1人15社は当たり前?就職に強い【高専】異次元すぎる教育実態【木更津工業・産業技術・神山まるごと】

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人気が高まる高専(高等専門学校)。15歳から5年間、工学系を中心に専門知識を学ぶ日本独自の高等教育機関だ。
特徴の一つが、学生に対する高い求人倍率。近年高い数字を維持している。
「機械系・工学系は30倍くらい」(国立富山高等専門学校・國枝佳明校長)。

今回は、国立、都立、私立の3校が集結。高専ならではの強みに迫る。

就職に強い!即戦力を育む高専の実態


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まもなく創立60年を迎える「木更津工業高等専門学校」(千葉・木更津市)。全国に51校ある国立高専の一つだ。充実したカリキュラムと専門性の高い実習で、即戦力の技術者を多数輩出。プログラミングの世界大会で4位になるなど、先進的な情報教育プログラムで知られている。
「2025年度の卒業生の求人倍率は14.9倍。1人に対して15社の求人がある状態。寮があるので、関東圏を含めていろいろなところから学生が来ている」(情報工学科・大枝真一先生)。

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2006年、工業系と航空系の高専を統合して設立された「東京都立産業技術高等専門学校」(荒川区・品川区)。双方の特徴を受け継いでいるため、高専としては多い8つのコースを用意。多彩な選択肢が魅力とされている。
「就職に強く、リーマンショックもなんとかなった。企業からはいつも声がかかる」(柴﨑年彦校長)。

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2023年に創立された私立「神山まるごと高等専門学校」(徳島・名西郡)。工学系はもちろん、デザインや起業家精神を養う経営学まで、実践的に学べるのが大きな特徴だ。
「起業家たちがつくった高専で、“自分たちが本当に学びたかった学校をつくろう”というのが事の発端。11社の企業が10億円ずつ寄付、拠出しており、実質的に学費は無償化」(カリキュラムディレクター・齋藤亮次さん)。

3校の魅力を解説するのは、メディア総研の田中浩二社長。関係者のインタビューから過去の入試問題まで、高専を深掘りするWEBマガジン「月刊高専」を運営している。
「高専は全国に58校あり、約5万6000人が在籍している。4分の1が女子学生。高専に5年通った後、難関大学へ編入学するという場合も強い」(田中社長)。

AI、航空宇宙、起業家精神…各校独自の学びとは?


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木更津高専が注力するのは、「AI・サイバーセキュリティー」だ。
「仮想WEBサーバーに不正ログインする技術を学ぶ“ハッカー体験”をする。AIの基礎技術、数学やプログラミング、そういった技術や知識の素養を1年生から学んでいく」(大枝先生)。どの学科も実験実習と呼ばれる科目があるという。

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都立産業技術高専の強みは「航空宇宙工学」。「日本で唯一、航空宇宙工学コースがある。就職先は輸送関係が多く、重工関係、整備関係、JAXAやベンチャー系にもいっている」(柴﨑校長)。航空宇宙工学科では、航空機を使って整備などの実習も行っている。

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神山まるごと高専が掲げる目標は「テクノロジー×デザイン×起業家精神」。
「全寮制なので24時間一緒に生活している。授業が終わるのは16時頃だが、そこから22時くらいまで(学生たちが)ホワイトボードミーティングをしている姿が風物詩。参加はマストではないが、何かしら事をなすために来ている学生が多い」(齋藤さん)。

インターンシップの授業には“社長のカバン持ち”を採用。
「社長が何を考え、どこに課題を持ってやっているのか。生き方そのものを、横について最低2週間学ぶ」(齋藤さん)。
さらに、星野リゾート代表の星野佳路氏など、名だたる起業家が講師としてやって来る授業も。リアルな声を聞くことで、学生たちの意識が変わるという。
「自分で課題を設定して当事者意識を持ち、さまざまなリソースを集めながら何度も仮説検証をやり抜き、目標を達成する――。起業家にも大切な資質だが、民間の企業で勤めるうえでも必要なこと。活躍できる人材になる」(齋藤さん)。

番組ではこの他、高専の時間割、ユニークな体育の授業、高専に対する企業側の反応も紹介!

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配信オリジナルでは、「理数×体育祭!?高専の青春/国立大を併願?知られざる進学ルート」「学位授与は?高専が直面する課題/AI時代にどう対応?」「こんな子に来てほしい!/モノづくりの経験は必要?」も!

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