【寿命に約20年の差】寝たきりを防ぐ「太もも運動」&50代から意識したい“歩き方の新常識”
9月9日(水)に放送した「いまからサイエンス」(BSテレ東 毎週水曜 夜10時 MC:加藤浩次、古旗笑佳テレビ東京アナウンサー)のテーマは、「いつまでも自分の足で歩く!シニア世代必見!最新スポーツ科学で解明された正しい運動習慣」。
シニア世代はしんどく歩け!? 60歳から急激に衰える重要な筋肉とは?
寝たきりにならないための対処法や精密なデータで解明した運動の新常識を紹介。最新スポーツ科学から見えてくる、私たちの体と健康を深掘りする。
「テレ東プラス」では、放送内容の一部をプレイバック。
【動画】寿命に約20年の差…寝たきりを防ぐ「太もも運動」&50代から意識したい“歩き方の新常識”
![【寿命に約20年の差】寝たきりを防ぐ「太もも運動」&50代から意識したい“歩き方の新常識”]()
ゲストは、スポーツ科学のトップランナー、早稲田大学・川上泰雄教授。アスリートからシニア世代まで体の中を見える化し、身体能力の向上を目指す注目のサイエンティストだ。
川上先生は、寝たきりにならないためには「下半身を鍛える」ことが大切だと説く。
「人間は二足で立ち、二足で歩くので、動くときは下肢を使う事が中心になる。多くのスポーツは飛んだり跳ねたりするが、最終的に地面と接しているのは多くの場合足なので、下肢でどうコントロールするかが人間にとって重要」(川上先生 以下同)。
下半身を鍛えるためのポイントは、“いかに上手じゃなく歩くか”だという。
「人間は歩くのが上手になり過ぎてあまりエネルギー使わない。むしろ、下手くそに歩く事がお年寄りに必要なテクニックになってくる。しんどいなと思いながら歩く方がいい。
筋肉をつけるには刺激を与えないとダメで、普通に歩くだけではなかなか刺激にならない。刺激がないと筋肉が小さくなり、いつしか歩けなくなるという時が来る。そのために、普段の生活の中でちょっとずつ刺激を入れる生活が必要」。
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階段を上がる下りる、大股&早足で歩く、蹴るようにして歩く、地面に足をつけた時の“ドーン”を感じながら歩く(太ももの前側を使う)など、さまざまな工夫でしんどさを増やしていくことが必要だそう。
川上先生の研究では、一生懸命速く歩くのではなく、“普通に歩いてる状態で速めに歩ける人ほど寿命が長い”ことが分かったという。逆に歩きが遅い人は、寿命が短いというデータも。これは、太ももの筋肉の量や血の巡りとも関係している。
「血液循環も筋肉の収縮で行われるので、全身の代謝も上がるし、いい方にいく。例えば、歩く時の“蹴り出し”をしっかりやる事は、(第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの)ポンプをうまく回す工夫にもなる」。
シニア世代はしんどく歩け!? 60歳から急激に衰える重要な筋肉とは?
寝たきりにならないための対処法や精密なデータで解明した運動の新常識を紹介。最新スポーツ科学から見えてくる、私たちの体と健康を深掘りする。
「テレ東プラス」では、放送内容の一部をプレイバック。
【動画】寿命に約20年の差…寝たきりを防ぐ「太もも運動」&50代から意識したい“歩き方の新常識”
普段から出来る!歩き方で寿命が変わる!?

