「初体験の相手、知らないおじさんだった」義父に援交を強要された過去を告白

【配信終了日:2月15日(金)】動画はこちら!
「ねぇお願い!咲田さん許して!」
一目もはばからず、喫茶店で土下座し号泣するデリヘル嬢・スダチ。咲田とスダチの間に何があったのか!?
主演・濱田岳×白石和彌監督のタッグでデリヘル嬢のワケあり人間模様を描くドラマ24「フルーツ宅配便」(毎週金曜 深夜0時12分放送)。突然、デリヘル店長になった咲田(濱田岳)が、様々な事情を抱える女性と出会う。
業界ご法度"直引き"の処罰とは!? そして、えみの過去が明らかに
デリヘルを舞台に、現代の日本社会が抱える問題を映し出す本作。ドラマ評論家の成馬零一氏の選ぶ2019年冬ドラマ注目作ベスト5にもランクインし、「見終わった後で一番考えさせられるのは、同じデルヘル嬢でも、いろんな境遇の人がいるという多様性である。言葉にすると陳腐だが、人間としてのデリヘル嬢が丁寧に描かれていることが、本作最大の魅力である」と評価を。また、今回はえみの知られざる過去が明らかになり、SNS上でも「切なすぎる」「えみの過去が壮絶すぎて見るのやめちゃったけど、明日見よう」と話題になった。その第5話を振り返る。
《今回のデリヘル嬢》
スダチ(内田滋)
娘の高校受験のため、出勤を増やして頑張ろうとしている。

「フルーツ宅配便」では、咲田(濱田岳)の苦い思い出話で盛り上がっていた。初めての風俗で奮発して60分コースをオーダーしたものの、女は一人でずっとゲームをしていた。残り5分、もはや気乗りのしなくなっていた咲田だったが、女は無理やりサービスを強行しようとし、されるがままに...
「出ちゃいました。けど、それ以来、風俗が苦手で......」
そこにデリヘル嬢・スダチ(内田滋)がやってくる。

「明日から出勤増やしてもらえませんか。うちの娘、今年高校受験で。何かとお金がかかるの」
昼間の仕事の関係で出勤できるのは月2回が限度と言っていたスダチだったが、背に腹は代えられないとデリヘルの出勤を増やすことにしたのだった。

娘の進学のため仕事を増やしたスダチは、客の水谷(古舘寛治)から、あることを提案されていた。
「金稼ぎたいんなら、もっとうまくやったほうがいいんじゃないか? 手っ取り早いのは"直引き"だね」
直引きとは、店を通さず客と直接やりとりして稼ぐこと。「フルーツ宅配便」では禁止されている行為だ。

咲田の待つ車に戻ってきたスダチは、オプションがキャンセルになったと告げる。スダチの様子が少しおかしかったものの、えみのことで頭がいっぱいの咲田は、その異変に気づかなかった。

先日ホテルで見かけたデリヘル嬢はえみ(仲里依紗)だったのではないか...。思い悩む咲田に、えみから電話がかかってくる。週末の誘いだった。
約束の日。咲田は、いいデート先が思い浮かばず、中学の時に遠足で行った「白城ふれあい牧場」にえみを連れて行く。
「ほんとすごい楽しいよ! 連れてきてくれてありがとね」
動物とふれあい、遊園地で遊び、子どものようにはしゃぐえみ。その明るい笑顔に、ほっとする咲田だったが...

