蕎麦屋酒で江戸っ子気分!「巴町 砂場」<ワカコ酒 Season3>

BSジャパンで放送中の「ワカコ酒 Season」第3夜では、ワカコは初の"蕎麦屋酒"にトライ。ロケ地となった虎ノ門「巴町 砂場」取材させていただきました。虎ノ門「巴町 砂場」。はい、蕎麦好きの人ならピンとくるはず、老舗中の老舗です。

店主の萩原昭さんと、落ち着いた雰囲気の店内。現在の場所で開業したのは天保5年、1839年のことで、萩原さんで5代目なのだそう。
そもそも、『砂場』という屋号は大阪城を築城した時の「砂置き場」が由来。その後江戸に進出し、暖簾分けを繰り返したのが今あちこちにある『砂場』という名前の蕎麦屋さんの由来なのです。こちらは江戸でもっとも古い2軒のうちの1軒。

しかし、老舗の蕎麦店というと敷居が高そうなイメージ。なんでまたロケにご協力を......?
「いやうちはバラエティからドラマまでいろいろご協力していますよ。テレビ東京さんはご近所ですしね」と萩原さん。確かに、テレビ東京の旧社屋からはすぐの場所。長いこと常連さんの社員もよくご存知だとか。
ではさっそく、ドラマに出てきた料理をお願いしましょう!

まずは天ぷらから。
衣を付けて、じゅわっと......この瞬間、たまらないですよね。こちらでは揚げ油はグレープシードオイルと白絞油、太白ごま油をブレンドしているのだそう。江戸前の天ぷら店ではごま油のみのお店も多いのですが、繊細な蕎麦の風味と合わなくなってしまうのだそうです。

できあがり! 天ぷら 1人前1,404円。ワカコと同じく菊正宗の冷や824円とともにいただきましょう♪ お通しもドラマと同じくきんぴらを作ってくださいました。

ワカコと同じ席で、ぷしゅーーー。
昼間っからごめんなさい......と思わず謝りたくなるような瞬間です。何でしょうね、この「蕎麦屋酒」の魔力って。ところで、日本酒はドラマに出てきたように菊正宗1種類だけなんですか?
「昔は今ほど流通も発達してなかったし、何種類もいい状態で保存しておくのも難しかったので、自然とこうなりました。まあ、そんなに長時間いてたくさん飲むような場所でもないかなと(笑)」
なるほど......ワカコのように肴を少しつまんで、最後にせいろなど蕎麦で〆、というのが江戸っ子の粋な呑み方、というわけです。

天ぷらと日本酒を堪能したら、せいろ756円の出番!
せっかくなので、前から疑問に思っていたことを聞いてみました。あの、やっぱり江戸前のお蕎麦って、つゆにドボンと付けたらダメなんですか......?
「いやいや! それは藪さんとか、蕎麦つゆの濃いお蕎麦屋さんの話。うちのお蕎麦はほら、細いでしょう? それに合うようにつゆも薄めなんです。だからしっかり付けて大丈夫ですよ」
確かに、色味も白っぽく、口当たりも細やかな非常に繊細なお蕎麦です。もともとこの周辺が大名屋敷が多かったことから、一番粉を使ったこのようなお蕎麦になったのだそう。
「ただ、山葵はつゆに溶くと風味が飛んでしまうので、お蕎麦にちょこんと乗せてから下の部分をつゆに付けたほうが風味がしっかり味わえます。食べ終わったら余った山葵をつゆに溶いて、蕎麦湯でいただくのがオススメですよ」なるほどー。美味しく味わうコツ、いただきました!
ちなみに、今回のロケでは、武田梨奈さんは、そばを5枚完食!天ぷら3皿完食!?されたとのことです。でも、最後は「そばなら10枚は食べられる」と言っていたそうですから天晴れですね(笑)。

最後に!こちらの「巴町 砂場」の名物「趣味のとろそば」 1,512円を作っていただきました。三代目店主が考案したメニューで、丁寧にすり鉢であたったとろろをつゆ代わりにいただきます。これがまた抜群に美味しい!
疲れた身体でもするっと滋味が入り込むような、たまらない一品です。旧テレ東社屋で働いていたテレビマン達も、この味に癒やされたのかしら......なんて勝手に想像。
「親子どころか、三代で通ってくださるお客さんとかいらっしゃいますよ。ありがたいですね」と萩原さん。老舗の暖簾を守りながらも、気さくな空気がとてもうれしい名店でした。みなさんも蕎麦屋酒、トライしてみてくださいね。その際はぜひ江戸っ子らしく、サクっと粋に!
<取材協力>
巴町 砂場
住所:東京都港区虎ノ門3-11-13 サヴァックスビル1F
TEL:03-3431-1220
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休日:土日祝日
※店舗情報は2017年、番組放送時のものです。
<番組概要>
番組名:ワカコ酒 Season3
放送日時:BSジャパンにて 毎週金曜日 夜11:30~深夜0:00
ホームページ: http://www.bs-j.co.jp/wakako_zake/