹介・レビュー・勤怠管理までアプリ上で完結します。
レジ業務については、通常のレジ機能のほか、入出金管理・営業終了時の現金残高チェック・会計データや売上データの抽出と出力が可能です。
会計データ・売上データは月次・年次、スタッフ別などで集計できるので、本部への報告やデータ提出もスムーズに実行できます。
【料金プラン】
▶初期費用
・Personal:無料
・Team:44,000円~
▶月額利用料
・Personal:8,800円
・Team:15,400円
※税表記なし
▶無料トライアル:なし
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画像出典元:「ワンレジ」公式HP【特徴】
メリット
・「機械に強くない人」を基準にした手厚い導入支援を受けられる
・小口現金管理ができる
・1日単位、1か月単位で人件費や人件費率の管理ができる
デメリット
・問い合わせから納品まで、通常は3週間程度かかる(最短10日くらい)
【解説】
「ワンレジ」は、飲食店経営20年の経験者が開発したPOSレジサービスです。
開発のベースには約1,000人の現役オーナーの声があり、飲食店の業務効率化と経営改善のために必要な機能が網羅されています。
ワンレジを導入することにより、飲食店は基本的なレジ業務、経理業務や労務管理業務、勤怠管理業務、衛生管理業務の効率化が可能です。
特に注目したいのは、不正防止に役立つ機能が充実していること。
不正が起こりやすいお金やタイムカードの管理については、顔認証を導入できます。
万が一不正が発生したときはデータを確認すればよく、特定まで手間や時間がかかりません。
「不正しない・させない」環境を構築することで、経営者も従業員も不安なく業務に集中できます。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
POS+food 【飲食業界向け】
画像出典元:「POS+food」公式HP【特徴】
メリット
・カスタマイズ性と拡張性が高い
・複数店舗管理にも対応可能
・オフラインでも利用できる
デメリット
・テーブルオーダーや店舗データ分析などの機能は別途オプション契約が必要
【解説】
「POS+food」は、クラウド型POSレジ「POS+」のPOSレジサービスの1つ。
搭載されている機能は、基本のレジ機能・売上分析・顧客分析機能から予約販売機能・キッチン伝票出力機能までと非常に多彩です。
POS+foodのパッケージだけで、カフェ・レストランから和食店まであらゆる飲食店の店舗経営を効率化できます。
なお運用に不安がある場合は、導入前にベンダーのトレーニングを受けることが可能です。
運用中は「365日電話サポート」や「駆けつけサポート」などを利用できるので、デジタルツールに不慣れな経営者も心配はいりません。
【料金プラン】
▶初期費用:400,000円~
▶月額利用料:14,000円~
※税表記なし
▶無料トライアル:なし
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画像出典元:「アスのレジ」公式HP【特徴】
メリット
・プロトタイプ開発により、試作品を利用してシステムの使用感を確認できる
・システム導入後は、開発に携わった担当者が運用・保守を担当する
・オリジナル開発にも対応している
デメリット
・オーダーメイドのため、費用感を掴みにくい
【解説】
「アスのレジ」は、小売業界に特化したオーダーメイドのクラウド型POSシステムです。
非効率になりがちな顧客管理や接客周りをDXすることで、業務効率の改善・生産性の向上を実現できます。
アスのレジの特徴は、各店舗のニーズや課題に合わせたオーダーメイドのシステムを構築できること。
開発は小売業界に精通したエンジニアが手掛けており、業界の商慣習に沿ったシステム設計が可能です。
システムの開発は、必要な機能のみを細かく実装していくアジャイル型。
接客管理機能から在庫管理・顧客管理機能まで、店舗ごとに必要な機能をピンポイントで実装できます。
【料金プラン】
▶初期費用:300,000円~
▶月額利用料:100,000円~
※税表記なし
▶無料トライアル:なし
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画像出典元:「タロスプラットフォーム」公式HP【特徴】
メリット
・導入コンサルティング・開発・保守サポートまで提供される
・アジャイル開発の採用により導入までがスピーディー
・1~2ヶ月毎にバージョンアップが実行される
デメリット
・システム設計によっては導入費・運用費が高額になる可能性がある
【解説】
「タロスプラットフォーム」は、POSレジシステム「タロスPOS」をメインとするクラウド型の小売業支援システムです。
POSレジには買取機能が搭載されており、リユース業・リサイクル業をはじめとする小売店業務を効率化できます。
総合リユース店にありがちな「未登録商品の査定に時間がかかる」「在庫管理の負担が大きい」などの課題も、在庫管理や入庫処理の自動化で解決することが可能です。
サービスの導入スタイルは、タロスPOSをベースに必要な機能を組み合わせていくセミオーダーメイド型。
パッケージの利便性とオーダーメイドの柔軟性があり、幅広い業種・規模・成長タイミングの店舗にマッチします。
