医学部100人超合格の秘密は未来を見つめる「自分探し学習」。東邦大学付属 東邦中学校・高等学校

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

今回紹介する名門校は、「東邦大学付属 東邦中学校・高等学校」。渋谷教育学園幕張中学校、市川中学校と並び、中学受験における「千葉御三家」と称される、中高一貫の進学校だ。
強さの源は、可能性を開拓する「自分探し学習」。例年、一流国公立大や早慶上理などの難関私立大に数多くが合格。特に医療系全般に強く、毎年100人以上が医学部に合格している。

番組は、水泳部に所属する中学3年生にフォーカス。自分探し真っ最中の彼は、“ある苦手”を克服しようともがいていた。

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千葉県習志野市。商業施設や教育施設が充実している人気の街に、「東邦大学付属 東邦中学校・高等学校(以下、東邦大東邦)」はある。
今年で創立71周年を迎える同校は、男女共学の完全中高一貫校で、全校生徒は1846人。2023年春の大学合格実績は、国公立大85人、早慶上理269人、医療系学部に170人。特に医療系全般に強いといわれている。

校門を入ると、青々と茂る木々のトンネルが迎えてくれる。清潔感あふれた白亜の校舎棟は、まるで総合大病院を思わせるような外観。本館ホールの壁には、創立者である医学博士、額田豊、額田晉兄弟の肖像レリーフが飾られている。

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敷地面積はなんと5万平米! 最新の人工芝を敷いた広大なグラウンドには、サッカー、野球、テニス、ハンドボールと専用コートが揃い、屋根付き観客席まで設置している。
体育館は冷暖房完備の2階建てが2つもあり、温水プールも完備。健康あっての勉強と実感する学舎だ。
休み時間になると、勢いよくグラウンドに飛び出す生徒たち。「図書館で勉強するのが好き!」「授業が好きです。先生が面白い!」。東邦生はとにかく元気いっぱいだ。

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恵まれた環境で伸び伸びと過ごす生徒たち。そんな学校生活の根幹となるのが「自分探し学習」。授業や部活、課外活動など、あらゆる機会を通じて自らの可能性を開拓するのが目標で、その一端をのぞいてみると…

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まずは図書館。約8万冊の蔵書が、生徒たちの好奇心を生み出す。「進路を考える」と題したコーナーもあり、公務員や弁護士、お笑いタレントまで、さまざまな職業に就くためのガイド本がズラリ。

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学校行事も盛んで、 高校には、9つの競技をクラス対抗で競うイベント「SPORTS DAY」がある。応援も全力だ!
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「SPORTS DAY」のソフトバレーで活躍していた高校3年生の岡留大和くんは、学校の有名人! 平泳ぎ2種目の日本中学記録保持者で、去年の国体や世界大会でも見事な成績を残した。
来年には、アメリカの名門・カリフォルニア大学バークレー校への進学も決まっており、将来の夢は、世界大会でのメドレーリレーで優勝すること。「自分探し」の日々で見つけた目標だ。

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世界を目指し、独自の活動をする生徒も。こちらの生徒たちは、英語ディベートの世界大会出場が決定! この日は、「チャットGPT」をテーマに練習していた。

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カメラに向かって名刺を差し出してくれたのは、高校3年生の後藤嵩くん。嵩くんは、千葉県の中高生で作られたロボコンチーム、NPO法人「サクラテンペスタ」でリーダーを務め、2年連続でロボコンの世界大会「FRG」に出場している。
「ロボットを作るために必要な資金や場所を自分で集める。企業とやりとりするなどの社会経験ができる」と話す嵩くん。今の活動は、将来の糧になっているという。

昼休み、生徒が猛ダッシュで向かうのは「カフェテリア」。170円の「ミニカレー」もあり、唐揚げと野菜をのせた特製ダレたっぷりの「東邦丼(スープ付き)」(460円)が人気。

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このカフェテリアも、放課後は「自分探し」の場になっている。自習する生徒がいるかたわら、窓際の席では、熱い座談会が行われていた。テーマは「なぜ難関大学を目指すのか?」。生徒たちが東大卒・京大卒の先生と、ざっくばらんに語り合う。

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中学3年生の教室で行われていたのは社会科(公民)の授業で、「東邦中学校 比例代表選挙」が行われていた。
クラス内で複数の政党を作り、「交通系ICカードが使える自販機を増やす」「文化祭での前夜祭・後夜祭OK」など、学校をより良くするための政策を競う模擬選挙。各政党の政策を見て、他のクラスの生徒たちが投票する。
「選挙権を得られたら選挙に行ってください。皆さんがしっかりと世の中を変えてください。人任せだと変わらない」と説く岡野浩貴先生。どんな政策に賛成するかは“自分が何を考えているか”を知るチャンスになる。

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「自分探し」は、校外学習でも。今年の中学2年生は、新潟で田植え体験を行った。
生徒たちは先生と別れ、農家民宿に宿泊。宿のご主人と生徒たちだけで夕食の準備をし、食卓を囲む。生徒だけで宿泊するため、「夜をどう有意義に過ごすか」を自分たちで考えて実行。こうした日々の経験全てが「自立心を養い、可能性を開拓する自分探し」につながっていく。

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そんな東邦大東邦で、目下「自分探し」をしているのが、中学3年生の藤原陽希くん。仲間は将来の夢を決めているが、自分は適性を判断してから目標を決めたいと話す。

そんな陽希くんだが、実は学校では輝いている存在。所属する中学水泳部では、今年春、部長に選ばれ、ジュニアオリンピックにも出場した実力の持ち主。この夏は、水泳部の仲間と全国大会に出場することが目標だ。

だが、水泳以外はやりたいことや将来の姿が見えない…。そんな陽希くんは、“ある苦手”を克服しようとしていた。

番組ではこの他、カフェテリアでの座談会や中学3年生の模擬選挙、田植え体験の様子、陽希くんの母親の思いなどを紹介する。

毎週土曜午前10時30分放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)をどうぞお見逃しなく!
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