ユニークな部活動が大人気の高輪中学高等学校。大学現役合格率9割超の秘密とは?

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

【動画】受験の参考にも!「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」アーカイブ

今回紹介する名門校は、「高輪中学高等学校(以下、高輪)」。私立の中高一貫男子校で、例年、東大などの国公立大学を始め、早慶上理やGMARCHなどの難関大学に多数が進学する。しかも、その9割以上が現役合格という一流の進学校だ。
高い実績を生み続けている原動力「手を離して目を離さず」の教育に迫った。

さらに番組は、「学校PR部」で奮闘する高校2年生に密着。学校紹介動画の制作に初挑戦するが、トラブルの連続で…。思い通りのPR動画は完成するのか?

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東京・港区。JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の再開発が進む駅周辺エリアから徒歩6分…静かな住宅街に、高輪中学高等学校はある。地下鉄の泉岳寺駅と白金高輪駅も、それぞれ徒歩5分ほど。通学の利便性も大きな魅力だ。
すぐそばには、「忠臣蔵」で描かれた赤穂浪士が眠る泉岳寺がある。

1885年、京都の西本願寺が、前身となる「普通教校」を開校。その後、高輪に移転し、今年で創立139周年を迎える。
私立の中高一貫男子校で、全校生徒は1397人。2023年春は、東大2人を含め国公立大学に41人、早慶上理 143人、GMARCHに267人が現役で合格。現役合格率は90%以上だ!

高い現役合格実績の秘密はどこにあるのか…早速、校舎を見ていこう!

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今回は、1年前にできた学校PR部が校舎を案内してくれることに。

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まずは図書室。蔵書数は約3万冊で新着図書の数も多く、赤本もずらっと並ぶ。
高校3年生・大越直人くんの一押しは、図書室の奥にあるステンドグラス。この窓から見える景色は壮大で、生徒たちで賑わうグラウンドはもちろん、建設中の巨大なビル群を見渡すことができる。

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グラウンドは全天候型で、3階建ての体育館は冷暖房完備。1階には剣道場があり、強豪で知られる剣道部が受賞した時の写真が、壁一面に飾られている。

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2階には卓球場も。3階はメインアリーナで、高校バスケットボールの公式試合も行われるほど、充実した設備が整っている。
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そして高輪といえば、個性豊かな文化部が人気。旅行・鉄道研究部には120人以上が在籍し、リアルなCGシミュレーターで列車を運行。ローカル線を研究する他、みんなで旅行に行くこともあり、思う存分好きなことを楽しむ様子が伝わってくる。

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日本唯一のマケドニア研究同好会は、ヨーロッパにある北マケドニア共和国の文化を広める活動をしている。日本人には耳慣れないマケドニア語を学び、北マケドニア大使館を訪問したことも。

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理科研究部には様々な生き物を飼う水槽が並び、学校の近くで発見した日本固有種の蛇「青大将」も。 ある部員は、「学校生活の2分の1は理科研にいる」と話してくれた。
マジック部を訪れると、部員が見事な手品を披露。この他、珍しいダーツ部や模型部もある。
個性的な文化部に夢を持ち、高輪に入学する生徒も多いそうだ。

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昼休みの食堂は、生徒たちで大賑わい! 冬の人気メニューは「塩ラーメン」(400円)だ。
休み時間を満喫する生徒たちに学校の魅力を聞いてみると、「みんな仲がいい」「個性豊かな先生たち!」と教えてくれた。

自由な校風の中、生徒たちは明るい笑顔に満ちているが、大学現役合格率9割超の秘密はどこにあるのか…。秘密の一つが、基礎学力の定着だ。

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中学入学直後から受ける資格検定試験。基礎的な学力をしっかり身につけるため、中学生のうちに全員が漢検、英検、数検の3級以上を取得する。

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夏休みや冬休みに開かれる数々の講習も特徴的だ。GMARCHに特化した講習や、最難関国立大学(東大、京大、一橋大)など、志望大学に合わせたきめ細かい対策を学べる。
ある生徒は、「普段の授業よりも踏み込んで受験対策、模試対策をしてもらえる。学校側が用意して提供してくれるので、それを活用して志望校合格に向けて頑張ります」と話してくれた。

そして放課後、職員室前の廊下で大きな秘密を発見! 机を並べて生徒たちが取り組んでいたのは、再テストだ。小テストを数多く実施して、合格点を取れるまで再テストが続く。その傍らには先生が座り、一人一人にアドバイスを送り、とことん付き合っていた。
生徒たちは、「自分が勉強していないのは悪いけど、気遣ってもらえるのでありがたい」「見捨てられていないと感じる」と話すが、これができるのも高輪の強みなのだ。

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実は高輪には、担任以外にも多くの先生が在籍。1学年6クラスに対し、学年所属の専任の先生はなんと11人! 生徒一人一人の学習状況を見てくれる。“生徒たちを見つめ続ける教育”が徹底されているのだ。
「先生方によく話をしているのは、“手を離して目を離さず”。時には近くに寄り添って話を聞き、ある時は距離をとって、生徒自身にいろいろな経験をしてもらう。それが人を育てる指導につながっていると思います」(平野豊校長)。

こうした先生との信頼関係や地道な努力の積み重ねが、やがて生徒たちの大きな力となり、高い現役合格率へとつながっていく。

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そんな高輪の魅力を、もっと知ってもらいたい…。そこで立ち上がったのが、今回校内を案内してくれた学校PR部の部員たちだ。2023年春にできたばかりで、学校説明会でも大活躍! 中1から高3まで80人ほどの生徒が参加しており、高校2年生の鈴木佑一朗くんもその1人。

学校PR部は説明会以外にもさまざまな活動をしており、学校をPRするYouTube動画は、学校の内外で人気のコンテンツだ。そして、今年の春に向けた新たなPR動画の監督を、佑一朗くんが務めることに!
制作スタッフは5人。全員動画を作るのは初めてで、もちろん祐一郎くんにとっても初めての挑戦。「大好きな母校の魅力を伝えたい」と意気込む佑一郎くんだが、シャイで一歩下がる優しい性格。しかも、いざ撮影に入ると、予期せぬトラブルの連続で…。果たして、どんな学校PR動画が完成するのか!

番組では、佑一朗くんたちが作った学校PR動画の他、部活動の様子、両親が語る佑一朗くんの入学エピソードなどを紹介する。

毎週土曜午前10時30分放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)をどうぞお見逃しなく!
※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
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