【料金プラン】
詳細については、お問い合わせが必要です。
▶無料トライアル:なし
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POSレジを比較する際のポイント4つ

1. 利用可能な端末の種類
POSレジの種類は、以下の3つに大別できます。
● ターミナル型POSレジ:専用のハードウェアとソフトウェアを利用する
● タブレット型POSレジ:タブレットに専用アプリをインストールして利用する
● パソコン型POSレジ:パソコンにPOS用ソフトウェアをインストールして利用する
大規模店舗やチェーン店では、安定性・耐久性の高いターミナル型POSレジが採用されています。
専用端末を使用するため導入コストはやや高めで、端末代だけで数十万円かかるケースが少なくありません。
タブレット型は、小規模店舗での導入が多いPOSレジです。
近年はクラウド型が主流となっており、直感的に操作できる・携行性が高いなどのメリットがあります。
基本機能のみであれば無料で使用できるサービスもあり、コスパを重視する店舗におすすめです。
またパソコン型は、パソコンにPOSシステム用のアプリをインストールするPOSレジです。
キャッシュドロアやプリンターなどを接続すれば、簡単にシステムを構築できます。
店舗の規模、業態を考慮して最適なタイプのPOSレジを選択しましょう。
2. 効率化できる業務内容
POSレジの導入目的が「業務効率化」なら、どの業務をどこまで自動化・効率化できるのかを確認しておく必要があります。
それぞれの業務についてのチェックポイントは、以下を確認してください。
● レジ業務の効率化:ーコード読み取りの精度、値引き・割引設定の有無、個別会計機能の有無など
● 売上管理の効率化:リアルタイムでデータ収集・分析できる範囲、データの可視化・分析ツールの充実度など
● 在庫管理の効率化:自動発注機能の有無、複数店舗間での在庫情報共有の有無など
● 顧客管理の効率化:登録・管理できる顧客情報の項目、ポイントシステムとの連携の有無など
● 複数店舗管理の効率化:一元管理できる店舗数、店舗間でのデータ共有の容易さなど
まずは店舗の業務フローや業態について、気になる項目を細かく洗い出してみてください。
改善が必要な課題に優先順位を付けてPOSレジを比較すると、導入すべきPOSレジを判断しやすくなるはずです。
3. 外部システムとの連携機能(拡張性)
POSレジと外部システムとを連携させると、売上管理・在庫管理・顧客管理がより一層スムーズになります。
人が介入するフェーズが減ることで、リソースの温存・人的ミスの低減につながるでしょう。
POSレジを導入するときは、以下のシステムと連携可能かどうかをチェックしてみてください。
● 会計システム:仕訳業務や帳簿付けを自動化できる
● 顧客管理システム(CRM):蓄積した顧客データをマーケティング施策に活用できる
● 在庫管理システム:リアルタイムでの在庫状況把握や自動発注が可能になる
● 勤怠管理システム:従業員の給与計算を自動化できる
● ECサイト:実店舗とオンラインの在庫・売上を一元管理できる
● 仕入システム:発注管理の簡略化・自動化を実現できる
また拡張性に優れたPOSレジなら、事業規模の拡大や新サービスの導入に合わせて連携システムを増やすことが可能です。
店舗の成長フェーズに合わせてシステムをカスタマイズできることも、拡張性に優れたPOSレジのメリットといえます。
4. 誰でも使いやすい操作性
直感的に操作できるPOSレジなら、マニュアルを読み込む必要がありません。
「従業員へのトレーニングコストがかからない」「入力ミスや計算ミスが起こりにくい」などのメリットがあります。
POSレジの操作性をチェックするときは、以下の項目に注目してみてください。
● タッチパネル式のインターフェースを搭載しているか
● 操作メニューが分かりやすく配置されているか
● よく使う機能にすぐにアクセスできるか
● メニュー表示やデザインを簡単にカスタマイズできるか
スマホ感覚で使えるPOSレジなら、デジタルリテラシーが低い人でも比較的スムーズに使いこなすことが可能です。
従業員全員がPOSレジをフル活用することで、業務効率の向上・ひいては顧客満足度の向上を期待できます。
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POSレジを導入するメリット

1. 会計業務を効率化できる
会計業務を効率化するため、POSレジには以下の機能が搭載されています。
● バーコードスキャンによる商品読み取り・金額の自動計算
● 各種キャッシュレス決済への対応
● 伝票の売上・キャッシュレス決済の売上・現金の売上の自動集計
従業員の手入力が不要となることで、会計処理がスピードアップします。
また売上の自動集計機能があれば、その日の売上を把握するのも容易です。
従業員はレシートを突合して売上の合計を計算する必要がなく、レジ締め業務の負担を大幅に軽減できます。
2. 売上や顧客層の分析が容易になる
POSレジには、日々の売上データ・顧客データ・在庫状況データなどが蓄積されます。
店舗経営者は、蓄積された各種データの分析により、以下の項目をスムーズに把握することが可能です。
● 顧客の購買傾向
