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内野聖陽「萬治郎の”やってみなはれ!”の精神を日本中の人に伝えたい」:日経ドラマスペシャル「琥珀の夢」

ドラマ

テレ東

2018.10.5 日経ドラマスペシャル 琥珀の夢

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「やってみなはれ」の精神で日本初の国産ウイスキー造りに命を捧げた男の人生を描く、日経ドラマスペシャル「琥珀の夢」が10月5日(金)夜9時より放送される。原作はベストセラー作家・伊集院静が、サントリーの創業者・鳥井信治郎の人生を基にした「琥珀の夢 小説 鳥井信治郎」。ドラマはこの鳥井信治郎をモデルにフィクションとして描く。明治・大正・昭和という3つの時代を駆け抜けた、なにわの商人魂がさく裂する主人公・鳴江萬治郎の生き様を、壮大なスケールと共に内野聖陽が真骨頂とも言える熱い演技で魅せる。


そこで「テレ東プラス」編集部では、主演・内野聖陽を直撃インタビュー!



"まずやってみはなれ!"の精神が尊い


――今回のドラマは、萬治郎が夢へと向かって突き進む姿が爽快に描かれますが、内野さんご自身のキャリアと萬治郎の生き様が重なる部分はありましたか? また、萬治郎という男の魅力についてどう思われますか?


「萬治郎の先見の明や、自分の感覚だけを信じてすごいパワーでみんなを巻き込んでいく姿は驚きましたが、"自分の感覚しか信じずに..."という部分は、役者をやっている僕の中にも少なからずあるので、そこに関してはちょっと重なっているかもしれないですね。萬治郎は会社のトップですが、そういった枠組みを超えて、社員に対しても家族のように接します。病気になっている社員に何かをしてあげたり、社員一人ひとりと向き合い、心から触れ合う人です。自分を社長ではなく、"大将"と呼ばせていたのも、そういう思いが原点にあるんじゃないかな。一番魅力的だと感じたのは、萬治郎の"やってみはなれ!"という精神。『まずやってみなはれ、やってみなできるかできへんかわかりゃしまへんやろ』というセリフが大好きでした。今の世の中、何かやりたいという夢があっても、情報があふれすぎているために躊躇してしまい、大事な一歩を踏み出せない人が多いのではないかと思います。"まずやってみなはれ"というひと言に力強いメッセージが集約されていますし、そこが萬治郎さんのパワーの源なのかもしれないと感じました」


――強い意志を持って夢に一直線に向かっていく萬治郎を演じるにあたり、内野さんが役作りの中で強く意識したこと、大変だったことがあれば教えてください。


「市川雷蔵さんが出演した映画『ぼんち』(1960)など、船場に関する映画は何本か観ました。大阪・船場地区のど真ん中にある、かつて薬問屋が並んでいた道修町(どしょうまち)にも実際足を運びました。今はもう昔の面影はなくてビルだらけなんですけど、日本の名だたる医薬品メーカーが今も軒を連ねていて、"ここで萬治郎は大八車を引っ張りながら汗を流していたんだ"と感慨深いものがありました。現地に行って感じたことは大きかったかもしれないですね。あとは何といっても"船場ことば"。『なんとかしとくなはれ』とか、関西出身の俳優さんでも耳慣れしないらしく、大東(駿介)くん(大阪府出身)や生瀬(勝久)さん(兵庫県出身)も指導の方からチェックが入ってました。船場ことばは独特で、近江商人の流れが入ってきているし、お客さんの影響でちょっと京都っぽいニュアンスもあるんですよね。最初は太刀打ちできなくて苦労しましたが、萬治郎という役を捉える上でも、大きな助けになりましたね」



萬治郎の"妻LOVE"の精神がスゴい!


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――明治から昭和まで、3つの時代を駆け抜けた萬治郎。様々な時代背景が壮大なスケールで描かれます。特に視聴者に観てもらいたいポイントは?