ゲストは、スポーツ科学のトップランナー、早稲田大学・川上泰雄教授。アスリートからシニア世代まで体の中を見える化し、身体能力の向上を目指す注目のサイエンティストだ。
川上先生は、寝たきりにならないためには「下半身を鍛える」ことが大切だと説く。
「人間は二足で立ち、二足で歩くので、動くときは下肢を使う事が中心になる。多くのスポーツは飛んだり跳ねたりするが、最終的に地面と接しているのは多くの場合足なので、下肢でどうコントロールするかが人間にとって重要」(川上先生 以下同)。
下半身を鍛えるためのポイントは、“いかに上手じゃなく歩くか”だという。
「人間は歩くのが上手になり過ぎてあまりエネルギー使わない。むしろ、下手くそに歩く事がお年寄りに必要なテクニックになってくる。しんどいなと思いながら歩く方がいい。
筋肉をつけるには刺激を与えないとダメで、普通に歩くだけではなかなか刺激にならない。刺激がないと筋肉が小さくなり、いつしか歩けなくなるという時が来る。そのために、普段の生活の中でちょっとずつ刺激を入れる生活が必要」。

階段を上がる下りる、大股&早足で歩く、蹴るようにして歩く、地面に足をつけた時の“ドーン”を感じながら歩く(太ももの前側を使う)など、さまざまな工夫でしんどさを増やしていくことが必要だそう。
川上先生の研究では、一生懸命速く歩くのではなく、“普通に歩いてる状態で速めに歩ける人ほど寿命が長い”ことが分かったという。逆に歩きが遅い人は、寿命が短いというデータも。これは、太ももの筋肉の量や血の巡りとも関係している。
「血液循環も筋肉の収縮で行われるので、全身の代謝も上がるし、いい方にいく。例えば、歩く時の“蹴り出し”をしっかりやる事は、(第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの)ポンプをうまく回す工夫にもなる」。
大切なのは意外な筋肉!鍛えるためには?
川上先生の研究室で1日起きてから寝るまで、体のどこの筋肉を使うか電極を測って調べたところ、太ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」がほとんど使われていないことが分かったという。

こちらは、川上先生の研究室で測った高齢者のデータ。横軸は年齢、縦軸は太ももの前側の筋肉の量をgで示し、体重kgで割った指標だ。
20代では筋肉がいっぱいついているが、これが徐々に減っていき、60歳ぐらいになると減りが2.5倍ぐらいに加速しているのが分かる。
80~90代のところにある緑のマーカーはデイサービス利用者で、青のマーカーは特別養護老人ホーム利用者。
「(要介護危険ラインの)下に来る青の方が多いが、そうなってくると、太ももの筋肉が体重1kgあたり10gぐらいになってしまい、もはや立てないという状態。(太ももの前側の筋肉は)鍵になる筋肉だと思う」。
川上先生は、太ももの前側の筋肉が多い人と少ない人では、寿命に20年近くもの差が出ると警鐘を鳴らす。ちょっとずつ日々のしんどさを積み重ねることが、ゆくゆく大きな効果につながるのだ。
家で出来る簡単体操!

川上先生は西東京市から依頼を受け、運動プログラムを考案。今回はその中で、太ももの前側の筋肉に効果的な体操を紹介する。
・足先を外側に開き、太ももの前側に集中しながら真下に下りる
【ポイント】足を外側に開く事で膝の余計な動きを制限。しゃがみ込んだ状態で太ももと床が平行になるぐらいを目指す。
上半身は前かがみにならず真っすぐ。膝の痛い方は可動域を小さくし、痛みが出る運動はしないこと。
「たくさんやるに越したことはないが、1回の体操につき8回ぐらい。それができない場合は、3回ずつ何回かに分けてやってもいい」。

川上先生は、さまざまな実験を通じて体の動きを解析、可視化しようとしている。その最新の研究現場とは…? さらに番組では、自宅で簡単にできる筋肉年齢チェックも紹介。
続きは「TVer」「テレ東BIZ」で!
9月16日(水)夜10時からは「【温暖化解消】人工光合成技術で電気代ゼロの世界を目指す!」を放送!
エネルギーに変える究極のエコシステム「人工光合成」。世界トップレベルの研究者はなんと日本人だった!地球温暖化に立ち向かう!環境問題解決のカギに迫る!
番組では、10月は「医療・健康にまつわる科学技術」、11月は「食にまつわる科学技術」を特集する強化月間を実施! ぜひお見逃しなく!
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