牛の乳しぼりをしながら、えみがつぶやく。
「私ね、デリヘルで働いてるの」
薄々気づいてはいたものの、いざ告げられると、どう受け止めていいのかわからず...放心状態で牛の乳を搾り続ける咲田。
ホテルでえみを目撃しても、見間違いだと思い込もうとしていた。中学の頃、勉強もスポーツもできて明るいえみはクラスの人気者だった。そんなえみがデリヘルで...咲田にはどうしても信じられなかったのだ。
困惑する咲田に、えみは中学時代の真実を明かす。

中学の時に両親が離婚し、母親に引き取られたえみ。しかし、母親は新しい恋人の子どもを身ごもり、結婚することになった。母親に家を追い出されたえみは、義父に紹介された仕事で生計を立て、自力で高校にも行ったのだ。
「だから、明るく振る舞ってたのは、なんかあれ...全部ウソなんだ」
泣きそうになるのを堪えながら話すえみ。ショックを受けながらも静かに聞いていた咲田は、えみのためを思って説得を始める。
「でも、そのことと風俗で働くことは関係ないと思うよ」
"風俗永久機関"と言われ、風俗で働く人の多くは、最初はお金貯まったらやめようと思っていても、もっとお金が欲しくなり結局やめられない状態に陥ってしまう。
「この業界にそまっちゃだめだよ。今なら戻れるよ」
しかし、咲田の言葉がえみを傷つけてしまう。
「もう遅いよ」
えみが義父から紹介された仕事は援助交際だった。中学生のときから身体を売っていたえみに、咲田の言葉が深く突き刺さる。

「私の初体験の相手、知らないおじさんだったんだよね」
あまりのつらさに母親に助けを求めるも拒絶されたえみは、絶望して橋の上から飛び降りようとし...。咲田たちが声をかけたのは、そんな状況だったのだ。
「あの時、ホントは死のうとしてた。私、もう戻れないんだよ」
誰かに話すと少しは楽になるかもしれない。咲田なら自分の気持ちを分かってくれるかもしれない。すがるような思いから過去を打ち明けたえみ。
しかし、咲田の口から出たのは「業界に染まるな」「すぐやめろ」という、えみがこれまで何千万回も言われてきた言葉だった。
「話さなきゃよかったね。もう前と同じ顔じゃ会えなくなっちゃったね」
悲しく笑うえみに、咲田は何も言うことができなかった。

その頃、ミスジ(松尾スズキ)は、飲み屋でスダチと常連の水谷を見かける。直引きを怪しんだミスジはその後をつけ、2人がホテルに入るのを確認。
「あいつ直引きやってんぞ」
ミスジにそう言われた咲田は、スダチのオプションがキャンセルになった日のことを思い出す。えみのことで頭がいっぱいの咲田は、スダチの異変に気づかなかったのだ。ミスジは、水谷を出禁、スダチには100万円の罰金を課す。
咲田は、喫茶店にスダチを呼び出し、処罰について告げる。
「ねぇお願い!咲田さん許して!」
スダチは号泣し、他の客の目もはばからず土下座。
「どうしても娘のためにお金が必要なの。見逃してください」
良心が痛んだ咲田は、スダチに100万円を貸すことを提案するが、そこにミスジが現れ...。業界の掟を破った者に、ミスジが下した決断とは!?
そして、デリヘル嬢であることを告白したえみ。彼女の働く店がドラマ後半でフルーツ宅配便を最大のピンチに追いやることに!?
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コミュ障デリヘル嬢の恋
次回、2月15日(金)深夜0時12分放送の第6話では、

レモン(北原里英)
コミュ障のデリヘル嬢。いつもチェンジされてばかりで悩んでいる。

フルーツ宅配便の一番人気みかん(徳永えり)がインフルエンザにかかり、イチゴ(山下リオ)も祖父の葬式でお店を休むことに。他のデリヘル嬢も都合がつかず、出勤できるのはコミュ障でいまだに客を取ることができないレモン(北原里英)だけという危機的状況に。
そんな時に、よりによってクレームが多い要注意人物・安田(山中崇)からの予約が...。咲田(濱田岳)は仕方なく、レモンをつけることにするが、案の定、チェンジになってしまう。フルーツ宅配便始まって以来のピンチに立ちあがったのは、伝説のデリヘル嬢...!?
一方、毎回チェンジされ、お店に迷惑をかけていると落ち込むレモンだが、フリーの予約が入り、ホテルへ向かうと、そこには女性が苦手でうまく話せない客・関(黒田大輔)が。この出会いが、なんと恋に発展!?
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