脚の長い鳥が描かれた陶器の鍋で作るフランス料理とは? 亡き父からの娘への想い:シェフは名探偵

【最終回の3行まとめ】
・フランス料理を食べたことがないという安倍が来店。
・三舟は、安倍の父の遺品「陶器の鍋」から娘への想いを紐解く。
・三舟自身も、ついに失踪していた父と再会し......

chef_20210808_01.jpg【配信終了:2021年8月9日(月)】動画はこちら

すぐにお節介を焼いてしまうシェフが、人並み外れた洞察力と推理力で訪れた客の謎を解くグルメミステリードラマ「シェフは名探偵」(毎週月曜夜11時06分放送/テレビ東京ほか)、第9話(最終回)を振り返る。



町の小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」。店のメンバーは、シェフの三舟、スーシェフ(副料理長)の志村洋二(神尾佑)、ソムリエの金子ゆき(石井杏奈)、ギャルソンの高築智行(濱田岳)。

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三舟は、壊れてしまった愛用の古いスツールが見当らないと探していた。高築が捨ててしまったのだ。高築は代わりに新しい椅子をプレゼントするが、古いスツールは三舟が幼い頃に父からもらった思い出がこもったものだった。責任を感じた高築は志村と金子の協力を得て、あちこち捜し回るが......。

三舟の父と交流のある安倍(奥貫薫)からディナーの予約が入る。乳製品アレルギーでフランス料理を一度も食べたことがないという彼女が、なぜ?

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安倍は、いつものカジュアルな服装とは打って変わってドレスアップして来店。三舟たちに、こう告げる。

「今日はフランス料理と和解しに来たんです」

安倍は、若い頃にパン屋を営んでいたことを明かすなど志村たちとの会話も楽しみながら、乳製品を使わないフランス料理を堪能。そして最後に、「フランス料理で使う陶器の鍋はないか」と三舟に尋ねる。深い円形の鍋で、脚の長い鳥の柄が入っているという。三舟は「次にいらっしゃった時、その鍋を使った料理をお出ししますよ」と約束する。

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一週間後、安倍が再び来店。三舟は陶器の鍋を使ったフランス・アルザス地方の名物料理「ベッコフ」を出す。鍋に描かれている脚の長い鳥は、アルザス地方のシンボルでもあるコウノトリ。この鍋にラードを塗って下ごしらえをした具材を入れ、蓋の周りをパン生地でしっかりふさいでから、オーブンでじっくり焼いて調理する。分厚い陶器はゆっくりと熱を抱え込んで素材を蒸し焼きにし、直火で焼いたのとは違った味わいになるのだ。「ベッコフ」に大満足する安倍を見守っていた三舟は、こう投げかける。

「フランス料理との和解はできましたか? というよりも、あなたにとってとても大切な人との和解」

三舟は、安倍がフランス料理を食べたことがないにも関わらずマナーなどを熟知していたため、彼女の身内にフランス人かフランス料理の関係者がいる、しかしベッコフの鍋について知らなかったのは何らかの事情で今はその人に聞けないからだと推測したのだ。

安倍の父はフランス料理のシェフだった。得意料理は濃厚でクラシックなバターと生クリームをたっぷり使った料理。乳製品アレルギーの安倍は、父の料理を食べたことがなかった。安倍は母を幼い頃に亡くし、父は仕事が忙しいため祖母に育てられた。父に捨てられたと思い込んだ娘と、不器用で気持ちを伝えられない父。お互い歩み寄れないまま、父は12年前、アルザスを旅している途中に病で亡くなった。ベッコフの鍋は父の遺品だったのだが、安倍には何に使うのか分からない。彼女は今まで食べられなかったフランス料理を食べて、父と向き合う決意をしたのだった。フランス料理とは和解できたが、死んだ父とは......と哀しそうな安倍に、三舟のおせっかいが始まる。

「ちょっといいですか? 少し思ったんですけど......」

ベッコフの鍋はレストランや家庭で使うものではなく、ある特別なかまどで使われる鍋。この鍋を使えばバターも生クリームも必要ない。必要なのは......!? 三舟は、ベッコフの鍋から父の娘に対する思いを紐解いていく。

そして、三舟は、ついに失踪していた父・英雄(吉澤健)と再会。父の味を追い続ける三舟が作った思う出の料理「牛肉のドーブ」を口にした英雄は......!?



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