「"明治~大正~昭和"なので日露戦争や関東大震災も描かれます。そんな激動の時代に、日本の企業家たちも振り回され続けるわけです。厳しい時代、逆境の中でどれだけ踏ん張れるか...。国が厳しい状況の時だからこそ頑張る萬治郎の魂はすごいですし、男として僕もそうありたいと思いました。萬治郎は妻・サト(檀れい)への愛情が原動力となってガンガン動きます。まさに"妻LOVE"の精神(笑)。きっと、今の時代を生きる女性たちが見ても"萬治郎のような夫だったら素敵だな!"と感じてもらえるはずです」


――先日、萬治郎の師匠でもある理助役・西田敏行さんとの撮影現場に潜入させていただきました。緊迫したシーンの撮影の合間、お2人が和やかに談笑されていたのがとても印象的でした。


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「あの日は、"天道ポートワイン"が成功を収めた後、萬治郎が"ウィスキーを始めたい"と理助のところに相談しに行きますが『やめなはれ』と反対されるシーンの撮影でした。萬治郎は『やってみなくちゃわからないじゃないですか』と主張しますが、理助は『わしが老人になって元気がなくなっているから反対しているとでも思っているのか?』と答える。ところがこのシーンで西田さんが『俺のことホントはジジイだと思ってんだろ?』とかものすごく遊んでくるわけですよ。『嘘をつけ!』『嘘じゃありません』ととにかくアドリブの応酬で、笑わずじっと耐えるのに必死でした(笑)」。


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――西田さんをはじめ、豪華な共演者が揃いましたが、撮影時のエピソードがあれば聞かせてください。


「伊武雅刀さんのいぶし銀な演技、田口浩正さんの受けの芝居も素晴らしかったですし、檀さんは、所作の美しさはもちろん、チャーミングな魅力があふれ出ていました。僕の船場ことばがたどだどしかった時、現場で生瀬さんが何度も何度もセリフの練習相手になってくださって...。生瀬さんの愛があふれる現場でのたたずまいにも感動しました。あっ! あと、生瀬さんはボケとツッコミのお約束をとてもよくわかっていらっしゃるので、素晴らしいタイミングでツッこんでくださるんですよ。ですから僕は僕で、天然を膨らませることができました。"優れたツッこみがあると天然が育つんだなぁ"としみじみ(笑)。本当にいい環境で芝居ができたので、そういった部分も味わっていただきたいです」


誰もなし遂げることができなかった"日本初の国産ウィスキー"を完成させるため、心血を注いだ男の人生を描く、日経ドラマスペシャル「琥珀の夢」。少し疲れている今の日本にエールを送る力強い作品になっている。情熱にあふれた萬治郎の夢物語を、ぜひ最後までお見逃しなく!


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【あらすじ】
明治12年。大阪船場・釣鐘町の一角で、米穀問屋「鳴江商店」を営む父・義兵衛と母・ちよの次男として生まれた鳴江萬治郎(内野聖陽)。13歳で薬種商を営む「小南理助商店」の丁稚奉公に出た萬治郎は、そこで洋酒と出会い、店主の理助とともに葡萄酒の開発に関わることに。数年後。20歳になった萬治郎は洋酒の商いを始めようと思い立ち、兄・千恵蔵から贈られた軍資金100円(現在の価値で100万円)を手に神戸へ向かう。ふと、港に停泊する豪華で巨大な客船に目を止めた萬治郎。自分が商いをどう進めるべきか。それを探すためには、ハイカラが集まるこの船に乗らなければならない-そう直感した彼は、思わず客船に乗り込む。そしてここでの出来事が、萬治郎の人生を大きく変えることに...。


【番組概要】
日経ドラマスペシャル「琥珀の夢」
10月5日(金)夜9時放送
テレビ東京系 ※BSテレ東で今冬放送予定
原作:伊集院 静『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』(上・下)(集英社刊/日本経済新聞連載)
出演
内野聖陽 檀れい 生瀬勝久 山本耕史
大東駿介 田口浩正 倉科カナ(特別出演)
中村梅雀 市川左團次 伊武雅刀 原田美枝子 西田敏行
ナレーション:渡辺いっけい

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番組情報INFORMATION

日経ドラマスペシャル 琥珀の夢

日経ドラマスペシャル 琥珀の夢

ベストセラー作家・伊集院静“初”の企業小説を内野聖陽主演でドラマ化! 「やってみなはれ」の精神で日本初の国産ウイスキー造りに命を捧げた男の人生を描く傑作ヒューマンドラマ

放送日時:テレビ東京系列 10月5日(金) 夜9時放送

出演者

内野聖陽、檀れい、生瀬勝久、山本耕史、大東駿介、田口浩正、倉科カナ(特別出演)、中村梅雀、市川左團次、伊武雅刀、原田美枝子、西田敏行【ナレーション】渡辺いっけい

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