【老眼】の悩み解消へ!かけ替え不要 勝手にピントが合う「魔法のメガネ」の正体
5月6日(水・休)に放送した「アンパラレルド~ニッポン発、世界へ~」(MC:オードリー・若林正恭 毎週水曜 夜11時06分)を、「TVer」「ネットもテレ東」「テレ東BIZ」で配信中!
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【動画】老眼の悩み解消へ!かけ替え不要 勝手にピントが合う「魔法のメガネ」の正体
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今、向き合わなければならない社会課題の一つが「人生100年時代の健康寿命」。
この日、取材班が東京・千代田区のオフィス街にある「飯田橋眼科クリニック」を訪れると、患者の多くを中高年が占めていた。
日本では、目に関する医療費が約1兆1600億円(出典:厚生労働省 国民医療費 統計表 2021年度)。そのうち6割以上が、65歳以上の高齢者だ。
「10年くらい前から老眼鏡を使うようになった。スマホが見づらくなるのが一番困る」
「見えなくなると、こんなに支障がある、不安になるというのを、年齢を重ねるにつれ実感している」と話す患者も。
中高年の患者が悩まされているのは、目の老化。VTRを見た若林も「僕は今47歳で、2年前から老眼が始まった。スマホの文字の大きさの設定を小→中にしたとき、プライドが傷ついた」と話す。
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40歳以上を対象に「健康面で不自由を感じていること」を調査すると、足腰や歯を抑え、「目」という答えが最も多い結果に。さらに目の老化には、視力以外にも大きなリスクを招く恐れが。
「目が衰えると見えにくくなるので、外出がおっくうになり、社会的に孤立してしまう。そうすると認知症などのリスクが上がる。老化していく目とどう向き合うかが、老後の『生活の質』を左右する」(「飯田橋眼科クリニック」吉野真未院長)。
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今、向き合わなければならない社会課題の一つが「人生100年時代の健康寿命」。
この日、取材班が東京・千代田区のオフィス街にある「飯田橋眼科クリニック」を訪れると、患者の多くを中高年が占めていた。
日本では、目に関する医療費が約1兆1600億円(出典:厚生労働省 国民医療費 統計表 2021年度)。そのうち6割以上が、65歳以上の高齢者だ。
「10年くらい前から老眼鏡を使うようになった。スマホが見づらくなるのが一番困る」
「見えなくなると、こんなに支障がある、不安になるというのを、年齢を重ねるにつれ実感している」と話す患者も。
中高年の患者が悩まされているのは、目の老化。VTRを見た若林も「僕は今47歳で、2年前から老眼が始まった。スマホの文字の大きさの設定を小→中にしたとき、プライドが傷ついた」と話す。

40歳以上を対象に「健康面で不自由を感じていること」を調査すると、足腰や歯を抑え、「目」という答えが最も多い結果に。さらに目の老化には、視力以外にも大きなリスクを招く恐れが。
「目が衰えると見えにくくなるので、外出がおっくうになり、社会的に孤立してしまう。そうすると認知症などのリスクが上がる。老化していく目とどう向き合うかが、老後の『生活の質』を左右する」(「飯田橋眼科クリニック」吉野真未院長)。
老眼のメカニズムとは?

そもそも老眼とはどういうものなのか――。
日本の眼科医療の第一人者、慶應義塾大学 医学部 眼科学教室 根岸一乃教授は「(加齢によって)目のピント調節能力が落ちてくる。40代くらいから始まり、ほぼすべての人が老眼になる。自覚症状が強くなるのは45歳前後から」と説明する。

ほぼすべての人がなるという老眼だが、なぜ起こるのか――。
「目はカメラと同じ構造になっている。ピント調節を担っているのが水晶体。水晶体は目の筋肉につながっていて、目の筋肉が緊張したり緩んだりすることで厚くなったり薄くなったりしてピントを調節する。そうすることで焦点が網膜(カメラでいうフィルム)に合うようになる。
老眼というのは、水晶体が硬くなってピント調節がしにくくなることで、見える範囲が狭くなる」(根岸教授)。
目の老化は体や精神に影響を及ぼし、健康寿命に大きく影響するという。
根岸教授は「白内障はうつ、不眠症、転倒リスクなどと関係があるとわかっているので、目の老化に立ち向かうことは非常に重要」と警鐘を鳴らした。
人生100年時代、いかに健康寿命を延ばすか――。こうした課題に立ち上がったのが、今回の比類なき挑戦者だ。
近くも遠くも勝手にピントが合う「魔法のメガネ」を量産化

大阪大学(大阪・吹田市)で研究施設を構えているのが、大阪大学発のスタートアップ企業「Elcyo(エルシオ)」。2019年創業で社員は8人。その半数以上が60歳を超えている。

この会社を率いる李 蕣里CEO(39)が挑んでいるのは、テクノロジーで目の老化に立ち向かうメガネ。注目すべきは、Elcyoの独自技術「フレネル液晶レンズ」で、李CEOは「電気の力で度数が変えられる特殊なレンズ」と話す。

これまで度数を変えるレンズを使ったものと言えば、遠くと近く、二つの度数を上下に配置する「遠近両用メガネ」が一般的だったが、Elcyoのメガネはピントを自在に調節できるという。
「老眼の方の視力が落ちてきたとき、今は老眼鏡や遠近両用メガネを使うが、(Elcyoが開発した)『オートフォーカスグラス』を使えば、これ1台で一日中過ごせる」(李CEO)。
つまり、これ1台あれば、メガネをかけ替える煩わしさから解放されるというのだ。

技術開発担当の鎌谷康弘(68)さんは大手家電メーカーで半導体の開発に携わっていたが、エンジニアとしての腕を買われ、Elcyoに加わった。
「度数を変えられて遠くも近くもはっきり見えるのが画期的。本当にすごい技術だと思うので、早く量産したい」。

Elcyoが手かける次世代メガネは、一体どういうものなのか――。
さらに番組では、液体レンズを用いるライバル「ViXion(ヴィクシオン)」(東京・日本橋)との技術比較や、2030年を見据えた「目の動きを捉えるセンシング技術」など、メガネが体の一部となる持続可能な未来像を検証する。
この放送が見たい方は「TVer」「テレ東BIZ」へ!
5月13日(水)は「わずか数センチの“白い逆止弁”で、食品ロスを防ごうと奮闘する人たち」を放送。
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