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武藤敬司がワケありレスラーとしてドラマ出演!プロレスへの想いを語る「そこにリングがあるから闘うんだ。」:プリズンホテル

ドラマ

BSテレ東

2017.11.23


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「俺は、体一つでここまで生きてきた。この足は、この体は、俺の人生のそのものだ」
武藤敬司はリングの上で叫んだ。ドラマのセリフだが、心からの叫びでもあった。


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プロレスラー武藤敬司が12月2日(土)夜9時から放送される、BSジャパンのドラマ「浅田次郎 プリズンホテル」の第8話にゲスト出演する。


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ドラマのストーリーはこうだ。
武藤演じるプロレスラー・武藤剛士は、悪役レスラーとしてやりたい放題、命を削ってガチンコのプロレスを貫いて観客に喜ばれる試合をしてきたが、ほかのレスラーから避けられ所属団体からも嫌われるようになっていった。武藤はかつて自分に致命的な傷を負わせたファイヤーマスクに、自分と一緒にもう一度プロレスをやらないかと誘うため、ようやくファイヤーマスクの居所を探し当てて訪ねてきたのだった。


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武藤とドラマの中で対戦することになる「プリズンホテル」の板長・梶は、ドラマ同様、かつて格闘技で活躍した武田幸三。ドラマではかつて覆面レスラーとして活躍していた「ファイヤーマスク」だったという設定。


武藤はあれこれと梶をリングにもう一度立たせようとするが梶はかたくなに拒否。悪役レスラーとして鳴らした武藤は、大手ホテルから引き抜かれようとしているシェフの服部を梶がかばっていると知って、服部を罠に梶を誘い出し、リングで決着をつけようとするのだった。俺と戦って、俺が勝ったら一緒に新しいプロレス団体を立ち上げる。俺が負けたら―。


武藤は、このドラマの出演の話が来た時、俺には不可能だと思ったという。「膝も悪いし、ついていけないんじゃないかと思った。だけど、プロデューサーと監督が脚本を俺に合わせてもってきてくれたんだ。そこまでされたら出ざるを得ないと思って出演することにした。」


武藤敬司は、今回のドラマの脚本が自分と被るところが多いと話す。
「足もボロボロだし、足だけじゃなくて首も関節という関節もボロボロだけど、これしかないんだよ、俺は。プロレスしか―。」


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身体中がボロボロになっても、まだ武藤はプロレスを続けるのか?
「最近自分が立ち上げた、プロレスリングマスターズという大会で、自分が一番年下で大先輩ばっかり集めて90年代のプロレスをテーマにしてマッチメークしたら、90年台に20歳くらいで応援してくれていた人たちが今はもう40歳から50歳になっているお客さんたちで、後楽園ホールが満員になって...。俺は夢を与えているな、という実感があるうちはやっていたいと思うんだ。」


武藤と対戦することになる、板長・梶役の武田幸三。彼もまたドラマの役とシンクロするような人生を送る。元ムエタイ王者で、キックボクシング王者。K-1でも活躍した後、現在は格闘家ではなく役者の道を歩んでいる。


ドラマ「浅田次郎 プリズンホテル」の第8話では、プロレスラーだった自分の過去は隠して、黙々とホテルや同じ厨房で働くシェフの服部を守ろうとする役どころ。ドラマのストーリーとシンクロする点を、武田に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。


「僕に置き換えると、かつて格闘技やっていて、今役者やっていますけど、正直格闘技を辞めた時は格闘技以上のものはないと思っていたんです。役者をはじめる前はそこまでのめりこめると思っていなかったんですけど、ところがどっこい、こんなに奥が深くて、人生を賭けるかいのあるものが見つかって、すごい幸せです。人生2回も自分のやりたいことが見つかって。何でもチャレンジしてみることが大事で、チャレンジするのが面白い。どの現場でも全力でやらないとつまんないですし、人生もったいないですからね。」
現実の世界での充実ぶりも、ドラマの世界と同じようだ。


そんな武田を、武藤はこう評する。
「俺と違って、彼まじめだからさ。役者の仕事をほんとうにひたむきに努力しているというのは感じますよ。」


武藤との対戦は、武田にとってはどんな気持ちだったのだろうか。


「台本を読んで、まさか8話でプロレスラーになれるとは。もうびっくりしました。原作とはちょっと違うテイストで、見ていただく方に喜んでいただけるように頑張らなくてはと。しかも相手はスーパースター、武藤さんですからね。


僕は実践格闘技やってきたんですけど、プロレスに対してどういうものか想像がつかなかった。とてもじゃないですけど僕にはできないです。こんなの年間何試合もこなされていて、武道館や東京ドームとかで、何万人のお客さんを喜ばせて納得させられるというのはすごいなと改めて思いました。もう身体中めちゃくちゃ痛いです、撮影が終わった今も。でも武藤さんは愛あるプロレスなんで、かなりフォローしていただいたと思うんですけど、それでも身体中すごく痛いです。


18年格闘技をやってきて、リングを見るだけでもドキドキしますし、ましてや上がった瞬間にはちょっとスイッチ入りますね。もうすごいうれしいというか、懐かしいんですけど自分の中でピッとスイッチが入って、キリッとなります。」


彼らの言葉を証明するかのように、撮影のリハーサルが終わって、いざ本番になった時の、彼らの真剣な闘いぶりは、共演者の声も出なくなるほどの迫力だった。


最後に、武藤敬司がこう語った。
「原作に登場するのは登山家の武藤らしいけど、そこに山があるから登る、と同じように、自分は、そこにリングがあるから闘うんだ。」


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森田プロデューサーは、原作に登場する登山家の山登りという苦痛を伴う行動を進んでする生き方と、プロレスラ―の生き方が非常に相通じると感じたため設定を変更したという。そして登山家やプロレスラーの、進んで辛い生き方を望む生き方"損な選択"をする生き様は、任侠の世界を選ぶ人間にも同じく通じると考えて、「プリズンホテル」第8話のストーリーとして作り上げた、と話す。


ドラマの放送は、12月2日(土)夜9時から、BSジャパン(BS7ch)にて。
「浅田次郎 プリズンホテル」第8話 ワケありレスラーと料理人、涙の決断!


【第8話(12月2日放送)あらすじ】
支配人の花沢(田中直樹)が留守中の奥岬あじさいホテルに、杖をついた屈強な男(武藤敬司)がやってきた。彼はダークネス武藤という悪役プロレスラーで、「出て来い、ファイヤーマスク!」とホテル内を探し回り、ついに厨房で働く梶(武田幸三)を見つける。そう板長・梶こそ、かつて覆面レスラーとして活躍していた「ファイヤーマスク」だったのだ。武藤は一緒に新しいプロレス団体をつくらないかと執拗に梶を誘い、とうとう武藤が勝ったら梶と一緒にプロレス団体を作るというシングルマッチをすることに...。その頃、シェフの服部(永岡佑)に大手ホテルからの引き抜き話が持ち上がり...。

【番組概要】
放送日時:2017年12月2日(土) 夜9時
放送局:BSジャパン
 BS7ch全国無料放送
 
 
出演者:
田中直樹(ココリコ)
柄本明
矢野聖人
北香那
菅田俊
森下能幸
長江英和
武田幸三
永岡佑
望月ムサシ
副島淳

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。

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