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芸能人って、どんなお店で、どんなものを食べているのか? 仕事でもプライベートでも美味しいものに触れる機会の多い芸能人なら、本当に美味しいものを知っているに違いない!
そこで"旨いモン"の話で盛り上がる俳優陣に、行きつけの店と、必ず食べるお気に入りのメニューを聞いてみた。「ホントは教えたくない行きつけの店」第2回は、徳井優さんが大阪の庶民派居酒屋を紹介。
たまに出会える"たまひも"が絶品!
《徳井優の「ホントは教えたくない行きつけの店」》
大阪・谷町四丁目「松崎屋」
お気に入りメニュー:たまひも
「大阪に行ったら必ず行くのがここ。NHKのそばにある、普通の居酒屋なんですが、ここで食べる鶏モツの"たまひも"が絶品。醤油で煮ているだけという味付けがシンプルでいいですね。お酒にも合いますよ。
そんなにたくさん作れないのか、行けば必ず食べられるというわけではないんです。食べたくても、食べられない時がある。そこが、またたまらない(笑)。いつも僕の心の中にある食べ物の一つです」
※たまひも=鶏の「キンカン」(排卵前の玉子)に「ヒモ」(卵管)がついたもの。
※写真は「松崎屋のたまひもが食べたいな~」の顔をしていただきました。
皮はモチモチ肉汁ジュワ~の鉄鍋餃子
徳井優さんが出演中の連続ドラマJ「極道めし」は、刑務所のとある雑居房を舞台に、囚人たちがシャバで食べた"旨いモン"の語り合いバトルを繰り広げる食と人情のノスタルジックエンターテイメント。
ここで「極道めし」第3話のおさらいと、8月4日(土)放送の第4話の見どころを紹介!
第3話「灼熱!情熱!鉄鍋餃子」
御久里刑務所に夏がやって来た。どんなに暑くても、楽しいことはやめられない! 204号室では、銃刀法違反の一平(福士誠治)、業務上横領犯の小津(今野浩喜)、窃盗常習犯の八戸(徳井優)、詐欺師の坂井(柳沢慎吾)、暴力団組員の荒木(小沢仁志)による、おかずや甘いもの争奪戦が繰り広げられている。
刑務所の夏は、シャバにいる時よりも過酷。房の中は、まるで蒸し風呂のよう。やかんのお茶は熱いし、蛇口を捻れば熱湯が! そんな地獄のような環境にいながらも204号室の面々が"うまい飯語りバトル"を続けている理由は、賞品が「特食」の羊羹だから。「特食」とは、祝日だけに出る特別な食事=おやつのこと。めったに食べられない魅惑の甘~いお菓子を手に入れるため、一平たちもやる気満々だ。
坂井は、逮捕される前に食べた「焼き鳥」の話を。犯罪者と知りつつも黙って焼き鳥を出してくれた店主とのエピソードを語る。荒木は暴力団組員だった20歳の頃にビーチで出店していた「カキ氷」、小津は日帰り出張で訪れた海辺で食べた「サザエのつぼ焼き」、八戸はお中元にもらったフルーツの缶詰の中でも特別な「フルーツみつ豆」の思い出話を語る。
なんとか勝ちたい一平は、キャバクラでバイトをしていた時の話を。当時、ある事情から女装をして「テレサ」という名前で店に出ていた一平。ボーイ仲間の藤崎(遠藤雄弥)と競い合って、行列のできる「鉄鍋餃子」の店に通うが、なかなか食べられず...。暑い夏ならではの旨いモンで盛り上がったバトルを制し、見事「特食」の羊羹を手にしたのは誰!?
《第3話の旨いモン!》
一平の「鉄鍋餃子」☆☆☆☆
アツアツが食べられるところが鉄鍋の良さ。皮がモチモチで、中の肉汁もすごい! ピリっとした辛味と絶妙な酸味のバランスのタレで食べる。
坂井の「焼き鳥」 ☆☆☆☆
炭火の焼き台で焼かれている、身がプリプリとした3本の焼き鳥。何十年も注ぎ足ししてきたタレとの相性もバッチリ! そのまま食べても良し、七味で味を変えるのも良し。
荒木の「カキ氷」
懐かしい手回しの機械で削った氷に、お気に入りのシロップをかけて、フルーツをトッピング。上品に一口ずつではなく、一気にかぶりつけ! 頭がキーンとなるのもカキ氷の醍醐味。
小津の「サザエのつぼ焼き」 ☆☆☆☆
つぼの中に入れた醤油と日本酒がグツグツ煮立ってきたら食べ頃。楊枝を刺した時の絶妙な抵抗感は、身がコリコリとしている証拠。歯ごたえが良く、汁と天然の塩気のバランスもたまらない。苦い肝は、最後にゆっくりと味わうのが小津流。
八戸の「フルーツみつ豆の缶詰」☆☆☆☆
お中元のフルーツ缶詰の中でも一際輝く「フルーツみつ豆」。さくらんぼ、白桃、みかんなどのフルーツに、寒天のプルプルとした食感がいいアクセント。甘いシロップは、まさに罪な甘さ。行儀が悪いと怒る親がいない中でゴクゴクと飲み干したあの快感は忘れられない。
この放送は、現在「ネットもテレ東」で限定配信中! これを見れば、あなたのノドもゴクリ!
第4話の旨いモンは?
8月4日(土)放送の第4話は、特食の甘~い「羊羹」をかけての勝負。翌日の争奪バトル決勝戦まで荒木が預かることになるが、翌朝、羊羹は忽然と姿を消していた。誰かが盗んだのか? それとも寝ぼけて自分が食べたのか? 焦る荒木のほかに、もう一人やましい表情を見せる人物が...。荒木がなんとか勝負を阻止しようする中、八戸が倒れてしまい...。「激辛カニ味噌チゲ鍋」「そうめん」など夏の旨いモンの話とともに、八戸の衝撃の過去が明らかに。