惨殺された両親、血まみれで死んだ姉...犯人はまさかの!? 封印された記憶が今蘇る:GIVER
ドンドンドンドンドン!
寝室には血まみれの両親の惨殺死体。
隣室には怯えながら息をひそめる少年。
激しく扉を叩く音。扉が開き、部屋に入ってきたのは...
悪事をサポートする会社"BANK"社長・志尾(田山涼成)の手下になった朝美(小野ゆり子)と和樹(渡部秀)。
和樹が構えた銃口が狙っているのは、放心状態の義波(吉沢亮)だった。

吉沢亮主演のドラマ24「GIVER 復讐の贈与者」(テレビ東京/毎週金曜 深夜0時12分~放送中)。日野草の同名ミステリー小説を、「孤高の遠吠」「全員死刑」などで注目を集める若手監督・小林勇貴がメイン監督を務めドラマ化。吉沢亮は生まれつき感情が欠落した美しくも残虐な復讐代行者・義波を、森川葵が復讐代行組織の統率者である謎の美少女・テイカーを演じ、復讐から生まれる人間模様を描く。
第11話「ギバー」では、義波の両親の死の真相と、喪失した過去が明らかに?!
第11話「ギバー」
《今回の復讐代行》
【依頼者】尾崎冬矢
【依頼内容】両親を殺した犯人に復讐したい
志尾の命令で、朝美と和樹は義波をある場所に連れてきた。
そこは義波の実家...両親が殺害された現場だ。
和樹らに事件について問われた"義波"こと尾崎冬矢は、その夜のことを話し始める。
「僕が10歳の時、深夜、家に誰かが忍び込んで両親を殺した。
叫び声を聞いて駆け付けた姉さんも、切られて大ケガを負った」
犯人は逃走し、姉・春香(夏菜)は長期入院、冬矢は施設に入ることに。
「僕の味方は姉さんだけ」
施設での7年間は、冬矢にとって困難な日々だった。生まれつき感情が欠落した冬矢は、春香が教えてくれた通りにしなければ生きていけなかった。そのため再開した冬矢は離ればなれだった7年前と同じ小学3年生の頃に覚えた幼稚な仕草をしてみせた。

「僕は小さいころから他人と違ってた。
でも姉さんのいうことを聞いてれば、普通の人間として暮らすことができた」
しかし、再び実家で2人暮らしをすようになってから、春香の様子がおかしい。両親の事件のせいだと考えた冬矢は、ネットで見つけた復讐代行業者に犯人への復讐を依頼する。

それが町田(水橋研二)だった。
冬矢は町田に事情を説明。大事な人...姉が悲しんでいるのをなんとかしたい、と。
「悲しみを取り除くにはいろんな方法がある。復讐もその一つ」
町田は同意しながらも、冬矢の意思を確認するかのように言葉を続ける。
「だが、大抵は失敗する。それでも人は辛い気持ちに切り取り線を入れたくなる。傷つくことになるのがほとんどなのに...」
それでも冬矢の意志は変わらない。
「殺してほしいか?」
「はい。両親を殺した犯人を」
町田は冬矢の依頼を受ける。
後日、尾崎家にやってきた町田は、冬矢に意外な事実を告げる。
「あんたの両親を殺したのは、尾崎春香。あんたの姉さんだ」
動揺する冬矢をよそに、町田は真相を語り春香を問い詰める。
春香は「突発性暴力症」により両親を殺害。しかし、春香は、まだ小さかった冬矢を守るため、冬矢には事実を隠していたという。

「復讐相手が姉さんだとしても、あんた、まだ復讐したいか」
町田に問われ、混乱する冬矢。
冬矢に代わり、春香が町田に断りを告げる。
「わざわざ出向いていただいてご苦労様でした。でも、これは家族の問題なので」
いつものように「おやすみ」と、春香に抱きしめられる冬矢。...と、冬矢が手にしていたケーキ用のナイフが春香の腹に刺さる。事故ではなく、意思を持って...。
ここまで記憶を取り戻した義波は、床にうずくまる。
和樹らが油断した隙に、義波は拳銃を奪い発砲。太ももを撃たれた和樹は床に座り込み、朝美の悲鳴が響く。2人は義波を殺す気などなく、話を聞いたらBANKの手助けで逃げるつもりだったと釈明。
「BANKの話に乗ったのは、俺が先です! だから朝美の命だけは...」
自分を犠牲にしてでも朝美を守ろうとする和樹の姿に、義波の心が動く...
「前にもこんなことあったね。なんだこれ? 感情...
あっ、そうだ『悲しい』だ」
義波は容赦なく拳銃の引き金をひいた。

一方、BANKのアジトでは、復讐代行組織の統率者・テイカー(森川葵)が監禁されていた。

志尾はテイカーに、義波を実家に連れて行ったことを伝える。
動揺するテイカーに、志尾は、唯一の支えだった姉の存在に取って代わったのがテイカーだと指摘。
「最高のおもちゃを手に入れてさ。そりゃあ手放したくないよねぇ」
志尾は続ける。過去と真実と大きなウソに混乱する義波...そこを狙って春香によく似た手下の果菜子(夏菜)がもう一押しすれば、義波の考えも変わるに違いないと。
「悪事によって人を救う道を選ぶ!
そう、義波くんは完全なる悪人に生まれ変わるんだ!」

その頃、和樹と朝美が、追手の志尾の部下を返り討ちにしていた。BANKは2人を逃す気などなかったのだ。
義波の実家で朝美と和樹に銃口を向けた義波だったが、撃ったのは尾崎家の家族写真。義波はそのまま実家を立ち去った。
組織を裏切ってBANKに寝返り、BANKにも裏切られ瀕死の重傷を負った2人に、町田は最期の言葉を告げる。
「もういい。楽にしてやる」

姉の死後、冬矢は病気で先が長くないテイカーに復讐代行組織の仲間になるよう誘われる。
「私もう長くないの。もって3年。
だから復讐を通じて人間の激しい感情を知りたい」

冬矢はテイカーに条件を出す。
「姉さんの代わりになってほしい」
こうして冬矢は"義波"として復讐代行組織の一員となったのだ。

町田の待つアジトに、義波が一人でやってくる。
町田は義波に告げる。テイカーは志尾に監禁され、組織の人間は皆死んだ。そして志尾の命令で、妹であるテイカーを助けるため義波を殺す、と。
町田はナイフを構え、義波に襲いかかり...
この放送は、現在「ネットもテレ東」で限定配信中です。
次回9月28日(金)放送は、ついに最終回。「キミの両親を殺したのは、キミのお姉さんじゃない。キミだ」 志尾の言葉の真相とは...。テイカー(森川葵)を助けるため、義波と果菜子との命を懸けた最後のゲームが始まる。全ての真実が明らかに!