● 売れ筋商品や死に筋商品の傾向
● 季節や曜日、時間帯ごとの売れ行きトレンド
● 購入されやすい商品の組み合わせ など
顧客の購買傾向やトレンドを適切に把握できれば、販促のタイミングを適切に測ったり顧客ニーズに合わせて商品を配置したりできます。
マーケティング施策の精度が高まり、顧客の収集力アップ・売上アップを実現しやすくなるでしょう。
3. 在庫管理を最適化できる
POSレジでは、在庫の状況がリアルタイムで更新されます。
在庫が少なくなった商品は迅速に補充できるため、商品切れによる販売機会の損失を防ぐことが可能です。
また在庫変動履歴や売上データを解析すれば、顧客層ごとの購買傾向や季節ごとの売れ筋商品を予測できます。
「売れる商品はたくさん仕入れる」「売れない商品は仕入れを減らす」という戦略的な在庫調整が容易となり、過剰在庫を抱えるリスク・欠品のリスクを低減できるでしょう。
4. 人的ミスや不正行為を防ぎやすくなる
会計処理やレジ締め作業を自動化できれば、金額の打ち間違いや計算ミスが発生しにくくなります。
店舗の会計管理の精度が向上し、売上を適切に把握できます。
なるべく人の手を省略したい場合は、自動釣銭機と連携させると、お釣りの計算ミスや渡し間違いの心配もありません。
またPOSレジは、レジ金の入金、出金、両替などの履歴が全て残ります。
万が一金額が合わない・不正が行われた可能性があるなどの場合でも、原因の究明は極めてスムーズです。
データを見れば売上や在庫の異常値もチェックしやすく、不正行為の抑止や早期発見にも役立ちます。
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POSレジを導入するデメリット

POSレジの導入にあたっては、端末代・システム構築費用などが必要です。
導入費用は、専用端末を利用するターミナル型で20~50万円が目安となります。
一方タブレット型やパソコン型は既存端末を使用できます。
ただしレジ業務を行うには、キャッシュドロア・レシートプリンター・バーコードスキャナーなどの周辺機器が必要です。
予算としては、1台あたり15~30万円を見ておくことをおすすめします。
またPOSレジのサービスを利用するには、月額料金の支払いも必須です。
料金はサービス提供会社やプランによって異なりますが、ターミナル型で1台あたり数千円から2万円程度、タブレット型・パソコン型は1台あたり数千円から1万円程度が目安です。
なおPOSレジの導入に当たっては、中小企業や小規模事業者を対象とする「IT導入補助金」「業務改善助成金」などを利用できる可能性があります。
導入費の負担を抑えるなら、公募期間や適用条件をチェックした上で補助金や助成金を申請するのがおすすめです。
参考|IT導入補助金2024|経済産業省
参考|業務改善助成金|厚生労働省
POSレジを上手く活用するコツ

1. 会計処理・売上管理以外の機能もフル活用する
「レジ」という名称ではありますが、POSレジには在庫・商品登録機能、分析機能、顧客管理機能などが搭載されています。業種・業態に合わせて、使える機能はフル活用しましょう。
POSレジの業種別活用方法には、以下のものがあります。
【飲食業】
● オーダーエントリーシステムとの連携により注文から会計までを自動化する
● モバイルオーダーシステムの活用
【小売・アパレル】
● ECサイトとの在庫連携
● 在庫管理機能の活用による発注業務の自動化
【美容業】
● 予約サイトとの連携
● 来訪履歴や購入履歴を活用したカウンセリング提供
【クリニック】
● レセコン・電子カルテとの連携による会計の自動化
● 自動釣銭機やセルフレジの導入による待ち時間の短縮
POSレジのフル活用によりサービスの精度が向上すれば、顧客満足度の向上・リピーターの獲得を期待できます。
2. 従業員への教育を徹底する
POSレジを導入する場合は、従業員に研修を行って使い方をマスターしてもらうことが大切です。
従業員全員が正しいPOSレジの使い方を身につければ、スムーズなサービスの提供・会計処理が可能となります。
会計処理のミス・在庫管理のミスなども発生しにくくなり、顧客満足度の向上や店舗経営の効率化を実現しやすくなるでしょう。
ベンダーによっては、専門のスタッフが従業員研修まで行ってくれるケース・詳しいマニュアルを共有してくれるケースもあります。
自社での研修や教育が難しい場合は、まずベンダーに相談してみてください。
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まとめ
POSレジは、レジ機能にプラスして売上管理・在庫管理・顧客管理・データ分析などの機能を搭載しているレジ端末です。
POSレジを導入することにより、売上管理・在庫管理がスムーズになる・マーケティング施策の精度が上がるなどのメリットを期待できます。
POSレジの導入を検討している企業は、まず自社の課題を明確化しましょう。
必要な機能を見極めた上でPOSレジを比較すると、自社の業種・業態にマッチしたサービスを選択しやすくなるはずです。
料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
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